鉢植えみかんの開花と越冬:室温と休眠の関係

鉢植えのみかん苗は、冬場は、暖かい部屋に置いても、春になれば、花が咲くでしょうか? 紀州小みかん苗を鉢植えで、栽培しています。昨年、鉢植えの紀州小みかん苗(購入時に実が26個成っていました)は、実を12月頃まで残して、冬場は、暖房があり日光が当たる室内に置いていたら、樹勢は良かったですが、春になって、花が咲かなかったので、冬場は、寒い場所に置かないと、花芽が形成されないのかと思っていました。調べて見たら、温州みかんは、花芽の形成期(分化期)は、9~11月だそうですね。今年、花が咲かなかったのは、昨年、多数の実を成らせたり、実の収穫が遅くて、実に養分を取られて、隔年結果になってしまったと思うようになりました。すでに、幹と葉(葉柄)との間に、芽が形成されていますが、葉芽なのか花芽なのか、解らないです。春に花を咲かせるには、鉢植えのみかん苗を、冬場は、暖かい(室温22℃以上)日光に当たる部屋に置いても、大丈夫でしょう。それとも、涼しい(-5℃以上)部屋に置いて、休眠期を設けた方が良いのでしょうか?補足質問文に誤字があったので、文中の「花が咲かなかったので、」を、「花が咲かなかったので、」と、訂正させて下さい。>室温と日照量のバランスが悪い冬場、暖房がなく、涼しくて、昼間、日光が当たる部屋に置き、休眠させていたら、春に花が咲くでしょうか?昨年の冬場、温州みかん苗は、鉢を暖房がない、寒い部屋の、日光が当たる窓際に置いていたら、春に花が咲きました。紀州小みかん苗は、先述しましたように、実を殆ど収穫し、冬場は、昼間は暖房がある暖かい部屋の、日光が当たる窓際に置いていたら、樹勢は良かったですが、春になっても、花が咲かなかったです。ニンポウキンカン苗は、実を付けたまま、夜も暖房がある暖かい居間の、日光が当たる窓際に置いていたら、春になると、緑色の葉が落ちて、側枝が枯れて、滅んでしまいました。

みかんの開花と越冬:品種、環境、管理の重要性

みかんの開花は、品種、前年の結実状況、そして冬の管理方法など、複数の要因が複雑に絡み合っています。質問者様のお悩みは、まさにこれらの要因が複雑に影響している好例と言えるでしょう。温州みかんと紀州みかん、そしてニンポウキンカンでは、それぞれ性質が異なるため、同じ管理方法ではうまくいかないケースも出てきます。

品種による違い

まず、みかんの品種によって、耐寒性や開花時期、休眠の必要性などが異なります。

* 温州みかん:比較的耐寒性が強く、寒さで休眠に入ることで翌年の開花に繋がります。しかし、極端な寒さは避けなければなりません。
* 紀州みかん:温州みかんに比べて耐寒性がやや弱く、過酷な寒さは避けるべきです。また、結実量が多いと翌年の開花が抑制される傾向があります。
* ニンポウキンカン:比較的寒さに弱く、暖房の効いた室内では乾燥しやすく、生育に悪影響を及ぼす可能性があります。

前年の結実状況の影響

前年に多くの実をつけた場合、樹木の養分が実の方に多く使われ、翌年の花芽形成が抑制される「隔年結果」という現象が起こることがあります。質問者様の紀州みかんは、まさにこの隔年結果が影響している可能性が高いです。26個もの実をつけていたことから、翌年の開花が抑制されたと考えられます。

冬の管理方法:温度と日照のバランス

冬の管理方法、特に温度と日照のバランスが、翌年の開花に大きく影響します。

* 温度:暖房の効いた室内(22℃以上)は、みかんにとって必ずしも良い環境ではありません。特に、紀州みかんは、ある程度の寒さが必要で、休眠に入ることで花芽分化を促します。ただし、0℃を下回るような極端な低温は避けるべきです。
* 日照:日光は、光合成に必要なため重要です。しかし、日照不足も問題ですが、暖房の効いた室内で乾燥しすぎると、葉が傷んだり、落葉したりする可能性があります。

具体的なアドバイス:鉢植えみかんの越冬と開花促進

鉢植えみかんを健全に育て、春に花を咲かせるためには、以下の点を考慮した管理が必要です。

1. 品種に合わせた越冬方法

* 温州みかん:5℃~10℃程度の冷涼な場所で、日光によく当たる場所に置くのが理想的です。霜が降りるような場所には置かないようにしましょう。
* 紀州みかん:温州みかんと同様に、5℃~10℃程度の冷涼な場所が適しています。ただし、寒すぎる環境は避け、霜よけ対策も必要です。
* ニンポウキンカン:寒さに弱いので、5℃以上を保てる場所に置き、乾燥を防ぐためにこまめな水やりと加湿が必要です。暖房の風が直接当たらないように注意しましょう。

2. 前年の結実量を考慮した管理

前年に多くの実をつけた場合は、翌年の花芽形成が抑制されるため、適切な剪定や施肥を行うことで、樹勢の回復を図る必要があります。

* 剪定:不要な枝や込み合った枝を剪定することで、樹勢の回復を促します。
* 施肥:開花期に向けて、リン酸とカリを多く含む肥料を施用することで、花芽形成を促進します。

3. 冬の温度と日照の管理

* 温度:極端な高温や低温を避け、5℃~10℃程度の温度帯を保つことが重要です。
* 日照:日光によく当たる場所に置き、光合成を促進します。ただし、直射日光が強すぎる場合は、遮光ネットなどを利用して調整しましょう。
* 湿度:乾燥を防ぐために、定期的に葉水を与えましょう。

4. 花芽の確認

春先に芽が膨らみ始めたら、葉芽か花芽かを注意深く観察しましょう。花芽は、葉芽に比べて丸みを帯びており、やや大きめです。

専門家のアドバイス

園芸専門家や農家の方々に相談してみるのも良い方法です。地域や品種に合わせた具体的なアドバイスをもらえるでしょう。近所の園芸店や農業協同組合などに相談してみてください。

まとめ

鉢植えみかんの開花は、品種、前年の結実状況、冬の管理方法など、様々な要因が複雑に絡み合っています。適切な管理を行うことで、春に美しい花を咲かせることができます。品種に合わせた越冬方法、前年の結実量を考慮した管理、冬の温度と日照のバランスを調整することで、成功率を高めることができます。

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