長野県松本市におけるビルの水道凍結問題とインテリアへの影響

長野県松本市在住です。約6年前に改装した3階建てのビルに住んでいます。1階は部屋として使っていません。物置状態です。{もともとテナントで人に貸す予定だったようです}2.3階のみ居住スペースです。水周りは1階は水洗トイレのみ。あとは台所などは全て2階にあります。1階から2階に上る部分以前の水道管にのみ電気が通っているらしいです。それ以降の水道管には凍結防止の策がされていないそうです。その為水道が凍りやすいのです。水抜きをしても距離が長い為途中で凍ってしまいます。仕方がないので最低気温がマイナス5度位になると水を2箇所で結構多めに出して就寝します。ところがそれをしても今朝は水道管の立ち上がりから一番遠いであろう台所のお湯の方の水道管のみ凍ってしまい今だぽたぽたとしか出ません。普通寒冷地では屋根裏に通っている水道管にも凍結防止対策しませんか?前に業者に言ったら「普通はしない」と言われました。本当ですか??ちなみに昨日の最低気温はマイナス11度、今晩はマイナス12度予報です。

寒冷地における水道凍結問題:松本市の現状と対策

松本市のような寒冷地では、水道管の凍結は深刻な問題です。特に、築年数が経過した建物や、凍結防止対策が不十分な建物では、今回のような事態が発生する可能性が高まります。 ご質問にあるように、水抜きを行っても、配管の長さや構造によっては凍結を防げないケースがあります。マイナス11度という低温下では、凍結リスクはさらに高まります。

凍結防止対策の現状と課題

まず、ご質問にある「普通はしない」という業者の発言についてですが、これは必ずしも正しいとは言えません。 凍結防止対策は、建物の構造、配管の材質、地盤状況、過去の凍結履歴など、様々な要因によって異なります。 特に、今回のように、1階部分が使用されていない場合、保温材の不足や、配管の露出部分が多いなど、凍結リスクが高まる要素があります。

屋根裏を通る水道管への凍結防止対策については、建物全体の断熱状況や配管の経路によって判断が異なります。 屋根裏が十分に断熱されていれば、凍結リスクは低くなりますが、断熱が不十分な場合は、凍結防止対策が必要となる場合があります。 業者の発言は、その時点での状況判断に基づいたものかもしれませんが、必ずしも普遍的なものではありません。

具体的な凍結防止対策

では、具体的な凍結防止対策として、どのような方法が考えられるでしょうか?

  • 配管の保温:最も基本的な対策です。水道管に保温材(例えば、発泡ウレタンやグラスウール)を巻き付けることで、凍結を防ぐことができます。特に、外壁に沿って設置されている配管や、露出している配管は、重点的に保温する必要があります。DIYでも可能ですので、ホームセンターなどで保温材を購入し、作業を行ってみてください。
  • ヒーターの設置:凍結しやすい箇所に、電熱ヒーターを取り付けるのも有効です。市販の凍結防止ヒーターは、水道管に巻き付けるだけで簡単に設置できます。電気代はかかりますが、確実に凍結を防ぐことができます。特に、今回のように、一部の配管にしか電気が通っていない場合は、ヒーターの設置が効果的です。 電気工事士による適切な設置が必要な場合もありますので、専門業者に相談しましょう。
  • 給湯器の保温:給湯器自体も凍結しやすい箇所です。給湯器の周囲に保温材を施したり、凍結防止ヒーターを取り付けることで、凍結を防ぎます。 これもDIYで対応可能です。
  • 配管の変更:根本的な解決策としては、配管のルートを変更することが考えられます。凍結しやすい箇所を避けて配管を敷設することで、凍結リスクを大幅に軽減できます。ただし、これは大掛かりな工事となるため、費用と手間がかかります。専門業者に相談が必要です。
  • 断熱工事:建物の断熱性を高めることで、建物全体の温度を上昇させ、凍結リスクを低減することができます。壁や屋根の断熱材を追加する、窓を断熱性の高いものに取り替えるなどの対策が考えられます。これは、長期的な視点での対策となります。

専門家への相談

今回のような状況では、水道工事の専門業者や建築士に相談することが重要です。 専門家は、建物の構造や配管状況を詳しく調査し、最適な凍結防止対策を提案してくれます。 複数の業者に見積もりを取って比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。

インテリアへの影響

水道管の凍結は、インテリアに直接的な影響を与えることはありませんが、凍結による破裂などによって、水漏れが発生し、内装に被害が出る可能性があります。 また、凍結による断水は、生活に大きな支障をきたします。 そのため、凍結防止対策は、快適な生活を送る上で非常に重要です。

まとめ:凍結対策で快適な生活を

松本市のような寒冷地では、水道管の凍結は避けられないリスクです。 しかし、適切な凍結防止対策を行うことで、凍結による被害を最小限に抑えることができます。 今回ご紹介した対策を参考に、専門家と相談しながら、ご自宅に最適な対策を講じてください。 快適な生活を守るためにも、早めの対策を心がけましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)