野良猫を室内で飼うための準備:13帖ワンルームでの快適な生活

なついている虚勢されたメスの野良猫(3-4年)を部屋で飼ってあげようと考えています。色々と教えてください。うちから徒歩で15分ぐらいの所に僕に懐いている野良猫がいます。最初はランのついで可愛がっていましたが僕を見つけると走ってくる様になり行ける時は毎日行ってあげています。牛乳を温めた物とカリカリをあげています。 ※この猫のほかにもその猫の兄妹と思われる猫達もいて他に可愛がっているおばさんがいる様でその方達からも餌をもらっている様です (僕が知っているかぎり2-3人で可愛がっています) 周辺を汚さない様に器やプラ容器を持参し汚さない様に注意しています。餌を食べ終わると遊んであげたり膝の上に乗ってきて寝たりするぐらいなついています。ある日、この辺で猫に餌をあげるのをやめてほしいと丁重に注意されたので 迷惑ならば仕方ないと思い場所を変えて猫を誘導して連れて行き餌をあげています。そう言うことがあり猫は肩身の狭い思いをしていると思うので部屋で飼ってあげたいと考えています。猫はその周辺に住み着いて3-4年ぐらいたっているそうです。(生まれた時から猫達を知っている、おばさんから聞きました)見た目はかなり元気で寒い時期も僕が知る限り2年は乗り越えていますが寒い時期は帰る時に心残りな感じになったりします。。。ただその辺の汚いたまり水みたいな物を飲んでいたりしている所を見たこともあるので大丈夫かなと心配になったりします。そこで僕の現在の部屋は13帖のワンルームとわりと広めですが3-4年経過した野良猫を飼うときにやった方が良いことを教えてほしいです。・病院でのシャンプー・体の検査・ワクチン注射・3-4年間、野良猫でいる訳ですが部屋で飼っても問題ないのでしょうか?強いストレスにならないか?など考えます。・猫トイレはどうさせたら良いのでしょうか?など色々とすることがあると思いますがこれだけはやった方が良いことを教えてください。こうすると良いなど猫に詳しい方や実体験などから教えていただけますと幸いです。宜しくお願いいたします。

3~4年暮らした野良猫の室内飼育:準備と注意点

長年野良猫として生活してきた猫を室内で飼うことは、猫にとっても飼い主にとっても大きな変化です。 快適な生活を送るためには、十分な準備と配慮が必要です。13帖のワンルームという空間は、猫にとって十分な広さですが、適切な環境を整えることが重要です。

1. 動物病院での健康チェックとケア

まず、信頼できる動物病院を受診することが最優先です。

  • 健康診断:血液検査、尿検査、糞便検査などを行い、内臓疾患や寄生虫の有無、栄養状態などを確認します。野良猫時代にかかった病気や怪我の有無も確認しましょう。
  • ワクチン接種:猫風邪や猫白血病、猫免疫不全ウイルスなどのワクチン接種を行います。野良猫は感染症にかかるリスクが高いので、予防接種は必須です。
  • ノミ・ダニ駆除:ノミやダニの駆除薬を投与します。室内で飼う前に徹底的に駆除することで、室内環境を清潔に保ち、他のペットへの感染を防ぎます。
  • シャンプー:病院でプロの獣医さんにシャンプーをしてもらうことをおすすめします。野良猫は寄生虫や汚れが付きやすいので、清潔にすることで健康状態の改善にも繋がります。ただし、猫によってはストレスになる場合があるので、獣医さんの指示に従いましょう。
  • 去勢手術:既に虚勢されているとのことですが、念のため獣医さんに確認しましょう。もし未去勢であれば、去勢手術を行うことで、発情によるストレスや、マーキング行為によるトラブルを防ぐことができます。

2. 室内環境の整備:猫にとって安全で快適な空間を

13帖のワンルームでも、猫が快適に過ごせるように工夫が必要です。

  • 隠れ家:猫は安全な場所を必要とします。猫用ベッド、段ボールハウス、キャットタワーなど、複数の隠れ家を用意しましょう。特に、最初は新しい環境に戸惑うため、隠れ家は必須です。
  • 爪とぎ:猫は爪とぎをする習性があります。壁や家具を傷つけないように、猫用の爪とぎを用意しましょう。複数個所、様々なタイプの爪とぎを用意することで、猫の好みに合わせて選択できます。
  • トイレ:猫トイレは複数設置することをおすすめします。場所を変えて設置することで、猫がトイレを嫌がることを防ぎます。トイレの種類も砂の種類も、猫によって好みが異なるため、いくつか試して猫に合ったものを選びましょう。最初は、猫が普段使っているような、シンプルなタイプのトイレが良いかもしれません。
  • 給水器:新鮮な水を常に用意しましょう。流水タイプの給水器は、猫が水を飲むのを促す効果があります。ボウルタイプの給水器も併用すると良いでしょう。
  • 遊び道具:猫が飽きないように、様々な種類の遊び道具を用意しましょう。ボール、おもちゃのマウス、羽根つきの棒など、猫が興味を示すものを選んであげましょう。定期的に新しいおもちゃを与えることで、猫の遊び心を刺激できます。
  • 安全対策:窓やベランダからの転落防止、電源コードの保護、有害な植物の除去など、猫が安全に過ごせるように環境を整えましょう。特に、高所からの落下は猫にとって非常に危険です。

3. ストレス軽減と安心感の提供

野良猫から室内猫への転換は、猫にとって大きなストレスとなる可能性があります。

  • ゆっくりと慣れさせる:最初はケージに入れて、徐々に部屋に慣れていくようにします。ケージの中に隠れ家やトイレ、餌、水を用意し、安心できる空間を作ります。数日かけて、ケージから出して部屋の中を自由に探索させるようにします。
  • コミュニケーション:優しく声をかけたり、撫でたりすることで、猫に安心感を与えましょう。猫が落ち着いてから、ゆっくりとスキンシップを図ることが大切です。無理強いはせず、猫のペースに合わせて接しましょう。
  • フェロモン製品:猫の安心感を高めるフェロモン製品を使用するのも有効です。獣医さんやペットショップで相談しましょう。
  • 環境の変化への対応:新しい環境に慣れるまでには時間がかかります。焦らず、猫のペースに合わせて、ゆっくりと時間をかけて慣れさせてあげましょう。数週間から数ヶ月かかる場合もあります。

4. 食餌とトイレの管理

  • 食事:野良猫時代と同じ餌を与え続け、徐々に室内猫用のフードに切り替えていきます。急な変更は消化器系のトラブルの原因となる可能性があります。獣医さんに相談しながら、適切なフードを選びましょう。
  • 牛乳は避ける:牛乳は猫の消化器官に負担をかける可能性があります。水や猫用ミルクを与えましょう。
  • トイレトレーニング:猫トイレに慣れるまでには時間がかかります。猫がトイレを使用したら褒めてあげ、清潔に保つことが大切です。もしトイレ以外で排泄したら、すぐに掃除をして、猫がトイレを使うように誘導しましょう。

5. 専門家への相談

不安なことがあれば、獣医さんや動物行動学の専門家に相談しましょう。経験豊富な専門家のアドバイスを受けることで、猫と飼い主双方にとってより良い生活を送ることができます。

まとめ

野良猫を室内で飼うことは、責任と愛情を必要とする行為です。猫の健康状態を把握し、適切な環境を整えることで、猫は安心して暮らすことができます。焦らず、猫のペースに合わせて、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築いていきましょう。

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