部屋数が少ない!座敷を寝室兼用にする際の風水とインテリア対策

部屋数がなく、座敷を寝室兼で使うことになりました。現在も床の間には掛け軸など何もなく進物置き場状態ですが、いっそのことカーテンでも付け、クローゼットにしてしまいたいのですが、家相とか風水とかにすご~く悪いでしょうか?気にしなくても大丈夫でしょうか?

部屋数が少なく、座敷を寝室として兼用せざるを得ない状況、そして床の間の活用に悩まれているんですね。進物置き場になっている床の間をクローゼットとしてカーテンで仕切る…そのアイデア、決して悪いものではありません。しかし、家相や風水的な観点から不安を感じるのは当然です。この記事では、座敷を寝室兼用にする際の風水的な注意点と、インテリアの工夫によって快適な寝室空間を作るための具体的な方法を解説します。

家相と風水における寝室の配置と床の間の扱い

家相や風水では、寝室の位置や配置、そしてその中の家具の配置が、居住者の健康や運勢に影響すると考えられています。一般的に、寝室は静かで落ち着いた場所に配置するのが理想とされています。また、玄関やトイレ、キッチンなど、気の流れが激しい場所と隣接するのは避けられる傾向があります。座敷を寝室として使う場合、これらの点を考慮する必要があります。

床の間は、本来、客間などの格式高い部屋に設けられ、掛け軸や生花などを飾る場所です。進物置き場として使用することは、本来の用途とは異なるため、風水的にはあまり好ましくないと考えられるかもしれません。しかし、現代の住宅事情を考慮すると、必ずしも厳格に守る必要はないでしょう。大切なのは、空間のエネルギーの流れを良くし、心地よい空間を作ることです。

カーテンで仕切るクローゼット化は問題ない?

床の間をカーテンで仕切ってクローゼットにすること自体、家相や風水的に大きな問題はありません。むしろ、散らかった状態の床の間よりも、整理整頓されたクローゼットの方が、空間のエネルギーの流れは良くなります。ただし、カーテンの色や素材を選ぶ際には、寝室の雰囲気や風水的な要素も考慮しましょう。

例えば、ブラウン系の落ち着いた色のカーテンは、リラックス効果を高めてくれます。また、通気性の良い素材を選ぶことで、湿気やカビの発生を防ぎ、清潔な空間を保つことができます。

快適な寝室空間を作るためのインテリアの工夫

1. 寝室としての機能性を高める

  • ベッドの配置:ベッドは部屋の中心に置くよりも、壁際に配置することで安定感を得られます。また、窓から直接風が当たらないようにしましょう。
  • 照明:リラックスできる間接照明を導入し、明るさを調整できるようにすると良いでしょう。寝る前の読書には、スタンドライトなども有効です。
  • 収納:クローゼットだけでなく、ベッドサイドテーブルやチェストなどを活用して、収納スペースを確保しましょう。散らからないように整理整頓を心がけることが重要です。
  • カーテン:遮光カーテンや厚手のカーテンを使用することで、外部からの光や音を遮断し、質の高い睡眠を得ることができます。前述の通り、ブラウン系の落ち着いた色を選ぶとリラックス効果を高められます。

2. 風水を取り入れたインテリア

  • 色:寝室には、リラックス効果のあるブラウンやベージュ、アイボリーなどのアースカラーがおすすめです。刺激的な色は避けましょう。
  • 素材:天然素材の家具や寝具を使うことで、自然のエネルギーを取り込み、安らぎのある空間を作ることができます。木製の家具や綿や麻の寝具などがおすすめです。
  • 植物:観葉植物を置くことで、空気の浄化やリラックス効果が期待できます。ただし、枯れた植物は陰の気を招くため、こまめな手入れが必要です。小さめの観葉植物を置くのがおすすめです。
  • 鏡:鏡は気を反射するため、寝室に置く場合は、寝ている自分自身を映さないように注意しましょう。クローゼットの扉に鏡が付いている場合は、カーテンで隠すことを検討しましょう。

3. 専門家の意見を参考に

どうしても不安な場合は、風水師やインテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。プロのアドバイスを受けることで、より快適で安心できる寝室空間を作ることができます。インターネットで検索すれば、多くの専門家が見つかるでしょう。

まとめ

座敷を寝室兼用にする際に、床の間をクローゼットとして活用することは、必ずしも家相や風水的に悪いわけではありません。むしろ、整理整頓された空間は、良い気を呼び込むことに繋がります。大切なのは、寝室としての機能性を高め、リラックスできる空間を作ることです。今回ご紹介したインテリアの工夫を参考に、快適な寝室空間を実現してください。

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