野良猫と愛犬の同居生活:2DKマンションでの2週間の過ごし方

野良猫を飼いはじめたのですが・・・宜しくお願いします。野良猫のオス推定5か月を飼いはじめて1か月を過ぎました。猫を飼う事は初めての経験です。今、猫を飼っていること自体、自分で信じられないような気持ちでいます。実はこの子と出会う前の私は、野良猫や猫が苦手でした。(ごめんなさい)怖かったですし、触ることもした事がありませんでした。そんな私が、この子を見た瞬間に心を奪われていました。けれど、最初のうちは、うちで飼ってあげることは出来ないと思い、餌だけをあげている日々が続きました。でも、そんな日々を続けていくうちにどんどん愛情が湧いてしまい、夜布団で寝ている時、あの子はコンクリートの上で寝ているんだろうかとか、大丈夫かなと、そんな事を思うようになっていました。このまま自分が飼ってあげなければあの子はどんな風に死んでいくんだろう・・・などを想像してしまったとき、いてもたってもいられない気持ちになり、次の日には、我が家のマンションに連れてきてしまいました。そして、飼う事を決心したんです。私はマンション住まいで3人姉妹で暮らしており、妹も姉も私と同じようにこの子に愛情が出てきてしまっていたので飼う事には賛成してくれました。もともと動物好きな家族なので親も賛成してくれました。そこまでは良いのですが、私は今福島県から避難を余儀なくされ、現在京都にお世話になっております。福島には母と父と愛犬がまだ住んでおり、時々被ばく量を下げるために私たち姉妹のいるマンションに短期間長くても2週間ほど居て帰っていくという生活を送っていました。父の仕事の休みがまとめて来週とれるらしいので、来週末にいつものように短期間こちらに来ることになりました。そこで今私たちの不安は、福島で飼っている愛犬のダックスフンド(メス)3歳と最近こちらで飼いはじめたこの猫ちゃんが、果たしてどうなるんだろという事です。愛犬はよく吠える犬なので、まず猫に対して吠えることは間違いありません。2週間ほどではありますが、お互い喧嘩などしないかという不安が頭をよぎっております。ちなみに私たちのすむマンションの部屋数は2DKほどです。キッチンとダイニングの部屋と隣にある畳のお部屋を猫ちゃんは行き来している感じで生活しております。猫ちゃんと愛犬の事を考えて親と愛犬が来たときには少し離れたもう一部屋に寝てもらおうと思っていますが、その部屋はそんなに広くないので寝る以外は補足猫もいる部屋でいてもらうしかないと考えております。長くなってしまいましたが、どのような状況が考えられますでしょうか?仲良くなることは出来なくてもお互いなんとかやっていってくれるでしょうか。複雑な内容で申し訳ありません。

初めての猫との生活と、愛犬との出会い

福島からの避難生活、そして新しい家族である野良猫ちゃんとの出会い、心温まるエピソードですね。初めての猫との生活、しかも野良猫出身の子猫との生活は、喜びとともに多くの不安がつきものです。さらに、愛犬との初めての対面、そして狭い2DKでの2週間の同居…確かに心配ですよね。しかし、ご安心ください。適切な準備と工夫で、猫ちゃんも愛犬も、そしてご家族も、穏やかな時間を過ごせるようにできます。

猫と犬の最初の出会い:トラブル回避のための準備

愛犬が猫に吠えることは予想されます。重要なのは、最初の出会いを安全に、そしてできるだけストレスなく行うことです。 いきなり対面させるのではなく、段階的に慣れさせていきましょう。

段階的な紹介方法

1. 匂いの交換: まずは、猫ちゃんのおもちゃやタオル、愛犬のタオルなどをそれぞれ交換し、お互いの匂いを嗅がせます。これによって、事前に相手の存在を認識させ、警戒心を和らげることができます。数日間かけてゆっくりと行いましょう。
2. 間接的な接触: 猫ちゃんをケージやキャリーバッグに入れた状態で、愛犬をゆっくりと近づけてみましょう。最初は遠くから、徐々に距離を縮めていきます。猫ちゃんが落ち着いていれば、成功です。猫ちゃんが恐怖を示したら、すぐに距離を離しましょう。この段階では、直接の接触は避けましょう。
3. 視覚的な接触: ケージやキャリーバッグから猫ちゃんを出して、安全な場所で愛犬と視覚的な接触をさせます。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきます。この時、愛犬が興奮したり、吠えたりしないように、しっかりとコントロールすることが重要です。 必要であれば、愛犬に「待て」などのコマンドを教え、落ち着かせましょう。
4. 短い時間での面会: 猫ちゃんと愛犬が比較的落ち着いていられるようであれば、短い時間だけ、それぞれの存在を認識させながら、同じ部屋に滞在させます。この際、猫ちゃんが逃げられる安全な場所(高い場所、隠れ家など)を用意しておくことが重要です。 愛犬が猫ちゃんに近づきすぎないように注意し、常に監視しましょう。
5. 徐々に時間を長くする: 問題なく過ごせたら、徐々に面会時間を長くしていきます。常に愛犬の様子を観察し、猫ちゃんが恐怖を感じているようであれば、すぐに分離しましょう。

2DKマンションでの空間活用と安全対策

2DKという限られた空間で、猫ちゃんと愛犬が快適に過ごせるように工夫が必要です。

空間の区分けと安全確保

* 猫専用の安全空間: 猫ちゃんは高い場所を好むため、キャットタワーや棚などを設置し、愛犬から逃げられる安全な場所を確保しましょう。
* 愛犬の落ち着ける場所: 愛犬にも、落ち着いて過ごせるクレートやベッドを用意しましょう。
* 食事場所の分離: 猫ちゃんと愛犬の食事場所は、離れた場所に設置しましょう。これによって、食事中のトラブルを回避できます。
* トイレの位置: 猫トイレと愛犬のトイレは、離れた場所に設置し、清潔さを保ちましょう。

行動予測と環境調整

* 愛犬の行動パターン: 愛犬が興奮しやすい時間帯や場所を把握し、その時間帯は猫ちゃんを安全な場所に移動させましょう。
* 猫の行動パターン: 猫ちゃんが落ち着いて過ごせる環境を整えましょう。静かな場所を確保し、刺激を避けましょう。
* フェロモン製品: 猫用フェロモン製品(Feliwayなど)を使用することで、猫ちゃんのストレスを軽減できます。

専門家の意見:動物行動学者のアドバイス

動物行動学者によると、猫と犬の同居は、適切な導入と環境調整によって、良好な関係を築くことが可能です。しかし、個体差があるため、必ずしも仲良くなるとは限りません。 重要なのは、お互いがストレスを感じることなく、安全に過ごせる環境を整えることです。

2週間の滞在:具体的なスケジュール例

2週間の滞在期間中は、愛犬と猫ちゃんの様子を注意深く観察し、必要に応じて対応しましょう。

* 最初の数日は、短い時間だけ面会させ、徐々に時間を延ばす。
* 愛犬が興奮したり、吠えたりしたら、すぐに分離させる。
* 猫ちゃんがストレスを感じているようであれば、安全な場所に移動させる。
* 常に監視し、必要に応じて介入する。

まとめ:安全第一で、穏やかな時間を

猫と犬の同居は、準備と工夫次第で成功する可能性が高いです。しかし、安全を第一に考え、お互いのストレスを最小限に抑えることが重要です。 段階的な紹介、安全な空間の確保、そして常に猫ちゃん、愛犬の様子を観察することで、2週間の滞在期間を穏やかに過ごすことができるでしょう。 もし、喧嘩やトラブルが発生した場合は、専門家(獣医や動物行動学者)に相談することをお勧めします。

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