野良猫との同居、家族の反対を乗り越える方法

[真面目な相談]家族も良く知っている野良猫を家に連れてきたら大反対されました。 近くの公園で病気の猫を何匹も見てきました。 かわいそうと思っても何もしてやれず、そのうちいつのまにかいなくなるということの繰り返しでした。 これから話す猫はそういう死に方はさせたくないと思い、少しずつ自分になつかせ、家族とも話題にするなど準備してきたのですが、最後になって大反対されてしまいました。 過去に2匹飼ったことがあり、家族全員猫好きです。 この猫は近所の公園にいるオスで、推定5,6才、去勢してあるので捨てられたか逃げたかと思われます。 人なつこいので家族でよく話題にしており、私は4年ほど、もう一人も時々会って仲良くなっていました。 ちなみにエサは別の人が数匹にまとめてあげていて、私はおやつ程度でした。 家まで連れてくるのはけっこう大変でした。 自分の縄張りを離れることに相当抵抗があったようです。 その経緯は長くなるので省きますが、今では自分から家に来て私の部屋で何時間も安心しきって熟睡します。 そして、私が家を出るときに一緒に外に出すのですが、出たがらずに怒ります。 私は、猫を家の中に連れて来ていることを家族には黙っていました。 拒絶される心配があったからです。 しかし、猫が私の部屋で充分落ち着くようになり、家族と話題にするときの雰囲気もとても和やかなものだったので、ある日猫が私の部屋で熟睡しているときに今来ていることを打ち明けたのですが、 「汚い。どんなばい菌をもっているかわからないからすぐに追い出すように。公園だけの関係にするように。」 と、大変な拒否反応にあってしまいました。 私は、「公園での関係でなく家での関係にしよう。家族みんな猫好きでこの猫に好意をもっているのだし、この猫はこんなにこの家に慣れてきているのだから苛酷な野良生活から開放されるし、近所迷惑は減るし、みんなに良いことがある。」と説いたのですが、だめでした。 その後何回か話し合いをしてもだめでした。 いったいどうやって家族を説得すればよいのでしょうか。 全身シャンプーは、大きめのけんかも強い猫なので、大変な作業になると思われます。 動物病院に連れて行って病気や菌をもっていないことを証明してもらう。-そんなことをしてもらえるのでしょうか。 ちなみに、以前飼っていた猫は血統書付きでした。 これは家族のひとりの強い希望によるものです。 以上ここまで読んで頂いて本当にありがとうございます。 ぜひ知恵をお貸しください。お願いします。

家族を説得するためのステップ

野良猫を家族に迎え入れることは、大きな決断です。特に、反対意見がある場合は、慎重なアプローチが必要です。 あなたの状況を踏まえ、段階的に家族を説得する方法を考えてみましょう。

ステップ1:家族の不安を理解する

家族の反対の理由は「汚い」「ばい菌」という具体的な不安です。これは、野良猫に対する一般的な懸念であり、無視できるものではありません。 過去に血統書付きの猫を飼っていたという事実からも、家族には猫に対する一定の理想や基準があることが分かります。 野良猫に対する抵抗は、単に「清潔さ」の問題だけでなく、「健康状態」「飼育の負担」「生活スタイルの変化」など、様々な不安が複雑に絡み合っている可能性があります。 まずは、これらの不安を丁寧に聞き取り、一つずつ解消していくことが重要です。

ステップ2:具体的な対策を示す

不安を解消するためには、具体的な対策を示すことが不可欠です。 単なる言葉ではなく、具体的な行動計画を示すことで、家族の信頼を得ることができます。

  • 動物病院での健康診断: これは最も重要なステップです。 動物病院で健康診断を受けさせ、ノミ・ダニの駆除、ワクチン接種、寄生虫検査を行い、健康状態を証明しましょう。 獣医師から健康状態に関する証明書を発行してもらうことも可能です。 また、猫の年齢や性格、去勢済みであることも伝えることで、家族の不安を軽減できます。
  • 徹底的な清潔管理: 猫トイレの設置場所、清掃頻度、猫の寝床の衛生管理など、具体的な清潔対策を提案しましょう。 猫が室内で過ごすための適切な環境を整えることで、家族の衛生面への不安を解消できます。 例えば、猫専用のスペースを作る、定期的に掃除機をかける、猫用シャンプーを使用するなど、具体的な方法を示すことが重要です。 猫の爪とぎ対策も忘れずに。
  • 飼育計画の提示: 猫のエサ代、医療費、トイレ用品など、飼育にかかる費用を具体的に計算し、家族に提示しましょう。 また、猫の世話は誰がどのように行うのか、責任分担を明確にすることで、家族の負担を軽減し、安心感を与えます。 猫の性格や特徴を理解し、適切な飼育方法を学ぶことも重要です。 猫に関する本を読んだり、インターネットで情報を調べたり、猫カフェに行ってみるのも良いでしょう。
  • 近所への配慮: 猫による近所への迷惑(鳴き声、糞尿など)を最小限に抑えるための対策を説明しましょう。 例えば、猫のトイレを適切に管理する、夜間の鳴き声を防ぐための工夫をするなどです。 近隣住民との良好な関係を維持することで、家族の不安を解消できます。

ステップ3:猫の魅力を再確認する

家族は過去に猫を飼っており、猫好きであることをあなたは認識しています。 しかし、血統書付きの猫と野良猫では、家族の抱くイメージが異なる可能性があります。 野良猫の可愛らしさ、人懐っこさ、個性を改めて伝え、家族に猫の魅力を再認識させましょう。 写真や動画で猫の様子を見せるのも効果的です。 猫と過ごす時間を共有し、家族が猫と触れ合う機会を作ることで、感情的な距離を縮めることができます。

ステップ4:専門家の意見を参考にする

動物病院の獣医師や動物行動学の専門家などに相談し、専門家の意見を家族に示すことで、説得力を高めることができます。 専門家の客観的な意見は、家族の不安を解消する上で大きな効果があります。 特に、猫の健康状態や飼育方法に関する専門家のアドバイスは、家族の信頼を得る上で非常に重要です。

ステップ5:時間をかけてじっくりと説得する

家族の反対を覆すには、時間と忍耐が必要です。 一度に全てを解決しようとせず、小さな成功体験を積み重ねながら、少しずつ家族の理解を得ていきましょう。 焦らず、粘り強く説得を続けることが大切です。 定期的に家族と話し合い、猫との生活について話し合う時間を設けることで、家族の不安を解消し、理解を得ることができます。

まとめ

野良猫を家族に迎え入れることは、簡単ではありませんが、愛情と努力で乗り越えることができます。 家族の不安を理解し、具体的な対策を示すことで、説得の可能性は高まります。 専門家の意見を参考にしながら、時間をかけてじっくりと家族と向き合い、猫との幸せな生活を実現しましょう。

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