都市ガスとプロパンガス、使用量の違いと節約術|冬のガス代が高くなった原因を探る

ガス使用量について質問です。3月までプロパンガスの1kに夫婦2人で住んでいて、使用量は大体13m3ぐらいでした。毎日シャワー、洗面所でお湯を使いお風呂はほんとたまにという感じで、料理はIHでした。4月から都市ガスの1kに住み始め、ガス代が安くなると思ったんですが、使用量が40m3になっててびっくりです。お風呂は私が毎日シャワーで旦那は実家が向かいなのでほとんど実家に入りに行きます。料理はガスになったんですが、旦那の実家で一緒に食べることも多いのでそこまで毎日料理はしません。それでここまでかかるでしょうか?後、前の部屋は蛇口の所に温度調節出来るのが付いていたんですが、今の部屋はお湯と水を出して調節するめんどくさいタイプです。常にMAXの温度だからガスを沢山使ってるからなのでしょうか?ここまで変わるとは思わなかったので、ガスに詳しい方やうちの場合はこうだよなど教えてくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。補足プロパンと都市ガスで使用量の表示が違うんですね。前よりガス自体は使ってないと思うのに、今月は今までで最大のガス代だったので、まさか都市ガスになったらガス代が高くなるとは思いませんでした(´;ω;`)

プロパンガスと都市ガスの違いと料金比較

まず、プロパンガスと都市ガスの大きな違いは、供給方法と料金体系です。プロパンガスは、ボンベに充填された液化石油ガスを各家庭に供給するシステムです。そのため、供給量や距離、業者によって価格変動が大きく、都市ガスよりも一般的に高価です。一方、都市ガスは、都市ガス会社からパイプラインを通じて供給されるため、価格が比較的安定しています。

しかし、料金比較においては、単純に「都市ガスの方が安い」とは一概に言えません。料金は使用量、ガス料金単価、基本料金など複数の要素で構成されます。今回のケースでは、使用量が大幅に増加しているため、都市ガスへの切り替えによる料金メリットが相殺されている可能性が高いです。

ガス使用量増加の原因を探る:具体的なチェックポイント

40m3という使用量は、1ヶ月で夫婦2人暮らしの1Kマンションとしてはやや多いと言えます。使用量増加の原因を特定するために、以下の点をチェックしてみましょう。

1. 給湯器の効率

  • 給湯器の種類: 従来型給湯器とエコジョーズ給湯器では、消費エネルギーに大きな差があります。エコジョーズは排気熱を再利用するため、省エネルギー性に優れています。もし従来型給湯器であれば、交換を検討する価値があります。
  • 給湯器の点検: 給湯器に不具合があると、ガス消費量が増加する可能性があります。専門業者による点検を依頼しましょう。
  • お湯の温度設定: 常にMAX温度で調節しているとのことですが、これはガス消費量を増加させる大きな要因です。適切な温度に調整することで、大幅な節約が見込めます。温度調節が難しい蛇口の場合は、シャワーヘッドの交換も検討しましょう。節水効果の高いシャワーヘッドは、お湯の使用量を抑えるのに役立ちます。

2. ガスコンロの使用状況

  • 火力の調整: 鍋の大きさや料理内容に合わせた適切な火力で使用しましょう。必要以上に強い火力を長時間使用すると、ガス消費量が増えます。
  • コンロの清掃: コンロの汚れは、火力の低下やガス漏れにつながる可能性があります。定期的な清掃を心がけましょう。

3. その他のガス使用機器

  • ガスファンヒーターの使用: 冬場であれば、ガスファンヒーターの使用状況も確認しましょう。使用頻度や時間、適切な温度設定を改めて見直してください。
  • ガス漏れ: ガス漏れは、ガス消費量が増加するだけでなく、危険です。ガス臭がしたら、すぐにガス栓を閉め、ガス会社に連絡しましょう。

4. 計測器の誤差

  • 検針ミス: 念のため、ガス会社の検針ミスがないか確認しましょう。メーターの読み取り値に誤りがないか、請求書と照らし合わせて確認してください。

プロの意見:エネルギーアドバイザーからのアドバイス

エネルギーアドバイザーの視点から見ると、今回のガス使用量増加は、給湯器の効率と、お湯の温度調節方法が大きく影響している可能性が高いです。特に、常にMAX温度のお湯を使用している点が問題です。

具体的な対策としては、

* 節水効果の高いシャワーヘッドへの交換
* 温度調節可能なシャワーヘッドへの交換(混合栓の交換が必要な場合あり)
* 給湯器の温度設定の見直し(40℃程度が目安)
* エコジョーズ給湯器への交換(長期的な視点でのコスト削減効果あり)

などが挙げられます。これらの対策により、ガス消費量を大幅に削減できる可能性があります。

具体的な節約方法と生活習慣の見直し

ガス料金を節約するためには、以下の点を意識してみましょう。

* シャワー時間を短縮する: シャワー時間を短縮することで、お湯の使用量を減らせます。タイマーなどを活用して時間を管理しましょう。
* こまめな換気: 換気をこまめに行うことで、室温を適切に保ち、暖房機器の使用時間を短縮できます。
* 保温性の高い鍋を使用する: 保温性の高い鍋を使用することで、調理時間を短縮し、ガス消費量を抑えられます。
* 料理の工夫: 一度にまとめて調理する、電子レンジやオーブンを活用するなど、ガスコンロの使用頻度を減らす工夫をしましょう。
* 保温機能を活用する: 電気ポットや魔法瓶などを活用し、お湯を保温することで、ガス給湯器の使用頻度を減らせます。

まとめ:ガス代の節約は小さな工夫から

ガス代の節約は、大きな設備投資だけでなく、日々の生活習慣を見直すことで実現可能です。今回ご紹介したチェックポイントや節約方法を参考に、ご自身の生活スタイルに合った節約方法を見つけてみてください。それでもガス使用量に不安がある場合は、ガス会社や専門業者に相談することをお勧めします。

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