階段窓の設置位置と開閉方法に関する疑問と解決策

階段の窓について。新築です。コの字型に、2つに折れた階段です。階段の、踊り場のところに、窓があります。玄関すぐ横に階段なので、正面外観になるところです。窓の位置なんですが、2階の部屋の位置と、同じ高さです。そして、押して開ける窓になってます。私としては、その位置で、開ける必要はあるのか?開けられるのか?踊り場に脚立を置いて開けるのか?はめごろし、で良いのではないか?開けたいのであれば、位置を下げたほうが、いいのでは?と思います。ご意見お聞かせください。また、設計士さん側の意図がわかれば、教えてください。ちなみに、玄関上は、吹き抜けです。

階段窓の位置と開閉方法:安全性と利便性の両立

新築住宅の階段踊り場にある窓の位置が高く、開閉方法に疑問を感じていらっしゃるんですね。玄関横に位置し、吹き抜けのあるコの字型階段という特殊な状況も考慮すると、設計意図の理解と、安全で使いやすい窓のあり方について検討する必要があります。

設計士の意図の推測

まず、設計士の意図を推測してみましょう。2階と同じ高さの窓は、以下の理由が考えられます。

  • デザイン性:吹き抜けと階段を繋ぐ視覚的なアクセントとして、窓の高さを2階と揃えることで、空間の広がりや開放感を演出している可能性があります。高窓は、採光効果だけでなく、デザイン上のポイントとして用いられることも多いです。
  • 採光と通風:高窓は、直接的な採光よりも、間接的な採光を得るのに有効です。また、高い位置にあることで、より効果的な通風を期待できる可能性もあります。特に吹き抜けのある空間では、上部からの通風は重要です。
  • 眺望:玄関から見える位置にある窓なので、眺望を確保する目的もあるかもしれません。高い位置に設置することで、より広い範囲の景色を楽しめるというメリットがあります。

しかし、ご指摘の通り、現実的な利便性や安全性に問題がある可能性も否定できません。2階と同じ高さの窓は、開閉に脚立が必要となり、危険が伴います。特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、事故のリスクが高まります。

窓の開閉方法の検討:安全性と利便性を考慮した改善策

窓の開閉方法については、以下の点を考慮して検討する必要があります。

  • 安全性:脚立を使用せずに開閉できる方法を検討する必要があります。例えば、窓の位置を下げる、窓の種類を変える(例えば、手動式ではなく電動式にする)、または、開閉頻度が少ない場合は、はめ殺し窓にするなどです。
  • 利便性:窓の開閉が容易であることが重要です。頻繁に開閉する必要がある場合は、手の届く位置に窓を設置するか、開閉しやすいタイプの窓を選ぶ必要があります。もし、頻繁に開閉する必要がないのであれば、はめ殺し窓も選択肢の一つです。
  • デザイン性:窓の位置や種類を変えることで、デザイン性が損なわれる可能性があります。そのため、安全性と利便性を確保しつつ、デザイン性も考慮したバランスの良い解決策を見つけることが重要です。

具体的な解決策

現状の窓の位置と開閉方法を維持するのか、変更するのかを検討する必要があります。

1. 窓の位置を下げる

最も安全で利便性の高い方法は、窓の位置を下げることです。設計段階であれば、変更も比較的容易です。ただし、デザイン性の変更を伴うため、設計士とよく相談する必要があります。

2. 窓の種類を変える

窓の種類を変えることも検討できます。例えば、以下の選択肢があります。

  • 電動式窓:リモコンで開閉できるため、安全で便利です。ただし、初期費用が高くなる可能性があります。
  • 手動式窓(改良):より開閉しやすいタイプのハンドルや、窓枠のデザインを変更することで、使い勝手を向上させることができます。
  • はめ殺し窓:開閉できない窓ですが、安全性と防犯性を高めることができます。採光と通風を確保するために、別の場所に窓を設置する必要があります。

3. 現状維持(安全対策を講じる)

窓の位置をそのまま維持する場合は、安全対策を講じる必要があります。

  • 脚立の使用:脚立を使用する場合は、必ず安定した場所に設置し、安全に配慮して開閉する必要があります。転倒防止策も講じるべきです。
  • 開閉頻度の低減:頻繁に開閉する必要がない場合は、はめ殺し窓と同じように、あまり開閉しないように心がけることも重要です。定期的な清掃などは、プロに依頼するのも手です。

専門家の意見

建築士やインテリアコーディネーターに相談することで、より具体的な解決策を見つけることができます。彼らは、安全面、デザイン面、予算面などを考慮した上で、最適な提案をしてくれるでしょう。

まとめ:安全で快適な空間をデザインするために

階段窓の設置位置と開閉方法は、安全性と利便性を両立させることが重要です。設計士との丁寧な話し合いを通して、ご家族の生活スタイルや安全性を考慮した最適な解決策を見つけることが大切です。 上記の提案を参考に、安全で快適な住空間を実現してください。

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