金魚の水槽の水質管理と水作ブリッジSのプチ改造:目詰まり対策と濾過効率の向上

水作ブリッジSについて! 最近目詰まりが多くて(だいたい週1でフィルター2個洗うか変えてます)っでコスト的に安くするため自分なりにプチ改造しました。 ①中身を全部取り底面に細目アミマットを引き元のフィルターを飼育水で洗いバラして切って濾過ボックスの底に引く(とりあえずバクテリア保護の為) ②百均でちょうど良い網目の箱があったので①の上に置き網目の仕切りをつけ左側にウールマット右側リング濾過を入れました。(汲み上げ水は左から右へ流れるので)でも右端のオーバーフローの筒からも水がもれるのですが濾過はキチンとされてますかね? 水槽は金魚の部屋Lでメダカ5匹とコリドラス1匹シュリンプ2匹です。

水作ブリッジSの目詰まりとプチ改造について

水作ブリッジSは手軽で人気のフィルターですが、目詰まりしやすいという点が課題です。週に1回フィルターを交換・洗浄する必要があるとのことですが、これはフィルターの寿命や水槽環境、飼育する生物の種類や数など、複数の要因が考えられます。ご自身の工夫によるプチ改造は、コスト削減と濾過効率の向上を目指した素晴らしい試みです。しかし、オーバーフローから水が漏れるという点については、濾過能力に影響している可能性があります。以下、詳細に解説します。

プチ改造の効果と問題点

まず、ご自身の行ったプチ改造を評価してみましょう。

メリット:

* バクテリアの保護:元のフィルターを再利用することで、濾過バクテリアのコロニーを維持しやすくなります。これは水質安定に非常に重要です。
* コスト削減:フィルター交換頻度を減らすことで、ランニングコストを削減できます。
* 濾材の多様化:ウールマットとリング濾過の併用により、物理濾過と生物濾過の両方を強化できる可能性があります。

デメリット:

* オーバーフローからの漏水:これが最も大きな問題点です。オーバーフローから水が漏れるということは、濾過槽内の水位が高くなりすぎている、もしくは濾過槽内の水流が適切に制御されていない可能性があります。この状態が続くと、濾過能力が低下し、水質悪化につながる可能性があります。
* 濾材の配置:ウールマットとリング濾過の配置、特に仕切りの効果が疑問です。水流が適切に濾材を通過しているか確認が必要です。

濾過能力の確認方法と改善策

濾過が適切に行われているか確認するには、以下の点をチェックしましょう。

* 水質検査:水槽の水を定期的に検査し、アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩の濃度を確認します。これらの数値が高い場合は、濾過能力が不足している可能性があります。市販の水質検査キットを利用しましょう。
* 水の透明度:濁りがなく、透明であれば濾過は良好です。濁りがある場合は、濾材の目詰まりや、濾過能力の不足を示唆します。
* 生物の状態:魚やエビなどの生物が元気に活動しているか観察します。異常があれば、水質悪化の可能性があります。

オーバーフローからの漏水対策としては、以下の方法が考えられます。

* 水位調整:濾過槽内の水位が適切かどうかを確認し、高すぎる場合は調整します。水作ブリッジSは水位調整機能が備わっているか確認し、必要であれば調整ネジなどで調整してみましょう。
* 濾材の配置見直し:ウールマットとリング濾過の配置を見直します。ウールマットは、細かいゴミをキャッチする役割なので、水の入り口側に配置するのが効果的です。リング濾過は、バクテリアの繁殖に適した素材なので、ウールマットの後方に配置します。仕切り板の位置や高さも調整してみてください。
* 濾材の洗浄:ウールマットやリング濾過が詰まっている可能性があります。飼育水で優しく洗い、汚れを取り除きましょう。
* オーバーフローパイプの確認:オーバーフローパイプに詰まりや破損がないか確認しましょう。

専門家の視点:水槽環境と適切な濾過

水槽環境は、メダカ5匹、コリドラス1匹、シュリンプ2匹と、比較的少ない生物量です。しかし、金魚の部屋Lという水槽サイズを考えると、水作ブリッジS単体では濾過能力が不足している可能性があります。

専門家(アクアリスト)のアドバイス:

* 水槽のサイズと飼育生物の量を考慮し、適切な濾過能力を持つフィルターを選ぶことが重要です。水作ブリッジSでは濾過能力が不足している可能性があります。外部フィルターや、より強力な内部フィルターへの交換を検討しましょう。
* 定期的な水槽の水換えは、水質維持に不可欠です。週に1回、水槽の水の1/3程度を交換することをお勧めします。
* 水槽内の清掃も重要です。底砂の掃除や、水槽壁面の掃除を定期的に行いましょう。

まとめ:適切な濾過システムの構築と維持

水作ブリッジSのプチ改造は、コスト削減という点では効果的ですが、オーバーフローからの漏水や濾過能力の不足という問題点も存在します。水槽環境と飼育生物を考慮し、適切な濾過システムの構築と維持が重要です。水質検査を定期的に行い、生物の状態を観察することで、問題の早期発見と対策が可能になります。必要であれば、より強力なフィルターへの交換も検討しましょう。 長期的な視点で、水槽環境の維持管理を行うことで、健康な魚たちと快適な飼育環境を実現できます。

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