金魚がフラフラ!急な水換え後の対処法と予防策

こんばんは。こちらでいつも勉強させていただいています。昨日、外掛けフィルターに黒い髪の毛のようなコケがついていた為、(墨汁の臭いもしていました)1/2の水換えを行い、フィルターの洗浄を行ったところ、今日の夕方から、金魚がフラフラしており、まともに泳げなくなっていました。今はプカプカ浮いている状態です。いろいろ、調べた結果、、、急な水質の変化だと思います。どうしたら、元気になってもらえるのでしょうか?どうしてよいか分からず、途方にくれております。自分の勉強不足でかわいそうな事となり、反省しております。。。皆様のお知恵をお借りできればと、質問させていただきました。命を落とすようなことになったらと思うとつらいです。以前のように元気に泳いで欲しいので、宜しくお願いいたします。東錦 8センチ 1匹 金魚のお部屋S 外掛けフィルターは17センチキューブについていたものです。(コトブキ製) それと、金魚のお部屋に入っていたブクブクも使っています。底砂 普通の金魚の砂利(ホームセンターにて購入) 無知で本当にすみませんが宜しくお願いします!!補足コトブキの外掛けにはろ過ボールを入れれるだけ入れています。ポンプ部分には、セラミックの筒型(?)のろ過材を5~6個入れています。規格のスポンジなどは、使用してないです。ろ過能力はあまり無いのでしょうか・・・。ブクブクはそのまま規格品を使用しています。

金魚の緊急事態!まずは落ち着いて対処を

金魚がフラフラと泳ぎ、プカプカ浮いている状態は、非常に危険なサインです。原因として、質問者様ご自身も推測されているように、急激な水質変化が最も考えられます。 慌てず、落ち着いて以下の対処法を試みてください。

緊急処置:水質の安定化

  • 水換え量の減少: 今後、水換えを行う際は、1/3以下に減らしましょう。一度に多くの水を交換すると、水質が大きく変化し、金魚に大きな負担がかかります。特に、フィルターを洗浄した直後などは、バクテリアの数が減っているため、水質の変化に金魚が対応できず、ショックを起こす可能性が高まります。
  • 新しい水との調整: 水道水を使用する際は、必ずカルキ抜きを行い、水槽の水温と新しい水の温度差を1℃以内にすることが重要です。急激な温度変化も金魚にストレスを与えます。
  • 塩浴: 金魚を一時的に塩浴させることで、体力を回復させる効果が期待できます。水1リットルに対して、粗塩を0.2~0.3%(約2~3g)の割合で溶かして、金魚を30分~1時間ほど浸します。ただし、塩浴はあくまで応急処置です。塩分濃度が高すぎると逆に金魚に悪影響を与えるため、注意が必要です。塩浴後、元の水槽に戻します。
  • エアレーションの強化: ブクブクによるエアレーションを強化し、酸素供給を増やしましょう。金魚は酸素不足に非常に弱いため、十分な酸素供給は回復に不可欠です。
  • 安静を確保: 金魚にストレスを与えないよう、水槽の周囲は静かに保ちましょう。強い光や音なども避けてください。

原因究明と今後の予防策

今回の原因は、急激な水質変化と推測されますが、フィルターの洗浄方法にも問題があった可能性があります。

フィルターの洗浄方法

  • 新しいろ過材の使用: コトブキの外掛けフィルターにろ過ボールやセラミックろ過材を使用されているとのことですが、ろ過材は定期的に交換する必要があります。特に、スポンジろ材を使用していないため、汚れが蓄積しやすく、ろ過能力が低下している可能性があります。新しいろ過材への交換を検討しましょう。スポンジろ材は、バクテリアの定着に優れているため、導入をおすすめします。
  • 洗浄方法の見直し: フィルターの洗浄は、水槽の水で軽くすすぐ程度に留めましょう。水道水を使用すると、バクテリアが死滅してしまい、ろ過能力が低下します。また、フィルターを完全に分解して洗浄する際は、洗浄後、十分に乾燥させずに水槽に戻すことが重要です。乾燥させるとバクテリアが死滅してしまうためです。
  • 定期的な部分水換え: 1/2の水換えは、金魚にとって大きな負担になります。通常は、水槽の水の1/3程度を、週に1回程度交換するのが一般的です。水換えの頻度と量を調整することで、水質の急激な変化を防ぐことができます。

水槽環境の見直し

  • ろ過能力の向上: 現在の外掛けフィルターでは、ろ過能力が不足している可能性があります。水槽のサイズや金魚のサイズ、数などを考慮し、適切なろ過能力を持つフィルターへの交換を検討しましょう。上部フィルターや底面フィルターなど、よりろ過能力の高いフィルターも選択肢としてあります。
  • 底砂の洗浄: 底砂に汚れが溜まっていると、水質悪化の原因となります。定期的に底砂を掃除しましょう。掃除の際は、水槽の水を一部抜き、底砂を優しく掃除機で吸い取るようにします。金魚を他の容器に移してから行うのが安全です。
  • 水質検査: 水槽の水質を定期的に検査することで、水質の変化を早期に発見し、適切な対処を行うことができます。ペットショップなどで簡単に購入できる水質検査キットを利用しましょう。

専門家の意見

金魚飼育に詳しいペットショップ店員や、獣医師に相談することも有効です。飼育環境や金魚の症状を詳しく説明することで、的確なアドバイスを得られるでしょう。

まとめ

金魚がフラフラと泳ぐ状態は、放置すると命に関わる事態になりかねません。まずは、落ち着いて緊急処置を行い、その後、水槽環境の見直し、ろ過システムの改善、そして定期的な水質管理を行うことで、金魚の健康を守りましょう。 今回の経験を活かし、より適切な飼育方法を学ぶことで、愛する金魚と長く幸せな時間を過ごせるよう願っています。

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