階下からの騒音問題と賃貸マンションでの解決策

階下の騒音に悩んでいます。築8年の3階建、賃貸マンションの3階角部屋に住んでいます。すぐ下の部屋からの騒音に悩んでいます。5才と7才くらいの女の子2人の家族で、運動会並みのドタバタとピアノの練習で参ってます。私達のこの部屋の決めては募集広告の「遮音性に優れています」と契約書の「ピアノ不可」とこの辺りでは珍しくマンション(RC構造)だったことと最上階の角部屋という点に惹かれてです。私達は結婚して新居として選び、私が数ヶ月で妊娠が発覚したので退社しました。それから、昼間マンションで過ごすようになり、さらに騒音に悩むようになりました。騒音は朝10~夜8時なのですが、やはり我慢出来ません。とくにピアノは契約書に不可とありますし、私の家で演奏してるかと思うくらいハッキリ聞こえます。マンションの広さから考えて本物のピアノとは考えにくいです。ちなみに声は、まったく聞こえません。そこは安心しています。ここまで階下の騒音が聞こえると思ってませんでした。不動産屋に相談する(不満を訴える)価値は、ありますよね?初めての経験なのでアドバイスお願いします。妊娠中で過敏ですし、出産後の生活にも不安です(T_T)旦那さんが夜勤をやっていて、しっかり眠れないのも可哀相でなりません。騒音以外は、とても気に入っています。私達は、騒音を出さないよう気を付けて生活しています。

賃貸マンションにおける騒音問題:原因と解決策

築8年の賃貸マンション3階角部屋にお住まいとのこと、妊娠中という状況下での騒音問題は非常に辛いですね。 「遮音性に優れている」という謳い文句と「ピアノ不可」の契約にも関わらず、階下からの騒音に悩まされている現状、ご心労お察しいたします。

まず、騒音の原因を特定することが重要です。 記載されている「運動会並みのドタバタ」と「ピアノの音」は、それぞれ異なる対策が必要になります。

1. ドタバタ音の原因と対策

5歳と7歳の子供がいるご家庭からの生活音は、どうしてもある程度は避けられません。しかし、「運動会並み」という表現から、通常の生活音を超えるレベルの騒音である可能性が高いです。 原因としては、以下の可能性が考えられます。

  • 床材の材質:マンションの床材によっては、衝撃音を伝えやすい場合があります。特に、軽量鉄骨造よりもRC造の方が遮音性は高いものの、床材の種類によっては十分な効果を発揮しないケースもあります。
  • 家具の配置:重い家具を置くことで、ある程度の防音効果が期待できます。逆に、軽い家具や床に直接接触する家具は、振動を伝えやすくなります。
  • 子供の遊び方:走り回ったり、ジャンプしたりする遊び方は、どうしても大きな音を発生させます。階下への配慮を促す必要があるかもしれません。
  • 防音対策の不足:階下のご家庭が、防音対策を全くしていない可能性も考えられます。カーペットやマットなどの敷設は、騒音低減に効果があります。

2. ピアノの音の原因と対策

契約書に「ピアノ不可」と記載されているにも関わらず、ピアノの音が聞こえるのは問題です。 電子ピアノであっても、防音対策が不十分であれば、下階に響く可能性があります。

  • ピアノの種類:電子ピアノであっても、機種によっては音量や響きが大きく、下階に響く可能性があります。アコースティックピアノであれば、なおさらです。
  • 演奏時間:演奏時間や音量を制限する必要があるかもしれません。夜間や早朝は特に注意が必要です。
  • 防音対策:階下のご家庭が、防音対策を全くしていない可能性も考えられます。ピアノを置く場所の床下に防振マットを敷設するなど、対策が必要です。

不動産会社への相談:具体的な手順と注意点

騒音問題に対して、不動産会社に相談することは非常に重要です。 まずは、以下の手順で進めてみましょう。

1. 事実関係の記録

騒音発生日時、内容、程度などを記録しておきましょう。 できれば、録音や動画撮影も有効です(ただし、プライバシーに配慮し、許可なく撮影することは避けましょう)。 記録は、客観的な証拠として重要になります。

2. 不動産会社への連絡

電話やメールで、騒音問題について相談します。 具体的な状況を説明し、改善を求めることを明確に伝えましょう。 記録した事実関係を伝え、証拠として提示することも有効です。

3. 面談による交渉

電話やメールだけでは解決しない場合は、不動産会社と直接面談を行い、問題解決に向けて交渉しましょう。 冷静に、そして具体的に問題点を説明することが重要です。 妊娠中であること、旦那さんが夜勤であることなども伝え、状況を理解してもらうように努めましょう。

4. 具体的な改善策の提案

不動産会社に、具体的な改善策を提案してみましょう。例えば、階下への注意喚起、騒音測定の実施、防音工事の費用負担などを提案できます。

5. 法的措置

交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討する必要があるかもしれません。

騒音対策:ご自身でできること

不動産会社への相談と並行して、ご自身でもできる騒音対策を行いましょう。

1. カーテンやラグの活用

厚手のカーテンやラグは、ある程度の遮音効果があります。 特に、窓からの騒音は、カーテンで軽減できます。

2. 家具の配置

重い家具を壁際に配置することで、振動を吸収する効果があります。

3. 遮音材の利用

市販の遮音材を利用することで、騒音低減効果を高めることができます。 壁や床に貼り付けるタイプの遮音材がおすすめです。

専門家の意見:騒音問題の解決に向けて

騒音問題は、専門家の知識と経験が必要な場合もあります。 必要に応じて、以下の専門家に相談することを検討しましょう。

  • 不動産鑑定士:マンションの遮音性能について専門的な意見を聞けます。
  • 建築士:騒音対策工事に必要な費用や工法について相談できます。
  • 弁護士:法的措置を検討する場合に相談しましょう。

まとめ

妊娠中という状況下での騒音問題は、精神的にも肉体的にも大きな負担となります。 まずは、不動産会社に相談し、問題解決に向けて積極的に行動しましょう。 ご自身でもできる騒音対策を行いながら、専門家の意見も参考に、穏やかな生活を取り戻せるよう願っています。

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