鉄筋コンクリート4階建てアパートにおける騒音問題と防音対策

鉄筋コンクリートの4階建てアパートに住んでます。現在3階に住んでおり、最近真上に小さな子供がいる家族が越してきたのですが、子供の足音や飛び跳ね、走り回るドンドンドタドタの騒音に悩まれております。 アパートは子供がいない家族が多く、小学生以上の子供がいる家庭が2件ある程度です。 夜にうるさい時は直接苦情を言ったこともあり、管理会社からも注意してもらってます。 最初は、子供相手に騒ぐなと言ってもしょうがないと思いましたので、 深夜は早朝に静かにするのは当たり前だけども、日中も真下に人がいると思って音には気を付けるよう管理会社には言ってもらう事にしました。 (フローリングからダイレクトに響いている感じだったので、 防音のマットを敷いたり、飛び降りは厚めのクッションにさせる、騒音に鳴るような行為を見たらすぐやめさせるなど、小さな子供がいて上階に入る上での最低限の配慮をするべきだと伝えてもらいました。) しかし、早朝深夜の音は良くなりましたが今度は日中が最悪です。 嫌がらせ?と思う程酷い時もあります。 ドタドタ音は家子供がいる時はずっとですが、ドタドタの中に、 まともに書き物もできない程、床まで響く和太鼓の様なドーンドーンという衝撃音が何分も続き、再度、管理会社に連絡しました。 管理会社はあまり改善されない場合は警察に言うと少し良くなる事がありますと言われましたが、 深夜、早朝ならまだしも、日中なんて対応してくれるのでしょうか? 電話だけの対応で実際、どれだけの騒音か確認しないで警察とか言う管理会社もどうなんですか? このような上からの衝撃音が床まで響く場合、うちの真下の2階の人まで響いているものでしょうか? 鉄筋は響くので騒音源の部屋の隣や斜め下(我が家の横)にも響いているものでしょうか? どの程度響くものでしょうか? うちの斜め上のかかと歩きの音も聞こえているので斜め下には響いてると思います。 うちのアパートは住民同士、すれ違う時に挨拶する程度なので直接聞くのもどうかと思い、どの程度、音は響いてるのかと思いました。 元々音の響きやすいマンションやアパートがあるとは思いますが、 そういう構造を管理会社も知った上で苦情を聞いて対応しているのでしょうか? 今まで、転勤族で上下や横に小さな子供がいるアパート住んだ事はありうるさいと思った事はありますが、 管理会社に注意してもらおうと思った程の酷い騒音は今回が初めてです。補足騒音源の真下の床まで響くような振動音はどの程度まで音が響いているか知りたいです。 (文章にある和太鼓だとどの程度か知りたいです。) 真下への振動音が10だとしたら、2つ下、横、斜め下ならどれぐらいか 大体で良いのですが。。。

アパートにおける騒音問題:原因と対策

鉄筋コンクリート造のアパートでも、上階からの騒音、特に子供の走り回る音や飛び跳ねる音は、想像以上に下階に響きます。これは、建物の構造や床材、そして騒音の発生源の強さによって大きく左右されます。 ご質問にある「和太鼓のようなドーンドーンという衝撃音」は、相当な振動を伴うため、真下だけでなく、横や斜め下にも響いている可能性が高いです。

騒音の伝わり方:鉄筋コンクリート構造の特徴

鉄筋コンクリート構造は、一般的に木造に比べて遮音性が高いとされていますが、衝撃音に対しては必ずしも有効ではありません。特に、床スラブ(床のコンクリート部分)の厚さや、床と天井の間に設置されている防振材の有無が大きく影響します。 厚い床スラブと適切な防振材があれば、衝撃音をある程度軽減できますが、そうでない場合、衝撃音は建物の構造体を伝わって、広い範囲に響き渡る可能性があります。

騒音レベルの推定と影響範囲

真下の2階への騒音レベルは、真上(騒音源)を10とすると、7~8程度と推測できます。 横や斜め下への伝播は、構造や距離によって大きく異なりますが、3~5程度と考えるのが妥当でしょう。 これはあくまで推定であり、建物の構造や床材、騒音の発生源の強さによって大きく変動します。 「和太鼓のような音」は、低周波成分を含むため、より遠くまで伝わりやすく、体感的な騒音レベルも高くなる傾向があります。

管理会社への対応と具体的な解決策

管理会社は、居住者の生活を守る責任があります。騒音問題に対して、適切な対応を取らなかったり、警察への通報を安易に勧めるのは問題です。 まずは、管理会社に以下の点を強く訴えましょう。

  • 騒音測定の実施:専門業者による騒音測定を行い、客観的なデータに基づいて対応を検討するよう求める。
  • 上階への再指導:より具体的な対策(防音マットの種類、遊び方の制限など)を提示し、管理会社を通して上階居住者に指導してもらう。
  • 修繕工事の検討:建物の構造上の問題が原因であれば、床の防振対策などの修繕工事を行うよう求める。
  • 証拠の確保:騒音発生時の日時や状況を記録し、録音や動画で証拠を残す。

警察への通報について

日中の騒音に対する警察への対応は、深夜や早朝に比べて難しい面があります。しかし、生活に支障をきたすほどの騒音であれば、通報する価値はあります。 警察は、騒音レベルを測定するのではなく、騒音によって生活に支障が出ているという事実を重視します。 証拠となる記録(録音や動画)を提出することで、対応がスムーズになります。

住民同士の直接的な話し合い

直接話すことに抵抗がある気持ちも理解できますが、穏やかな言葉で、具体的な困っている点を伝えることが重要です。 「子供さんの安全のためにも、騒音対策が必要なのではないか」というように、相手を非難するのではなく、協力関係を築く姿勢を示すことが大切です。

ご自身でできる防音対策

管理会社や上階への働きかけと並行して、ご自身でも防音対策を行うことを検討しましょう。

  • 防音カーペットやラグ:厚みのある防音カーペットやラグを敷くことで、ある程度の衝撃音を吸収できます。
  • 遮音カーテン:窓からの騒音も軽減できます。
  • 家具の配置:壁際に家具を配置することで、音の反射を軽減できます。
  • 天井への吸音材の設置:専門業者に相談し、天井に吸音材を設置するのも有効です。

専門家への相談

騒音問題が解決しない場合は、弁護士や建築音響の専門家に相談することをお勧めします。 専門家は、法的措置を含めた適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ

アパートでの騒音問題は、解決に時間がかかることもありますが、諦めずに、管理会社、上階住民、そして専門家と協力して解決策を見つけることが重要です。 客観的なデータに基づいた対応を求め、証拠をしっかりと残すことで、より効果的な解決に繋がります。

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