都内3500万円台のマイホーム購入:3人のお子さんを持つご家庭のケーススタディ

妻が家を買いたいと言い困っています。皆様のお知恵をお貸しください。長文になりますが宜しくお願い致します。現在、23区在住、当方39歳、妻34歳、子供3人(9歳、7歳、2歳)、年収800万、妻は専業主婦、貯蓄1950万(証券、保険等1100万、現金850万)です。ローン等、負債はありません。家賃は月に11万、車一台(3500CC)保有駐車場代3万で14万、更新料2年に一度11万です。妻の姉や、私や妻の友達が次々に家を購入し、妻が現在の家も3人子供が出来手狭になったので、4LDK以上の家が欲しいと最近うるさいのです。今の時代、少子化の影響で不動産価格も下がり、デフレがすすむ中、給料の上昇よりも減給は必死の状況で、現に来年以降、私の会社も減給は必死です。こんな中で、5000万円近くの買い物を、子供3人も抱え背負うのは気がすすまず、最近は妻と口論になることが多く、精神的に参っております。現在3DKに住んでおり、確かに手狭ですが、不自由はありません。一番上が娘、後2人は男ってことを考えると中学生くらいになると、娘の独立した部屋は必要なのかな?とは思いますが、教育費用などを考えると、住宅ローンは情けない話ですが、自信がありません。妻も一番下が幼稚園に行けば働くなどと言っては下りますが、正直、私の知り合いのところで働く予定で年収400万前後が一杯です。皆様は、特にお子さんが3人以上いらっしゃる方で都内にお住まいの方は、どのようにお考えでしょうか?住宅の購入や、間取りも含め、お知恵を拝借できれば幸いです。宜しくお願い致します。補足皆様有難うございます。都内にこだわるのは妻が難難病で大学病院から離れられないからです。家は5000万の物件ではなく、3000万借りて利息や固定資産税、登記料や手数料もろもろ含めて考えるとこのくらいかな?と思ったのです。ですから3500万くらいの物件が限界で、中古も検討しております。頭金は1500万くらいで1000万位は私の親が貸してくれると申しております。(くれないそうです。あくまでも貸すとのことです)

現状分析と課題

ご質問を拝見し、ご家族の状況を踏まえながら、都内でのマイホーム購入について検討してみましょう。現在、年収800万円、貯蓄1950万円、3人の子供を持つご家庭で、3500万円程度の物件購入を目指されています。妻の難病のため、都内、特に大学病院からの通院圏内という制約があります。これは非常に重要な要素であり、物件選びの優先順位を大きく左右します。

課題としては、以下の点が挙げられます。

* **予算の制約:** 3500万円の物件購入にあたり、頭金1500万円(親からの融資は不確定要素)、残りの2000万円を住宅ローンで賄う必要があります。金利上昇や将来の収入減を考慮すると、ローンの返済計画は慎重に立てる必要があります。
* **妻の就労:** 妻の就労は、家計の安定に大きく貢献します。しかし、年収400万円程度の仕事では、住宅ローンの負担軽減効果は限定的です。
* **教育費:** 3人の子供たちの教育費は、今後大きな支出となります。住宅ローンと教育費の両立は、家計管理の重要な課題です。
* **物件選び:** 都内、特に大学病院近辺の物件は高価な傾向があります。希望の間取り(4LDK以上)を確保しつつ、予算内に収まる物件を見つけるのは容易ではありません。中古物件の検討も視野に入れる必要があります。

具体的な解決策とアドバイス

1. 資金計画の見直し

まず、綿密な資金計画を作成することが重要です。住宅ローンのシミュレーションツールを活用し、様々な金利条件や返済期間を想定して、毎月の返済額を試算しましょう。 返済額が家計に与える影響をシミュレーションし、余裕資金を確保できるプランを立てましょう。

* 金利上昇リスクの考慮: 現在の低金利は永遠に続くとは限りません。金利上昇リスクを考慮し、余裕のある返済計画を立てることが重要です。
* 変動金利と固定金利の比較検討: 変動金利は初期金利が低いものの、将来の金利上昇リスクがあります。固定金利は安心ですが、初期金利が高めです。ご自身のリスク許容度に合わせて選択しましょう。
* 繰り上げ返済プランの検討: 余裕資金があれば、繰り上げ返済を行うことで、総返済額を減らし、金利負担を軽減できます。

2. 物件探し戦略

3500万円という予算内で、都内、特に大学病院近辺で4LDK以上の物件を見つけるのは容易ではありません。以下の戦略が有効です。

* **中古物件の積極的な検討:** 新築物件に比べて価格が抑えられ、予算内に収まりやすいです。ただし、築年数や修繕費用などを考慮する必要があります。
* **立地の柔軟性:** 大学病院から少し離れたエリアも検討することで、選択肢が広がります。交通の便や生活利便性を考慮し、妥協点を見つけることが重要です。
* **不動産会社との連携:** 複数の不動産会社に相談し、希望条件に合う物件情報を集めましょう。担当者と密にコミュニケーションを取り、市場動向や物件のメリット・デメリットを丁寧に確認しましょう。
* **インターネットを活用:** SUUMO、HOME’Sなどの不動産ポータルサイトを活用し、積極的に物件情報を検索しましょう。条件を絞り込んで検索することで、効率的に物件を探せます。

3. 妻の就労について

妻の就労は、家計の安定に大きく貢献します。しかし、無理のない範囲で就労計画を立てることが重要です。

* **パートタイム勤務の検討:** 育児と両立しやすいパートタイム勤務を検討しましょう。
* **スキルアップ:** 就労にあたり、スキルアップのための研修や資格取得などを検討することで、より良い条件の仕事に就く可能性が高まります。
* **保育園・幼稚園の確保:** 子供たちの保育体制を確保することも重要です。

4. 間取りの工夫

4LDKを確保することが難しい場合は、間取りの工夫で対応できます。

* **子供部屋を工夫:** 将来、子供たちが成長しても使えるように、広さや収納を工夫した子供部屋を設計しましょう。
* **フリースペースの確保:** 家族が集まるリビングや、趣味を楽しむためのフリースペースを確保しましょう。
* **収納スペースの確保:** 収納スペースを十分に確保することで、部屋を広く見せることができます。

5. 専門家への相談

ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーに相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。専門家の客観的な視点を取り入れることで、より適切な判断ができます。

まとめ

都内で3500万円台のマイホーム購入は、容易ではありませんが、綿密な計画と戦略的な行動によって実現可能です。 予算、立地、間取り、妻の就労など、様々な要素を考慮し、ご家族にとって最適なプランを見つけることが重要です。 焦らず、じっくりと時間をかけて検討し、専門家のアドバイスも活用しながら、賢くマイホーム購入を進めていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)