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障子の構造とリメイクの可能性
障子の構造は、外側の枠(縦枠と横枠)と、その内側に張られた障子紙、そして障子紙を支える格子状の細い木(桟:さん)から成り立っています。質問者様がおっしゃる「木がクロスしてる感じ」は、この桟のことですね。 桟の数は、障子の大きさやデザインによって異なりますが、確かに多いと洋風インテリアには合わないと感じるかもしれません。
桟を減らすことは、DIYとして可能です。ただし、障子の構造を理解した上で、慎重に作業を進める必要があります。 安易な作業は、障子の破損や怪我につながる可能性があるため、注意が必要です。
桟を減らす方法と注意点
桟を減らすには、以下の手順で作業を進めます。
1. 事前準備:必要な道具と材料
* のこぎり:細かい作業に適した精密のこぎりか、金切のこぎりを選びましょう。
* やすり:切断面を滑らかにするのに必要です。
* 金槌:桟を外す際に必要になる場合があります。
* ペンチ:釘やホッチキス針の除去に使用します。
* 保護メガネ:のこぎりの作業で目に入るのを防ぎます。
* マスク:粉塵を吸い込まないようにします。
* 軍手:怪我防止に必須です。
* 白木用の塗料:桟を白く塗装するために必要です。
* 刷毛またはローラー:塗料を塗布するための道具。
* マスキングテープ:塗装範囲を綺麗に仕上げるために使用します。
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2. 桟の切断
* 障子を丁寧に外します。障子が古い場合は、破損に注意しながら作業しましょう。
* 桟を切断する位置を決め、慎重にのこぎりで切断します。一気に切ろうとせず、ゆっくりと丁寧に作業することが重要です。
* 切断面はやすりで滑らかに研磨します。
3. 桟の撤去(必要に応じて)
全ての桟を減らすのではなく、一部の桟を残して減らすことも可能です。 桟を完全に撤去する場合は、障子紙を剥がしてから作業を行いましょう。桟は釘やホッチキスで固定されている場合があるので、ペンチなどで丁寧に外します。
4. ベニヤ板の取り付け
質問者様は障子の下半分にベニヤ板を取り付ける予定とのことですが、これは強度を確保する上で有効な方法です。ベニヤ板は、ホームセンターなどで簡単に購入できます。
* ベニヤ板を適切なサイズにカットします。
* 木工用ボンドや釘、ビスなどで障子枠に固定します。強度が必要な場合は、ビスを使用することをお勧めします。
* ベニヤ板を取り付けた後、全体を白く塗装します。
5. 塗装
桟とベニヤ板を白く塗装することで、洋風な雰囲気になります。塗装する際は、換気の良い場所で作業し、マスクを着用しましょう。 塗料の種類によっては乾燥時間が異なるため、製品の説明書をよく読んで作業してください。
専門家のアドバイス:DIYのリスクと代替案
DIYは楽しい反面、失敗や怪我のリスクも伴います。特に、障子のような繊細な構造物に対しては、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
もし、DIYに不安がある場合は、インテリアリフォーム業者に相談することをお勧めします。業者であれば、安全かつ綺麗に障子をリメイクすることができます。また、予算や時間、デザインの相談にも乗ってくれるでしょう。
完成イメージとインテリアとの調和
白く塗装された障子にベニヤ板を組み合わせることで、シンプルでモダンな雰囲気の空間が実現できます。 例えば、白を基調とした北欧風インテリアや、シャビーシックなインテリアとの相性も抜群です。 他の家具や小物とのバランスを考えながら、全体のコーディネートを楽しみましょう。
まとめ:安全第一で素敵な空間を
障子のリメイクは、自分らしい空間を作るための素晴らしいDIYです。しかし、安全に作業を進めることが何よりも重要です。 今回のアドバイスを参考に、慎重に作業を進めて、素敵な洋風空間を実現してください。 もし、不安な点があれば、専門家に相談することを忘れないでください。