間取り図面と家具配置:3640mmの洋間で4寸角柱を使う場合の内寸計算と家具配置のポイント

質問です。間取り図面が出来上がってきました。家具の配置を考えています。洋間の一辺の寸法が、3640mmとあります。4寸角の材料を使う予定(木造)、だと、部屋の内寸は何mmになりますでしょうか。次の打ち合わせまでに調べておきたいので、よろしくお願いします。

3640mmの洋間における内寸の計算方法

まず、質問にある「4寸角の材料」とは、木材の断面が4寸(約12cm)四方であることを意味します。木造住宅では、柱や壁の厚みとしてこの寸法が用いられることが多いです。

3640mmの洋間の一辺の内寸を計算するには、壁の厚みを考慮する必要があります。 洋間の一辺が3640mmということは、これは外寸です。 4寸角(約120mm)の柱を両側に使うと仮定すると、壁の厚みは合計で240mmになります。よって、部屋の内寸は約3640mm – 240mm = 3400mm となります。

しかし、これはあくまで簡略計算です。実際の内寸は、以下の要素によって変化します。

  • 柱の太さ: 4寸角はあくまで目安です。実際の柱の寸法は、使用する木材の種類や設計によって異なる場合があります。設計図を確認するか、建築業者に確認しましょう。
  • 壁の構造: 柱以外にも、壁には断熱材や石膏ボードなどの仕上げ材が含まれます。これらの厚みも考慮する必要があります。設計図に記載されている断面図を確認しましょう。
  • 巾木や廻り縁: 壁と床、壁と天井の境目に設置される巾木や廻り縁も、わずかながら内寸を狭めます。
  • 窓枠やドア枠: 窓やドアの枠も空間を占有します。これらの寸法も考慮して、家具の配置計画を立てる必要があります。

より正確な内寸を知るためには、設計図に記載されている詳細な図面を確認することが重要です。 図面には、柱の寸法、壁の断面図、窓やドアの寸法などが記載されているはずです。 これらの情報をもとに、正確な内寸を計算しましょう。 どうしても分からなければ、建築業者に問い合わせるのが確実です。

3400mm×3400mmの洋間における家具配置のポイント

仮に内寸が3400mm四方だとすると、比較的コンパクトな洋間です。 家具の配置には、以下の点を考慮しましょう。

空間の広さを最大限に活かす配置

* レイアウトプランの作成: 家具の寸法を測り、スケールを合わせた間取り図に配置してみましょう。 家具配置シミュレーションソフトやアプリを使うと、より簡単にレイアウトを作成できます。
* 家具のサイズ選び: 部屋のサイズに合った家具を選びましょう。 大きすぎる家具は、部屋を狭く見せてしまいます。 コンパクトな家具や、多機能家具を検討するのも良いでしょう。
* 動線の確保: 家具を配置する際は、人が自由に動けるスペースを確保することが重要です。 特に、通路やドアの開閉スペースは十分に確保しましょう。 最低でも70cm程度の幅は確保したいところです。
* 視覚的な広がり: 明るい色の家具や、鏡などを効果的に使うことで、部屋を広く見せることができます。 また、家具の高さを揃えることで、空間が広く感じられます。

具体的な家具配置例(3400mm×3400mmの洋間の場合)

例えば、ベッドルームとして使用するなら、以下の様な配置が考えられます。

* ダブルベッド(約140cm×200cm):壁際に配置。
* サイドテーブル:ベッドの両側に配置。
* ドレッサー:窓際に配置。
* クローゼット:壁面に設置された収納を活用。

リビングとして使用するなら、以下の様な配置が考えられます。

* ソファ:壁際に配置。
* ローテーブル:ソファの前に配置。
* テレビボード:壁面に配置。
* 本棚:壁面に配置。

これらの配置例はあくまで参考です。 実際の配置は、個々のニーズやライフスタイルに合わせて調整しましょう。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、3400mm四方の洋間は、家具の配置を工夫することで、快適な空間を創り出せる可能性を秘めています。 重要なのは、収納を最大限に活用し、無駄なスペースを作らないことです。 壁面収納や、省スペース型の家具を積極的に取り入れることで、広々とした印象を与えることができます。 また、色の効果も重要です。 明るい色を使うことで、空間を広く見せる効果があります。

例えば、ブラウン系の家具を基調とした空間であれば、壁の色はオフホワイトやアイボリーにすることで、明るさと広がりを感じさせることができます。 逆に、ダークブラウンの家具を使う場合は、壁の色を白や明るいグレーにすることで、重厚感と開放感を両立させることができます。

まとめ:正確な情報と計画的な家具配置で快適な空間を

正確な内寸を把握するために、設計図を丁寧に確認し、必要であれば建築業者に問い合わせましょう。 そして、部屋のサイズに合った家具を選び、動線や視覚的な広がりを考慮した計画的な家具配置を行うことで、3400mm四方の洋間でも快適な空間を実現できます。 様々な家具配置シミュレーションツールを活用し、理想の空間をデザインしてください。

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