金魚飼育の疑問を解決!初心者向け水槽環境と管理方法

『金魚』飼育者様へ。皆様の水槽装備・管理をよろしければ教えて下さい。 金魚飼育初心者なので、私の水槽装備・管理への向上のご意見も伺えると嬉しいです。 ●水槽立ち上げ日2011/9/23(この日に金魚が来た為) ●18リットル水槽Mサイズ) ●部屋飼い(実家の自室南西向き。日当たりは良くも悪くも無いが西日が暑い。) ●黒出目金(3~4cm)2匹。雄雌不明。 ※素人目に見て、傾きも白かったりも鰭の欠けも無く健康と思われます。 ●外掛け(?)濾過装置KOTOBUKIプロトフィルターF1<クリア>小型水槽~40cm水槽・水容量25Lまでのタイプ ※水流弱。フィルターは毎月25日、1ヶ月での交換を目安にしています。 ●水温:24度固定(サーモスタット付きヒーターで管理) ●ぶくぶく・水草・蛍光灯無し ●底砂あり(淡いピンクの砂利)。 ●餌:週2回。一つまみ弱ずつ。水:PM7:00。土:AM9:00(仕事の日はPM7:00) ※「Hikari キョーリン飼育教材 ちいさなキンギ゙ョのエサ 浮上性」 ※「Hikari まるまるキンギョ 浮くタイプ」 ●水換え:週2回・水槽の1/3程度。水温は水槽とは別の水温計であわせています。 ※木:PM7:00。日:PM3:00(仕事の日はPM7:00) ※カルキ抜き剤→有限会社ジクラ(製造元)特殊セラミック配合、多機能コンディショナーQUATTRO WATER金魚用(くすんだ赤色)使用。 ※日光によるカルキ抜き無しの水道水。バケツで10回程ばっ気。 ●薬浴用の薬剤の買い置き無し。 ●予備水槽、ヒーター、 ●飼育者。AM7:00~PM7:00まで仕事の為部屋を空けています。 水槽の写真等無くて、わかりづらくて申し訳ないです。 今後、60cm水槽への引越しを考えています。 冬から立ち上げて、水草も入れて、気温の落ち着く春頃に引越しさせれるよう準備予定です。 その際、1、2匹新しくお迎えしたいと思っています。 また、餌も丸モノに浮くタイプを宜しくないとのご意見を以前頂いたので、沈むタイプに変更したいと思っていますが、オススメの商品名があれば参考にさせて頂きたいので、教えていただけたらたら嬉しいです。 長文になってしまいましたが、先輩飼育者様の環境、ご意見を参考にさせて頂き、金魚さんの生きる環境をよりよくしたいと思っておりますので、宜しくお願い申し上げます。補足ごめんなさい。知恵袋のシステムを把握出来ておらず、携帯からだからなのか、「知恵ノート」がどこにあるかわからないまま書かせて戴いております。 重ねての質問になり、すみません。 ●健康に長生きして貰う事が一番の目的です。 ●どうしても「虫」が駄目なので赤虫に手が出せないのですが、健康には欠かせませんか? ●24度固定だと、どのくらいの餌量頻度が適量にですか? 宜しくお願いいたします。

現在の水槽環境と改善点

現在、18リットルの水槽で黒出目金2匹を飼育されているとのこと。水槽サイズ、濾過能力、水質管理など、いくつかの点で改善の余地があります。

水槽サイズと濾過

18リットル水槽は、黒出目金2匹にはやや手狭です。金魚は成長が早く、排泄物も多いので、水槽サイズが小さすぎると水質悪化が早まり、病気のリスクが高まります。60cm水槽への移行計画は素晴らしいです。60cm水槽であれば、より快適な環境を提供できます。

現在の外掛け式フィルターは、水量25リットルまで対応とありますが、18リットル水槽でも水流が弱いとのこと。より強力なフィルターへの交換を検討しましょう。外部式フィルターは、ろ過能力が高く、水質を安定させるのに役立ちます。底面式フィルターとの併用も効果的です。

水質管理

週2回の1/3換水は良いですが、バケツでのエアレーションだけでは十分ではありません。換水時に底砂の掃除も忘れずに行いましょう。底砂に溜まった汚れは、水質悪化の大きな原因となります。

照明と水草

水槽に照明と水草がないとのことですが、水草は金魚の隠れ家となり、水質の浄化にも役立ちます。また、照明は水草の育成に必要です。蛍光灯ではなく、LEDライトを使用すると、省電力で長寿命です。水草の種類は、金魚が食べにくい種類を選ぶと良いでしょう。

エアレーション

エアレーションは、水中に酸素を供給し、水質を維持するのに不可欠です。特に、水温が高い夏場は重要です。エアレーション用のポンプを設置しましょう。

浮上性餌は水面で食べ散らかすため、水質悪化の原因となります。沈下性餌への変更は正解です。おすすめは、「キョーリン ひかり胚芽」や「キョーリン ひかり金魚」などの高品質な沈下性餌です。餌の量は、金魚が3~5分程度で食べ終える量にしましょう。24度固定の水温では、消化が促進されるため、少量を頻回に与える方が良いでしょう。

60cm水槽への移行と今後の飼育

60cm水槽への移行は、金魚にとって大きな改善となります。新しい水槽を立ち上げる際には、以下の点に注意しましょう。

水槽の立ち上げ

新しい水槽を立ち上げる際は、最低でも1ヶ月は時間をかけて、バクテリアを繁殖させましょう。この期間に水質を安定させることで、金魚を新しい環境にスムーズに移行させることができます。

水草の導入

水草は、金魚の隠れ家になるだけでなく、水質浄化にも役立ちます。金魚が食べにくい種類を選びましょう。アナカリスやウォーターウィステリアなどがおすすめです。

追加の金魚

追加で金魚を迎える際は、水槽のサイズと濾過能力を考慮し、過密にならないように注意しましょう。

餌の種類

沈下性餌は、水質を汚しにくく、金魚が落ち着いて食べることができます。上記で挙げた「キョーリン ひかり胚芽」や「キョーリン ひかり金魚」などがおすすめです。

赤虫について

赤虫は、金魚にとって栄養価の高い餌ですが、どうしても苦手な場合は無理に与える必要はありません。他の高品質な餌で栄養バランスを補えば問題ありません。

24度固定の水温と餌の量

24度固定の水温は、金魚にとってやや高めです。理想的な水温は、季節によって変動しますが、20~25度程度が目安です。水温が高すぎると、金魚の代謝が上がり、餌の量を増やす必要があるかもしれません。しかし、与えすぎると水質悪化につながります。金魚の様子を見ながら、少量を数回に分けて与えるようにしましょう。

専門家のアドバイス

金魚飼育においては、水質管理が最も重要です。定期的な水換えと、フィルターのメンテナンスを怠らないようにしましょう。水質検査キットを使用して、定期的に水質をチェックすることもおすすめです。何か異常が見られた場合は、すぐに獣医に相談しましょう。

まとめ

金魚を健康に飼育するためには、適切な水槽サイズ、濾過システム、水質管理、餌やりが重要です。60cm水槽への移行計画は素晴らしいですし、水草の導入や沈下性餌への変更も効果的です。金魚の様子を見ながら、環境を整え、健康で長生きできるよう、愛情を持って飼育しましょう。

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