野良猫5匹の室内飼い:準備から獣医選びまで徹底ガイド

野良猫を捕獲して飼い猫にしたいと考えているのですが・・・ 親猫、子猫(4匹)合計5匹の室内飼いを考えています。 猫を飼うのは初めてです。 メス猫(年齢不明)、子猫は4ヶ月位です。 メス猫一家は毎日、ご飯を食べにきます。 子猫の3ヶ月位の時がお披露目でした。 (メス猫には1年近くご飯をあげています) けど、メス猫も子猫も近づく事はなく、基本は逃げます。 最近は夜中だけ、出窓のスペースで寝ています。 窓を開けたら入ってきて、出て行かなかったのが切っ掛けです。 最近は寒いから。と家族が毎夜その行動をします。 けど、降りて部屋に入る事はありません。 多分、人が寝ているからだと思うのですが。 家に懐いてしまった以上、責任もあり、 捕獲して、避妊、去勢をし、 完全室内飼いをしようと思います。 家族は一家が寝ている時に窓を閉め、閉じ込める作戦を考えています。 窓に細工をする。と言っていますが・・・失敗しそうな予感(汗) 5匹一遍の捕獲→混乱→泣き、叫び大騒ぎ? 上手くいくでしょうか??? 家に入れる前にまずはノミ駆除と聞きますが、 今の計画だとそれが出来ません。 ノミが居つくのは嫌だし、どうしたら良いでしょうか? 実は今の最大の心配はコレです。 他にも知りたい事が沢山・・・ 1階の6畳部屋、隣の台所、2階の6畳部屋の開放を考えています。 他の場所は仕事柄、立ち入り禁止です。 実はあまり2階の部屋は開放したくありません。 けど、以下の場所が必要だと聞きました ・外が見える場所 ・日が入る場所 その条件の場所は全部仕事場で、 1階の部屋の窓外は隣の家の壁だし、日中ずっと日陰です。 2階の部屋は合格ですが、冷暖房なしです。 2階の廊下はOKですが、外は見えても日陰です。 5匹も居たら、その位の移動場所は必要なんでしょうね・・・(^^;) 家に入れる前に必要な物を揃えたいと思います。 ・トイレの数の必要数は?1匹1個ですか? ・猫キャリーは1つ買いました。追加した方が? ・ケージはあった方が便利なんでしょうか? 親と子供で喧嘩しないし、部屋を開放するからいらない。と家族が言います。 他に何かあった方が良い物はありますか? また、歩いて行ける場所に2軒、動物病院があります。 1軒は犬・猫のみで週休2日、土半日。院長1人です。 もう1軒は無休で、医療器械の種類も多く、先生も数名いるようです。 ・・・医療費の違いってあるもんでしょうか? 近いし、どっちかに行きたいのですが、 選ぶ基準みたいなものがあったら教えて下さい。 部屋のふすまにはすだれを下げる予定。 床は畳風の敷物を敷いていますが・・・ボロボロになっちゃいますか。 もう正直、いきなり5匹の飼い主なんて自信がありません。 でも、今なら里子の可能性もあるし、何より事故が心配なので頑張りたいと思います。 どうか、猫に詳しい方。 知恵と助言をよろしくお願いします。

5匹の野良猫の室内飼い:成功へのステップ

初めて5匹もの猫を室内飼いするのは大変な挑戦ですが、準備をしっかり行えば、猫たちと幸せな生活を送ることができるでしょう。 この記事では、段階的に必要な準備と対策を解説します。

1.猫たちの捕獲と安全な搬入

5匹同時捕獲は確かに困難で、猫たちがパニックになる可能性が高いです。 家族の「窓を閉める作戦」は、猫たちが逃げ出す可能性が高く、危険です。 代わりに、以下の方法を検討しましょう。

段階的な捕獲とケージへの誘導

* まずは信頼関係構築: 毎日、猫たちに慣れ親しむ時間を与えましょう。 餌やりだけでなく、ゆっくりと近づき、声をかけ、存在を認識させます。 猫たちがあなたを怖がらなくなるまで、この段階を丁寧に進めることが重要です。
* 安全な捕獲器の使用: 動物病院などで捕獲器を借りるか購入しましょう。 餌で誘引し、猫が中に入ったところで扉を閉めます。 一度に5匹を捕獲しようとせず、1匹ずつ、もしくは母猫と子猫をまとめて捕獲することをお勧めします。
* 安全な搬送: 捕獲器からケージに移し、静かに室内へ運びましょう。 ケージは事前に準備しておき、猫たちが落ち着けるように、隠れ家となる場所(タオルなど)を用意しておきましょう。

2.ノミ・ダニ駆除と健康チェック

捕獲前にノミ・ダニ駆除ができないのは大きな問題です。 しかし、捕獲後すぐに獣医に連れて行くことができれば、ノミ・ダニ駆除と健康診断を同時に行えます。 捕獲後、できるだけ早く動物病院へ行きましょう。

動物病院選びのポイント

* 緊急対応力: 5匹の猫の健康管理には、緊急時にも対応できる病院が不可欠です。 無休で、複数の獣医師がいる病院の方が安心です。
* 経験と知識: 猫の専門医がいる病院を選ぶと、より適切な治療やアドバイスを受けられます。 口コミや評判も参考にしましょう。
* 医療費: 医療費は病院によって異なります。 事前に電話で料金体系を確認しておきましょう。 ただし、安さだけで選ぶのではなく、猫たちの健康を第一に考えましょう。

3.室内環境の準備

5匹の猫が快適に暮らせるように、十分なスペースと設備を整えましょう。

必要なものリスト

* トイレ: 5匹いれば、最低でも3~5個は必要です。 猫の数よりも多めに用意することで、清潔さを保ちやすくなります。 砂の種類も、猫の好みやアレルギーに配慮して選びましょう。
* 猫用食器: 餌入れと水飲み場は複数用意しましょう。 猫同士のトラブルを防ぐため、それぞれが自由に食事できるスペースを確保します。
* 猫ベッド: 5匹分のベッドを用意しましょう。 様々なタイプのベッドを用意し、猫たちが気に入った場所を選べるようにします。
* 爪とぎ: 複数の爪とぎを用意し、家具を傷つけないようにしましょう。 材質や形状の異なるものを用意することで、猫の好みに合わせて選ぶことができます。
* 猫キャリー: 最低でも2つは必要です。 通院時や緊急時などに複数匹を同時に運ぶ必要があるためです。
* ケージ: 最初はケージに入れて、環境に慣れさせることをお勧めします。 ただし、常にケージに閉じ込めるのではなく、徐々に部屋を開放していきましょう。 ケージは、猫たちが落ち着いて過ごせる隠れ家としても機能します。
* おもちゃ: 猫たちが退屈しないように、様々な種類のおもちゃを用意しましょう。 ボール、羽根、おもちゃのネズミなど、猫の好奇心を刺激するものを選んでください。

部屋の準備

* 外が見える場所と日当たりの良い場所の確保: 2階の部屋が理想的ですが、冷暖房がない場合は、断熱対策が必要です。 ヒーターやエアコン、または窓用の断熱シートなどを検討しましょう。
* 安全対策: 猫が危険な場所にアクセスできないように、安全対策を施しましょう。 窓には猫よけネットを設置し、電源コードや危険な薬品は手の届かない場所に保管しましょう。
* 隠れ家: 猫は安全な隠れ家を求めます。 段ボール箱や猫用ハウスなどを複数用意し、猫たちが自由に隠れられるようにしましょう。

4.猫との生活:注意点

* 避妊・去勢手術: 捕獲後、できるだけ早く避妊・去勢手術を行いましょう。 繁殖を防ぎ、猫の健康にも良い影響があります。
* 定期的な健康チェック: 猫の健康状態を定期的にチェックし、異変があればすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
* 多頭飼いの注意点: 猫同士のケンカやストレスに注意しましょう。 十分なスペースと資源(トイレ、餌場など)を用意し、猫たちが快適に暮らせるように配慮しましょう。
* 里親探し: 5匹の猫を飼育するのは大変なことです。 もし飼育が困難になった場合は、責任を持って里親探しを行いましょう。 動物保護団体などに相談することをお勧めします。

5.畳風の敷物について

畳風の敷物は、猫の爪でボロボロになる可能性が高いです。 猫が爪とぎをする場所を限定するために、複数の爪とぎを用意し、猫が爪とぎをする場所を特定しましょう。 また、傷みにくい素材の敷物を選ぶか、保護シートなどを敷くことも検討しましょう。

まとめ

5匹の野良猫の室内飼いは、大変な作業ですが、適切な準備と配慮で、猫たちと幸せな生活を送ることができます。 焦らず、段階的に進めていきましょう。 そして、困ったことがあれば、獣医や動物保護団体などに相談することを忘れないでください。

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