障害者支援施設での仕事に悩むあなたへ:利用者との信頼関係構築と心のケア

障害者支援施設で働き始めて1ヶ月ちょっと経ちましたが、辛いです。閲覧ありがとうございます。調理関係の専門学校を卒業し、障害者支援施設で働いている20代の女です。介護や介助に関する知識は全くなく、0からのスタートでしたが、段々と慣れてきました。この仕事は知人が紹介してくれました。優しい職員ばかりで、無知な私にも親切に仕事を教えてくれます。私が辛いと感じているのは、施設の利用者の事です。右半身に麻痺があり、立ち上がる時や着替えの時などに介助が必要になる利用者がいるのですが、私がその利用者の部屋に行って着替え介助をしようとすると「あなた以外の職員はいないの?」「○○さんに頼みたい」と言われます。昨日は、私が着替え介助に行ったら、ずっと下を向いてしまって、話し掛けても無言でした。「あなたはもう少し力があればいいけど、力が無いから、あなただと立てないんだ」と言われてしまい、ショックで涙が出そうになりました。体が大きい利用者なので(私は身長が低く、力もあまりありません。)、立ち上がる時は力がいるのです。「あなたは本当に職員なの?」とも言われてしまいました。部屋に行くとにこにことして話す事もありますが、着替え介助などの時は、私にはしてほしくないようなのです。また、他の利用者なのですが、私以外の職員が薬を飲ませようとすると飲むのに、私が飲ませようとすると嫌がって飲まなかったり、話し掛けても無視してきたり…。もちろん、嬉しい事や楽しい事は沢山あります。私が来ると嬉しそうに近寄ってくる利用者、手を繋いでくる利用者、出勤すると「おはよう」と言ってくれる利用者。利用者と話す時間が好きでした。嬉しい事や楽しい事の方が圧倒的に多いから頑張れました。ですが、嬉しい事も楽しい事も、仕事を頑張る為の糧にならなくなってきました。家に帰ってくると、泣いてしまいます。仕事中は常に笑顔です。この仕事を紹介してくれた知人は、この職場の関係者なので、辞めたら申し訳ないない気がしますし、色んな方に迷惑をかけることになります。仕事のために住民票も移しました。地方に住んでいるため、求人はあまりなく、辞めても次の仕事を見付けられるかは分かりません。病気になって入院出来たら良いのに…怪我をして仕事を辞める事になれば楽なのに…とか考えてしまいます。辛いです。どうしたら良いでしょうか。

1. 利用者からの拒否反応への対応:信頼関係構築がカギ

介護・介助において、利用者からの拒否反応は、よくある問題です。特に、着替え介助や服薬介助といった、プライバシーに関わる場面では、利用者の不安や抵抗感が強く表れることがあります。 今回のケースでは、利用者の方々があなたを信頼しきれていないことが原因と考えられます。

信頼関係構築のための具体的なステップ

* 丁寧なコミュニケーション: 言葉遣い、声のトーン、表情に気を配り、常に敬意を払った接し方を心がけましょう。 「○○さん、着替えのお手伝いをさせていただきますね。ごゆっくり構いませんので、お手伝いさせてください。」など、ゆっくりと、優しく、丁寧に言葉を選びましょう。
* 余裕を持った時間設定: 介助に急かされることなく、利用者さんのペースに合わせてゆっくりと時間をかけることが重要です。焦らず、余裕を持って対応することで、利用者さんの安心感を高めることができます。
* 身体的負担軽減: 身長が低く、力が少ないことを気にされているようですが、無理せず、適切な介助方法を学ぶことが大切です。 同僚に介助方法を相談したり、施設に設置されているリフトなどの補助具を積極的に活用しましょう。 介助技術の向上は、あなたの自信にも繋がり、利用者への安心感にも繋がります。
* 個別対応: 利用者によって、好みや性格、介助への抵抗感などが異なります。 それぞれの利用者さんの個性や状況を理解し、一人ひとりに合わせた対応を心がけましょう。 例えば、ある利用者さんは、特定の職員を好む場合もあります。その理由を理解しようと努め、その職員と協力して、徐々にあなたへの信頼を築いていく方法も考えられます。
* 小さな成功体験を積み重ねる: 最初は小さなことから始め、成功体験を積み重ねていきましょう。 例えば、挨拶をしっかりする、笑顔で接する、簡単な雑談をするなど、小さなコミュニケーションから信頼関係を築いていくことが重要です。 「今日は天気いいですね」といった些細な会話から始めるのも効果的です。
* 専門家のアドバイス: 施設の先輩職員や上司、場合によっては、外部の専門機関(介護福祉士会など)に相談し、適切な介助方法やコミュニケーション方法についてアドバイスを求めましょう。 彼らは豊富な経験と知識を持っていますので、的確なアドバイスが得られるはずです。

2. 感情の整理と自己ケア:心の負担を軽減する

仕事で辛い思いをしていると、家に帰ってからも気持ちが落ち込み、涙が止まらなくなるのは当然です。 あなたは決して一人ではありません。 多くの介護職の方が、同じような悩みを抱えています。 大切なのは、自分の心をケアすることです。

心の負担を軽減するための具体的な方法

* 記録をつける: 日々の出来事を記録に残すことで、自分の感情を客観的に見ることができます。 辛い出来事だけでなく、嬉しかったこと、楽しかったことも記録しましょう。 ポジティブな出来事を振り返ることで、心のバランスを保つことができます。
* 同僚や上司への相談: 職場の同僚や上司に相談することも有効です。 彼らはあなたの状況を理解し、サポートしてくれるはずです。 一人で抱え込まず、相談することで、気持ちが楽になることもあります。
* 専門機関への相談: どうしても辛い場合は、産業医やメンタルヘルス相談窓口などに相談しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、適切な対処法を見つけることができます。 相談することは弱さではありません。 むしろ、自分の心を大切にする、強い意志の表れです。
* 趣味や休日の過ごし方を見直す: 仕事以外の時間を使って、自分の好きなことをする時間を作ることも大切です。 趣味に没頭したり、友人と会ったり、リラックスできる時間を確保することで、心の疲れを癒すことができます。 休日は、完全に仕事のことを忘れて、自分自身と向き合う時間にしてください。
* ストレス軽減のための工夫: アロマテラピー、瞑想、軽い運動など、ストレス軽減に効果的な方法を試してみましょう。 自分に合った方法を見つけることが重要です。

3. 仕事継続の判断:自分自身と向き合う

現在の状況を踏まえ、仕事に就き続けるか、転職するかを真剣に考える必要があります。 しかし、安易に辞めるのではなく、まずは以下の点を検討してみましょう。

仕事継続か転職かを判断するポイント

* 現状維持の可能性: 現状を改善できる可能性を探りましょう。 施設側に相談し、研修を受けたり、他の職員との連携を強化したりすることで、状況が改善する可能性もあります。
* キャリアプラン: 介護の仕事にやりがいを感じているのか、それとも違う仕事に就きたいのか、自分のキャリアプランを改めて考えましょう。 調理の専門知識を生かせる仕事を探してみるのも良いかもしれません。
* 経済状況: 転職した場合の経済的な負担を考慮する必要があります。 生活費、転職活動にかかる費用などを考慮し、現実的なプランを立てましょう。
* サポート体制: 家族や友人、職場の同僚など、あなたを支えてくれる人がいるかを確認しましょう。 一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けながら、じっくりと考える時間を取りましょう。

4. 転職活動:新たな一歩を踏み出す

もし転職を決意した場合、効率的な転職活動が重要です。

効果的な転職活動

* 求人情報の収集: ハローワーク、転職サイト、求人情報誌などを活用して、自分に合った求人を探しましょう。 地方在住とのことですが、オンラインでの求人情報も積極的に活用することで、選択肢が広がる可能性があります。
* 履歴書・職務経歴書の作成: あなたの経験やスキルを効果的にアピールできるよう、丁寧に作成しましょう。 調理の専門知識や、介護の仕事で培った経験は、多くの職種で役立つ可能性があります。
* 面接対策: 面接では、あなたの経験やスキル、人となりなどを効果的に伝えられるよう、事前にしっかりと準備をしましょう。 模擬面接を行うことで、本番に臨む自信をつけることができます。

まとめ:あなたを支える人々を見つけ、一歩ずつ進んでいきましょう

辛い状況にあることは間違いありませんが、あなたは決して一人ではありません。 周囲のサポートを受けながら、一歩ずつ進んでいきましょう。 この記事が、あなたにとって少しでも力になれば幸いです。

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