階段の通行を知らせる!2階への来客感知システム導入ガイド

一階の階段にセンサーを置いて、誰かがその階段を通ったら2階の自分の部屋の受信機?で音で知らせてくれる。そんな事がしたいんですがどんなものを買えばいいですか?

1. 階段通行感知システムの概要と選び方

ご質問ありがとうございます。1階の階段の通行を2階の部屋で音で知らせるシステムをご希望とのことですね。これは、防犯対策や、高齢者の見守り、小さなお子さんへの安心対策など、様々な目的で活用できる便利なシステムです。実現するには、大きく分けて以下の3つの機器が必要です。

  • センサー:階段の通行を検知する装置。赤外線センサー、圧力センサー、超音波センサーなど様々な種類があります。
  • 送信機:センサーで検知した情報を無線で受信機に送信する装置。センサーと一体型のものや、別体型のものが存在します。
  • 受信機:送信機からの情報を音声や光で知らせる装置。アラーム音やチャイム音などを設定できるものが一般的です。

これらの機器を組み合わせることで、階段の通行を2階で確実に感知できるシステムを構築できます。選ぶ際のポイントは、以下の通りです。

1-1. センサーの種類と設置場所

  • 赤外線センサー:人体から発せられる赤外線を感知します。設置場所を選びませんが、ペットの動きにも反応する可能性があります。感度調整が可能なものがおすすめです。
  • 圧力センサー:床面の圧力を感知します。階段マットなどに埋め込むタイプや、床に直接貼り付けるタイプがあります。誤作動が少ないのがメリットですが、設置場所が限定されます。
  • 超音波センサー:超音波を発信し、反射波の変化から人の動きを検知します。広い範囲をカバーできますが、障害物に影響を受けやすいです。

階段の構造や、ペットの有無、設置場所の制約などを考慮して、最適なセンサーを選びましょう。例えば、ペットがいる場合は、ペットの動きに反応しにくいセンサーを選ぶ必要があります。また、階段の形状によっては、センサーの設置場所が限られる場合もあります。

1-2. 送信機と受信機の機能

送信機と受信機は、無線通信で接続されます。通信距離や、受信機の機能(音量調整、音の種類、光による通知など)を確認しましょう。通信距離が短い場合は、中継器が必要になる可能性があります。また、受信機の設置場所も考慮し、音や光が確実に届く範囲に設置する必要があります。

1-3. 電源方式

センサーや受信機は、電池式かコンセント式かを確認しましょう。電池式は設置場所を選べますが、電池交換の手間がかかります。コンセント式は電池交換の手間が省けますが、コンセントが必要になります。

2. 具体的な製品例と購入方法

様々なメーカーから、階段の通行を感知するシステムが販売されています。例えば、ホームセキュリティシステムの一部として、このような機能を提供している製品もあります。また、単体で販売されているセンサーや受信機を組み合わせることも可能です。

2-1. ホームセキュリティシステム

ホームセキュリティシステムの中には、ドアや窓の開閉だけでなく、モーションセンサーによる動き検知機能も備えているものがあります。これらを活用することで、より高度なセキュリティシステムを構築できます。ただし、価格が比較的高い傾向にあります。

2-2. 単体センサーと受信機

Amazonや楽天市場などのオンラインショップ、ホームセンターなどで、単体で販売されている赤外線センサーや無線チャイムなどを購入し、組み合わせることも可能です。この方法であれば、予算を抑えることができますが、自分でシステムを構築する必要があるため、多少の知識や技術が必要です。

2-3. 専門業者への相談

システム構築に不安がある場合は、電気工事店やセキュリティ会社などに相談してみるのも良いでしょう。専門業者であれば、最適なシステムを提案し、設置・設定まで行ってくれます。費用は高くなりますが、安心感を得られます。

3. 設置方法と注意点

システムの設置は、製品によって異なりますが、一般的には、センサーを階段の上部に設置し、受信機を2階の部屋に設置します。設置する際には、以下の点に注意しましょう。

  • センサーの設置位置:階段の通行を確実に検知できる位置に設置します。死角がないように注意しましょう。
  • 受信機の設置位置:音や光が確実に届く位置に設置します。邪魔にならない場所に設置しましょう。
  • 配線:コンセント式の場合は、安全に配線を行いましょう。必要に応じて、電気工事士に依頼しましょう。
  • テスト:設置後、動作確認を行いましょう。誤作動がないか、感度が適切かを確認しましょう。

4. インテリアとの調和

センサーや受信機のデザインも、インテリアとの調和を考慮しましょう。目立たない場所に設置したり、インテリアに合うデザインのものを選ぶことで、部屋の雰囲気を損なうことなくシステムを導入できます。

5. まとめ

階段の通行を2階の部屋で知らせるシステムは、防犯対策や見守り、安心対策として非常に有効です。ご自身の状況や予算に合わせて、最適なシステムを選び、安全で快適な生活を実現しましょう。

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