鉄筋アパートから重量鉄骨へ引っ越し、隣の音で眠れない…どうすればいい?

鉄筋のアパートから重量鉄骨に移りました。前が角部屋で隣がいなかったせいか、最近隣からの音が怖く、眠ることができなくなっています。引っ越すべきか、慣れるべきか、慣れるにはどうしたらいいのか…。一度深夜までの音がどうしても気になって眠れなかった時があり、それ以来心のどこかで眠るときに「ちゃんと今日は眠れるのだろうか」と構えるようになってしまいました…。今は常に音がするかどうか身構えてしまっている感じです。気にしまいとは思いましたが、性格に神経質なところがあるせいか、あまり効果はありません。ご助言を頂けたら助かります。聞こえてくる音の様子は、以下の通りです・歩く時の音や引き戸を閉める音。・話し声や笑い声はわりとはっきりと聞こえ(普通の声で、時々言葉の意味が取れるぐらい)、テレビの音は漏れ聞こえる程度ですが、隣が大きく出すと内容がわかるぐらいになります。・カーテンを引く音も聞こえます。・あとは壁にものをぶつけたりするコツコツ系の音。ケータイの振動音。これはわりとはっきり聞こえる方です。・掃除機や洗濯機の音も聞こえますが、これらはかなり減衰されています。トイレを流す音などの、水回りの音は聞こえて来ません。・スイッチの鳴るピッという音や強く鼻をかむ音も、まれに聞こえてきます。・反対側の隣からの音は、なぜかほとんど聞こえて来ません…。隣は今のところは静かに暮らしていただいていると思います。それでも上のような音は聞こえてきます。私が寝るときにはテレビの音は漏れ聞こえることが多いですが(ちょうど日付がかわるぐらいですね)、長くは続きません。たいていは静かです。これは学生アパートとしては音が聞こえない方なのでしょうか?一応三年契約になってしまっているので、出るときには大家さんとちょっと揉めてしまうかもしれませんし、引っ越した先の音が今よりもうるさかったらと思うと、できるなら音を気にしないで、常にぐっすり眠れるようになりたいというのが本音です。多少のトラブルを覚悟してでも引っ越したほうがいいのか、それとも音を気にしないで生活する方がいいのか、判断がつかずに迷っています。今は眠る時は念のため耳栓をしていて、前はそれで眠れたのですが、最近になってなぜか寝られなくなりました。もしご存知でしたら、音に対して構えたりせず、気にしないでいられる方法、隣から若干の音がしても寝られる方法など、教えてくださると助かります…。最近はせっかく静かな夜でも、また音がして眠れなくなってしまうんじゃないか、あるいは隣に音が聞こえてしまうのではないかって、不安になって眠気が消えてしまうぐらいなので…。

騒音問題と睡眠:現状分析と解決策

重量鉄骨造のアパートでも、隣室からの生活音が気になるというのは、残念ながらよくあるケースです。特に、以前が角部屋で静かだっただけに、その差は大きく感じられるでしょう。 質問者様の状況を整理すると、

* **音の種類**: 足音、引き戸の音、話し声、テレビの音、物音、携帯の振動音、掃除機や洗濯機の音(減衰済み)、スイッチの音、鼻をかむ音など、多様な生活音が聞こえる。
* **音の大きさ**: 話し声や携帯の振動音は比較的はっきり聞こえる。テレビの音は音量次第。
* **睡眠への影響**: 隣からの音に過敏になり、睡眠に支障をきたしている。耳栓も効果が薄れている。
* **契約状況**: 3年契約で、引っ越しにはペナルティの可能性がある。

これらの状況から、引っ越しを検討する前に、まずは騒音対策と睡眠改善に取り組むことをお勧めします。引っ越しは大きな決断であり、必ずしも解決策とは限りません。新しい住まいでも騒音問題に遭遇する可能性があるからです。

騒音対策:具体的なステップ

1. 遮音性の向上

重量鉄骨とはいえ、壁や窓の遮音性能は様々です。現状の音の侵入経路を特定し、対策を講じましょう。

* **窓**: 窓からの音の侵入を防ぐには、防音カーテン二重窓の設置が効果的です。防音カーテンは比較的安価で導入しやすい選択肢です。二重窓はより高い遮音効果が期待できますが、費用がかかります。
* **壁**: 壁に吸音材を貼ることで、音の反響を抑え、聞こえ方を軽減できます。厚手のカーペットやタペストリーも効果があります。専門業者に相談し、壁の状況に合わせた吸音材の選定と施工を行うのも良いでしょう。
* **ドア**: ドアの隙間から音が漏れる場合、防音シールを貼ることで改善できます。

2. 音源対策(できる範囲で)

隣人との直接的な話し合いは、状況によっては難しい場合があります。しかし、ご自身でできる範囲の音源対策も検討してみましょう。

* **生活音の抑制**: 夜間は生活音を極力抑える努力をしましょう。これは、隣人への配慮だけでなく、ご自身の睡眠の質を高めるためにも重要です。
* **家具の配置**: 家具の配置を変えることで、音の反響を軽減できる場合があります。例えば、壁際に家具を置くことで、壁からの音の反射を抑える効果が期待できます。

3. 睡眠環境の改善

騒音対策と並行して、睡眠環境の改善も重要です。

* **耳栓の選定**: 以前は効果があった耳栓が効かなくなったとのことですが、遮音性の高い耳栓を試してみましょう。耳栓の種類は様々なので、自分に合ったものを探すことが大切です。耳栓は、完全に音を遮断するのではなく、音を軽減するという視点で選びましょう。
* **ホワイトノイズ**: 扇風機や空気清浄機の音、または専用のホワイトノイズ発生器を使うことで、周囲の音をマスキングし、睡眠を促す効果が期待できます。
* **睡眠アプリ**: リラックスできる音楽や自然の音などを再生する睡眠アプリを活用しましょう。
* **睡眠習慣の改善**: 規則正しい生活リズムを送り、質の高い睡眠を得るための努力をしましょう。寝る前のカフェイン摂取は避け、適度な運動を取り入れることも効果的です。
* **リラックス方法**: アロマテラピーや瞑想、ヨガなど、リラックスできる方法を取り入れることで、精神的なストレスを軽減し、睡眠の質を向上させることができます。

専門家への相談

騒音問題が解決しない場合は、専門家に相談することを検討しましょう。

* **不動産会社**: 不動産会社に相談することで、大家さんとの交渉をスムーズに進めることができます。
* **弁護士**: 騒音問題が深刻な場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討することもできます。
* **騒音測定**: 騒音レベルを測定することで、客観的なデータに基づいて問題解決に取り組むことができます。

引っ越しを検討する場合

騒音対策と睡眠環境の改善を試みても効果がない場合、引っ越しを検討するのも一つの選択肢です。

* **契約解除**: 3年契約であっても、大家さんと交渉することで、契約解除の可能性を探ることができます。
* **新しい住まいの選定**: 新しい住まいを探す際には、遮音性能の高い物件を選ぶようにしましょう。物件を選ぶ際に、防音性能について積極的に確認することが重要です。

まとめ

隣からの騒音で睡眠に悩まされている状況は、非常に辛いものです。しかし、引っ越しという大きな決断をする前に、まずは騒音対策と睡眠環境の改善に取り組むことをお勧めします。様々な方法を試してみて、それでも改善が見られない場合は、専門家への相談や引っ越しを検討しましょう。 ご自身の状況に合った解決策を見つけることが大切です。

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