室内ドアノブの取り外し方:基本手順
ドアノブが閉まってしまい、外に出られない、という緊急事態は非常に困りますよね。まずは落ち着いて、以下の手順でドアノブの取り外しを試みましょう。ただし、無理に力を加えるとドアやドアノブを破損する可能性があるため、慎重に作業することが大切です。自信がない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
1. ドアノブの種類を確認する
ドアノブには様々な種類があります。レバーハンドル式、ツマミ式、サムターン式など、形状によって取り外し方が異なります。まずは、どのような種類のドアノブが付いているかを確認しましょう。写真などを撮って、インターネットで検索するのも有効です。
2. 必要工具の準備
ドアノブを取り外すには、主にプラスドライバーとマイナスドライバーが必要になります。場合によっては、六角レンチなども必要となる場合があります。事前に必要な工具を準備しておきましょう。
3. カバープレートを外す
多くのドアノブは、カバープレートで覆われています。このカバープレートは、通常、小さな穴にドライバーを差し込んでこじ開けるか、ネジで固定されているため、ドライバーを使ってネジを外します。カバープレートを外すと、内部のネジや部品が見えてきます。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
4. 内部ネジを外す
カバープレートを外すと、内部にネジが見えます。このネジを外すと、ドアノブの本体が外れます。ネジの種類は、プラスネジ、マイナスネジ、六角ネジなど様々です。適切なドライバーを使って、慎重にネジを外しましょう。ネジを完全に外す前に、ネジの位置や向きを写真に撮っておくと、後々の組み立て時に役立ちます。
5. ドアノブ本体を取り外す
ネジを外したら、ドアノブ本体をドアから引き抜きます。この際、ドアノブが固着している場合は、無理に力を加えず、軽く左右に揺らしながら引き抜いてみましょう。それでも外れない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。
6. 緊急時の対処法:10円玉による開錠
質問にあるように、緊急用に10円玉で開けられるタイプのドアノブの場合、鍵が壊れて開かないという状況はよくあるトラブルです。10円玉を差し込む穴に、まっすぐ10円玉を差し込み、軽くこじ開けるように操作してみましょう。この際、無理に力を加えるとドアノブを破損する可能性があるので注意が必要です。
室内ドアノブの選び方:安全性とデザイン性を両立
今回のトラブルを機に、ドアノブの選び方を見直してみましょう。安全性とデザイン性を両立させるためには、以下の点を考慮すると良いでしょう。
1. 防犯性の高いドアノブを選ぶ
防犯性を重視するなら、サムターン回し防止機能やピッキング対策が施されたドアノブを選びましょう。最近では、暗証番号やカードキー式の電子錠も人気です。
2. デザインと素材
ドアノブの素材は、金属、木、プラスチックなど様々です。部屋のインテリアに合ったデザインと素材を選びましょう。ブラウン系のドアノブは、落ち着いた雰囲気の部屋に最適です。
3. 操作性
ドアノブの操作性は、高齢者や子供など、家族全員にとって使いやすいものを選びましょう。レバーハンドル式は、握るだけで開閉できるので、力の弱い人でも使いやすいです。
4. メンテナンスのしやすさ
ドアノブのメンテナンスのしやすさも重要なポイントです。定期的な清掃やメンテナンスがしやすい構造のものを選びましょう。
専門家への相談
自分で修理することが難しい場合、またはドアノブの故障が原因でドアが開かない場合は、鍵屋やリフォーム業者に連絡しましょう。専門家は適切な対処法をアドバイスし、修理や交換をしてくれます。
まとめ:落ち着いて対処し、必要に応じて専門家に相談を
鍵がかかったまま閉まってしまった室内ドアのノブの取り外しは、焦らず、手順を踏んで行うことが大切です。無理に力を加えるとドアやドアノブを破損する可能性があるので注意が必要です。それでも解決しない場合は、専門業者に相談しましょう。今回の経験を活かし、より安全で使いやすいドアノブを選ぶことも検討してみてはいかがでしょうか。