金魚とアカヒレ、ミナミヌマエビのための理想的な底床選びと水槽リセット

底床で悩んでます。金魚のお部屋Lにアカヒレ5匹とミナミヌマエビ1匹(あと2、3匹増やしたい)います。一年経っています。底床はソイルにしているんですが、水草が少ないからなのかコケ(ソイルに緑色の塊が…)が発生しているのでリセットしようかなと考えています。お勧めな底床ありますか?個人的に大磯にしようかなと考えているんですが…。皆さんお願いします。ちなみに大磯砂のお勧めメーカーありますか?近くに売ってる所がないのでヤフーショッピング(?)で買いたいと思ってます。何リットルくらいが無難でしょうか?

水槽リセットと底床選び:金魚、アカヒレ、ミナミヌマエビ飼育環境の改善

一年間使用したソイルにコケが発生し、水槽のリセットをご検討とのこと。水草が少ないことがコケ発生の原因の一つと考えられますが、ソイル自体の栄養分が枯渇し、コケの繁殖を助長している可能性も高いです。 金魚、アカヒレ、ミナミヌマエビの飼育環境を改善するためには、底床の変更だけでなく、水草の追加や定期的な水換えも重要です。 大磯砂への変更は良い選択肢の一つですが、水槽のサイズや生体の種類、飼育環境全体を考慮して最適な底床を選びましょう。

大磯砂:メリット・デメリットと適切な量

大磯砂は、粒径が揃っていて見た目も美しく、水質への影響が少ないのが特徴です。通水性も良く、底床内の酸素供給を促進し、コケの発生を抑える効果も期待できます。金魚、アカヒレ、ミナミヌマエビにも適した底床と言えるでしょう。

しかし、大磯砂は栄養分を含んでいないため、水草の育成には肥料の添加が必要になります。また、粒子が比較的大きいので、ミナミヌマエビの隠れ家としてはやや不向きです。隠れ家を増やすには、流木や石などを追加で配置することをおすすめします。

大磯砂の量:水槽サイズと底床の厚さ

金魚のお部屋Lの容量が不明なため、正確なリットル数は特定できませんが、底床の厚さは5~7cm程度が理想です。 水槽の底面積を測り、その面積に厚さを掛け合わせることで必要なリットル数を計算できます。例えば、底面積が60cm×30cmの場合、厚さ5cm(0.05m)として計算すると、60cm×30cm×5cm=9000立方cmとなり、約9リットルとなります。 余裕を見て10リットル程度購入するのが無難でしょう。

大磯砂のおすすめメーカーと購入方法

ヤフーショッピングなどでは、様々なメーカーの大磯砂が販売されています。 信頼できるメーカーを選ぶためには、レビューを確認したり、販売元の情報をチェックすることが重要です。 例えば、「ADA(アクアデザインアマノ)」や「コトブキ」といった、アクアリウム用品で定評のあるメーカーの大磯砂は品質が良いとされています。 ただし、価格はやや高めです。 予算と品質のバランスを考慮して、最適なメーカーを選びましょう。

ソイルから大磯砂への変更:水槽リセットの手順

ソイルから大磯砂への変更は、水槽全体をリセットする必要があります。 この作業は、水槽内の生物への影響を最小限に抑えるために、慎重に行う必要があります。

水槽リセット手順

1. 準備:新しい水槽、大磯砂、バケツ、ホース、水質検査キット、新しいろ材などを用意します。
2. 生体の仮住まい:金魚、アカヒレ、ミナミヌマエビを一時的に別の容器に移します。この時、水温の変化に注意し、元の水槽の水を少し入れておくと安心です。
3. 水槽の洗浄:水槽、フィルター、その他の機材を丁寧に洗浄します。 洗剤は使用せず、水で洗い流すだけで十分です。
4. 底床の設置:大磯砂を水槽に均等に敷き詰めます。 厚さは5~7cmを目安にしましょう。
5. 水張り:ゆっくりと水を注ぎます。 急激な水位の変化は、生体への負担となります。
6. フィルターの設置:フィルターをセットし、ろ材を新しいものと交換するか、十分に洗浄して再利用します。
7. 水質調整:水質検査キットで水質を確認し、必要に応じて水質調整剤を使用します。 特に、塩素やアンモニアの濃度には注意しましょう。
8. 生体の戻し:水質が安定してから、ゆっくりと生体を元の水槽に戻します。 この際、水温を合わせることが重要です。
9. 水草の植栽:水草を植え、レイアウトを整えます。 水草は、コケの発生を防ぎ、生物の隠れ家にもなります。

コケ対策:水草の追加と定期的なメンテナンス

大磯砂への変更に加え、コケの発生を防ぐためには、水草の追加と定期的なメンテナンスが不可欠です。

水草選びとレイアウト

金魚やアカヒレに合う丈夫な水草を選びましょう。 例えば、アナカリス、ウォーターウィステリア、アマゾンソードなどがおすすめです。 水草は、水槽のレイアウトにも影響を与えるため、バランスの良い配置を心がけましょう。

定期的なメンテナンス

* 水換え:週に1回、水槽の水の約1/3を交換します。 この時、底床の掃除も同時に行いましょう。
* フィルター掃除:フィルターは、汚れ具合に応じて定期的に清掃します。 ろ材を交換する際は、新しいろ材と古いろ材を混ぜて使用すると、バクテリアの数を維持しやすくなります。
* コケの除去:コケが発生したら、こまめに除去しましょう。 専用のブラシやピンセットを使用すると効果的です。

専門家の視点:アクアリストからのアドバイス

経験豊富なアクアリストは、水槽のリセットは、水槽環境の改善だけでなく、生体への負担を最小限にするための計画的な作業であると指摘します。 急激な環境変化は、生体にストレスを与え、病気の原因となる可能性があります。 そのため、リセット作業は、十分な時間をかけて、慎重に行うことが重要です。 また、水質の管理を徹底し、定期的なメンテナンスを行うことで、健康的な水槽環境を維持できます。

まとめ:理想的な金魚水槽を目指して

大磯砂への変更は、コケ対策と水槽環境の改善に効果的ですが、水槽サイズ、生体の種類、飼育環境全体を考慮した上で、適切な底床選びと水槽リセットを行うことが重要です。 水草の追加、定期的なメンテナンス、そして、生体への配慮を忘れずに、美しいそして健康的な金魚水槽を目指しましょう。

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