都心の一戸建てで聞こえる謎の微小な騒音…その原因究明と対策

騒音源の質問です。都内、都心部一戸建て、両方の隣とは、一m位しか離れていません。家の前の道路は広めですが、あまり車は通らず、静かな地域です。15年住みこれまで、騒音は無縁でした。が三月末からかすかな音 一日中、聴こえます。耳が少し遠い夫は聞こえません。私、子供二人は 耳がいいので気になります。何かの共鳴音?TVを大きめにつけたり、動いていると気にはなりません。一体、何の音か?書きにくいのですがう〜〜、ボワ〜〜という機械音か?、お隣など、新しい工事はないです。エアコンもこの季節ではないです。何処かからの排気音か?音がどこからかもわからないのです。三階だてで、どの部屋にいても静かだと聴こえます。窓を開け聞くと音はしない、玄関、庭など外で聞くとわかりません。音としてはかなり小さいですが、静かな時間に気になります。早朝から深夜まで、たまにやんでいることもありますが、長くはないです。外部の音でなく我が家の家の何かからなのでしょうか?隣ではなく、裏の御宅の一階に小さい、お花系お店がはいりましたが、もう一年はたっています。そことは四mくらいはなれていますが、お店の機械音か?音源をつきとめる方法はありますか?小さい音源でも調べていただける業者はありますか?経験がある方もいらしたら、よろしくお願いします。

原因特定のためのステップバイステップガイド

長年静かに暮らしていた住まいに、突如現れた謎の微小な騒音。それは、生活の質を大きく損なう可能性があります。原因特定は容易ではありませんが、焦らず、段階的に調査を進めることで、解決の糸口が見えてきます。

1. 騒音の特性を詳細に記録する

まず、騒音の特性を詳細に記録することが重要です。以下の点を記録しましょう。

  • 音の種類:「う~ん」「ボワ~ン」といった表現だけでなく、具体的な音(例:低いブーンという音、高いピーという音、振動を伴う音など)を記述しましょう。
  • 音量:静かな図書館、普通の会話、騒がしい道路など、聞き慣れた音と比較して音量を記述します。
  • 発生時間:一日を通して、いつからいつまで音が聞こえるのか、時間帯を記録しましょう。特定の時間帯に集中しているか、それとも一日中継続しているのか。
  • 発生場所:どの部屋で最も音が大きく聞こえるか、また、どの部屋で聞こえないかなども記録しましょう。階数も重要です。
  • 状況:窓を開けている時と閉めている時で音の聞こえ方に変化があるか、天候によって変化があるかなども記録しましょう。
  • その他:音の発生と同時に何か他の現象が起こっていないか(振動、臭いなど)も記録しましょう。

これらの情報を記録することで、騒音の原因特定に役立つ手がかりが得られます。可能であれば、スマートフォンアプリを使って騒音レベルを測定し記録することも有効です。

2. 室内調査:音源の特定を試みる

記録に基づき、室内調査を行いましょう。

  • 音の発生源を特定する試み:各部屋を順番に巡り、音の大きさを確認します。音の大きさが変わる場所、特定の場所から音が聞こえるなど、手がかりを探しましょう。壁や床を軽く叩いてみて、共鳴している箇所がないか確認することも有効です。
  • 配管や設備の確認:給湯器、換気扇、排水管など、家の中の設備機器から音が発生していないか確認しましょう。給湯器は特に、古いものだと稼働音が大きくなることがあります。配管を軽く叩いてみて、異音がないか確認することも重要です。
  • 電気系統の確認:ブレーカーを落としてみて、音の変化を確認しましょう。特定のブレーカーを落とした時に音が小さくなったり消えたりすれば、その回路に関連する機器が原因の可能性があります。蛍光灯やモーター付きの機器なども疑ってみましょう。

3. 外部調査:近隣からの騒音の可能性を検討する

室内調査で原因が特定できない場合は、外部からの騒音の可能性も検討しましょう。

  • 近隣への聞き込み:近隣住民に、同様の騒音を聞いていないか確認してみましょう。同じような騒音を経験している人がいれば、原因特定の大きな手がかりとなります。
  • お店の機械音の可能性:裏にあるお花屋さんについても、営業時間を確認し、騒音の発生時間と照らし合わせてみましょう。もし営業時間と騒音の発生時間に関連性があれば、お店の機械が原因の可能性があります。ただし、4m離れていれば、直接的な原因とは考えにくいですが、可能性は排除できません。
  • 道路や工事の音:道路工事や、近隣での工事の音の可能性も検討しましょう。特に、地中を掘削する工事などは、微小な振動を伴う騒音を引き起こす可能性があります。

4. 専門業者への依頼

上記の方法で原因が特定できない場合は、騒音測定専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者は、精密な測定機器を用いて騒音源を特定し、対策を提案してくれます。

  • 騒音測定専門業者:インターネット検索などで「騒音測定」「騒音調査」などをキーワードに検索し、複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。経験豊富な業者を選ぶことが重要です。
  • 測定費用:測定費用は、調査範囲や時間、報告書の内容によって異なります。事前に費用を確認しておきましょう。

騒音トラブルを避けるためのインテリア選び

騒音問題は、住まいの快適性を大きく左右します。騒音トラブルを避けるため、インテリア選びにも工夫が必要です。

遮音性の高い建材を選ぶ

壁や床、窓などの建材を選ぶ際には、遮音性能に優れたものを選びましょう。遮音性能は、等級で表示されているので、確認して選びましょう。特に、隣家との境となる壁や窓は、遮音性能の高いものを選ぶことが重要です。

家具の配置にも注意

家具の配置も、騒音対策に影響します。例えば、壁際に大きな家具を置くことで、音の反射を抑えることができます。また、カーペットやラグを敷くことで、床からの音の伝達を防ぐ効果も期待できます。

グリーンを取り入れる

植物は、音の吸収効果があります。観葉植物などを配置することで、騒音を軽減する効果が期待できます。

まとめ

原因不明の騒音は、ストレスの原因となります。焦らず、段階的に調査を進め、必要に応じて専門業者に相談しましょう。そして、騒音対策を意識したインテリア選びも、快適な生活を送る上で重要です。

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