配線ダクト設置におけるブレーカー落ち問題:原因と解決策

現在、部屋に配線ダクトをつけようと思ってます。構成的には、部屋のコンセントから延長コードで露出型のコンセントプラグを装置。増設した露出型コンセントプラグからさらに渡りコードを出し片切スイッチを噛ませて、配線ダクトへの接続を行なっています。露出型コンセントプラグまでは問題ないのですが、片切スイッチを噛ますと、不可も無いのにブレーカーが落ちてしまいます。部屋の電化製品の容量がオーバーしてるということはないので、現在、原因を探ってます。コードの線種はVA1.6-2芯と、通常の電化製品様の銅より線をしようしてます。心当たりある方、ご存知でしたらアドバイスお願いしますm(__)mよろしくお願いしますm(__)m

ブレーカーが落ちる原因を探る:配線ダクト設置と電気容量

配線ダクトを設置する際に、片切スイッチを追加した途端にブレーカーが落ちるという状況は、電気回路のどこかで問題が発生していることを示唆しています。 電化製品の総容量が許容範囲内であるとのことですので、問題はスイッチの接続、配線、またはスイッチ自体の問題が考えられます。 以下、具体的な原因と解決策を解説します。

考えられる原因と解決策

1. スイッチの容量不足

  • 使用している片切スイッチの定格電流を確認しましょう。 スイッチには、許容できる最大電流(アンペア)が記載されています。 VA1.6-2芯のコードを使用している場合、許容電流は1.6mm²の銅線に準拠した値となります。 接続する電化製品の消費電力を合計し、その合計電流がスイッチの定格電流を超えていないかを確認してください。超えている場合は、定格電流の大きいスイッチに交換する必要があります。
  • スイッチの接続不良: スイッチの端子に接続されているコードが緩んでいたり、接触不良を起こしている可能性があります。 スイッチを取り外し、コードを確実に接続し直してください。 端子が変形している場合は、新しいスイッチに交換することをお勧めします。 この際、接続する前に必ずブレーカーをOFFにして作業を行いましょう。

2. 配線の問題

  • 配線の断線または接触不良: 延長コードや渡りコードの被覆が傷んでいたり、内部の線が断線している可能性があります。 コード全体を丁寧に確認し、傷んでいる箇所があれば交換しましょう。 特に、スイッチとコンセントの接続部分、および配線ダクトへの接続部分などを重点的に確認してください。
  • 配線容量の不足: 使用しているコードの太さが、接続する電化製品の消費電流に対して細すぎる可能性があります。 VA1.6-2芯は比較的細いコードです。 複数の高出力な電化製品を使用する場合は、より太いコード(例えば、VA2.0-2芯以上)を使用することを検討してください。 専門の電気工事士に相談し、適切なコードの太さを選定してもらうことをお勧めします。
  • アース線の接続不良: アース線が適切に接続されていない場合、ブレーカーが落ちる原因となることがあります。 アース線は安全のために非常に重要です。 アース線が接続されていることを確認し、接続不良があれば修正してください。 アース線の接続が不明な場合は、専門家に相談しましょう。

3. ブレーカーの感度

  • ブレーカーの容量不足: 部屋のブレーカーの容量が、接続する電化製品と配線ダクトの合計電流に対して不足している可能性があります。 ブレーカーの容量を確認し、必要であれば容量の大きいブレーカーに交換する必要があります。 これは、専門の電気工事士に依頼する必要があります。
  • ブレーカーの劣化: ブレーカーが経年劣化している場合、感度が低下し、本来落ちるべき電流値よりも低い電流で落ちてしまうことがあります。 ブレーカーの交換を検討しましょう。 これも専門の電気工事士に依頼する必要があります。

4. その他の要因

  • 漏電: 配線に漏電が発生している可能性があります。 漏電ブレーカーが作動している場合は、漏電箇所を特定し、修理または交換する必要があります。 漏電の発見は専門知識が必要なため、電気工事士に依頼することを強くお勧めします。
  • スイッチの不良: まれに、スイッチ自体に不良がある場合があります。 新しいスイッチと交換して様子を見てみましょう。

専門家への相談

上記の原因と解決策を試してもブレーカーが落ちる場合は、電気工事士などの専門家に相談することを強くお勧めします。 電気工事は専門知識と技術が必要な作業であり、誤った操作を行うと感電や火災などの危険があります。 安全を確保するためにも、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

インテリアとの調和

配線ダクトは、インテリアの一部としてデザイン性を考慮することも大切です。 配線ダクトの色や素材を選ぶ際には、部屋全体のインテリアスタイルと調和するものを選びましょう。 例えば、ブラウン系の配線ダクトは、ナチュラルな雰囲気の部屋に良く合います。 一方、シルバーやホワイトの配線ダクトは、モダンなインテリアに適しています。 配線ダクトの設置位置やレイアウトも、インテリアデザインに影響を与えるため、慎重に計画しましょう。

まとめ

配線ダクト設置時のブレーカー落ち問題は、様々な原因が考えられます。 まず、スイッチの容量、配線の状態、ブレーカーの状況などを確認し、問題点を特定することが重要です。 それでも解決しない場合は、専門家の助けを借りましょう。 安全を確保し、快適なインテリア空間を実現するために、適切な対応を心がけてください。

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