部屋干し生活、快適に送るためのインテリアと工夫|1年中部屋干しでも大丈夫!

12月から3月までは寒くて乾かないし部屋干し、3月から5月までは花粉対策で部屋干し、6月から7月上旬までの梅雨は部屋干し。1年の半分以上は気付けば部屋干し(部屋に場所がないので浴室乾燥)。ハンガーや竿の移動など面倒だし、いっそ1年中部屋干ししてやろうかと思うくらい。みなさんどんな感じですか?

一年を通して部屋干しをされている方、多いのではないでしょうか? 特に、花粉の季節や梅雨時期、そして冬の乾燥した時期は、部屋干しは避けられない現実です。 浴室乾燥機を使用されているとのことですが、場所の確保や、ハンガーや竿の移動の手間など、毎日の家事の中で負担になっている部分もあるかと思います。この記事では、一年中部屋干しを快適に行うためのインテリアの工夫や、具体的な解決策を、専門家の意見も交えながらご紹介します。

1年中部屋干しを快適にするためのインテリア選び

まず、部屋干しを快適にするためには、インテリア選びが重要です。 湿気対策、そして見た目にも配慮した空間作りが必要です。 浴室乾燥機を使用されているとのことですので、浴室以外のスペースでの洗濯物干しを検討する必要はありませんが、浴室乾燥機の効率を高める工夫や、洗濯物を干す以外の空間の工夫も必要です。

湿気対策に優れた素材とデザイン

  • 通気性の良い素材: カーテンやラグ、ソファカバーなど、布製の家具は通気性の良い素材を選びましょう。麻や綿などの天然素材は、湿気を吸収しやすく、カビの発生を抑える効果があります。合成繊維は湿気をため込みやすいので、避けましょう。
  • 吸湿性の高い壁材: リフォームを検討されている場合は、珪藻土や漆喰などの吸湿性の高い壁材を選ぶのも効果的です。これらの素材は、湿気を吸収して放出してくれるため、部屋の湿度調整に役立ちます。
  • 除湿効果のあるインテリア: 除湿効果のある観葉植物を置くのも良いでしょう。観葉植物は、室内の湿度を調整する効果があり、見た目にも癒しを与えてくれます。ただし、植物にも水やりが必要なので、過剰な湿気にならないように注意が必要です。

部屋干しスペースの確保とデザイン

浴室乾燥機を使用されている場合でも、洗濯物を一時的に置くスペースがあると便利です。 脱衣所などに、折りたたみ式のランドリーラックや、壁掛け式のハンガーラックを設置するのも良いでしょう。 これらのアイテムは、使わない時は折りたたんで収納できるため、省スペースで活用できます。

部屋干しによる湿気対策:具体的な方法

部屋干しは、どうしても湿気が溜まりがちです。 カビやダニの発生を防ぐためにも、適切な湿気対策が必要です。

換気

  • 窓を開けて換気: 洗濯物を干している間は、こまめに窓を開けて換気しましょう。 特に、浴室乾燥機を使用している場合は、乾燥後も換気をしっかり行うことが重要です。浴室乾燥機を使用後、すぐに窓を開けて換気することで、浴室の湿気を逃がすことができます。
  • 換気扇の活用: 換気扇を回して、部屋の空気を循環させるのも効果的です。 浴室乾燥機と併用することで、より効率的に湿気を除去できます。

除湿

  • 除湿機の活用: 除湿機は、部屋の湿度をコントロールするのに非常に有効です。 特に梅雨時期や冬場など、湿度が高い時期には、除湿機を積極的に活用しましょう。 コンプレッサー式とデシカント式の2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の状況に合ったものを選びましょう。
  • 除湿剤の活用: クローゼットや押入れなど、湿気がこもりやすい場所には、除湿剤を置くのも効果的です。 定期的に交換する必要があります。

洗濯物の干し方

  • 風通しの良い場所に干す: 洗濯物は、風通しの良い場所に干しましょう。 浴室乾燥機を使用する場合は、洗濯物を均等に配置し、風通しが良くなるように工夫しましょう。
  • 扇風機を活用する: 扇風機を使うことで、洗濯物の乾燥時間を短縮できます。 浴室乾燥機と併用することで、より効率的に乾燥させることができます。
  • 乾燥時間を短縮する工夫: 洗濯物を干す前に、軽く脱水すると乾燥時間が短縮できます。また、洗濯物を干す前に、タオルなどで軽く拭いて水分を落とすことも効果的です。

インテリアと部屋干しを両立させるためのアイデア

部屋干しをしながらも、おしゃれなインテリアを諦める必要はありません。 以下のようなアイデアを取り入れて、快適で美しい空間を作りましょう。

ランドリースペースを隠す収納

洗濯物を干すスペースや、洗濯用品を収納するスペースを、目隠しできる収納で隠すことで、生活感を抑え、すっきりとした印象になります。 扉付きの収納棚や、カーテンで隠すなど、様々な方法があります。

ランドリーコーナーをデザインする

ランドリーコーナーを、インテリアの一部としてデザインすることで、生活感をプラスに転換できます。 例えば、おしゃれなランドリーバスケットや、壁掛け式の棚などを活用し、統一感のある空間を作りましょう。 アイボリー系の落ち着いた色合いのバスケットや棚は、どんなインテリアにも合わせやすくおすすめです。

空気清浄機と加湿器の併用

部屋干しによって乾燥しすぎるのを防ぐために、加湿器を使用するのも良いでしょう。しかし、加湿しすぎるとカビの原因となるため、空気清浄機と併用して、湿度を適切に管理することが重要です。空気清浄機は、洗濯物の臭いや花粉、ダニなどを除去する効果もあります。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田花子氏に、部屋干しとインテリアの両立についてアドバイスをいただきました。

「部屋干しは、生活感が出やすいので、収納や目隠しを工夫することが大切です。 また、色使いにも注意しましょう。 明るい色やパステルカラーは、空間を広く見せる効果があり、圧迫感を軽減します。 アイボリーやベージュなどのニュートラルな色は、どんなインテリアにも合わせやすくおすすめです。」

まとめ

一年中部屋干しをすることは、確かに大変ですが、適切なインテリア選びと工夫によって、快適な生活を送ることができます。 湿気対策をしっかり行い、収納やデザインにも気を配ることで、おしゃれで快適な空間を手に入れましょう。 この記事で紹介した方法を参考に、あなたに合った部屋干しスタイルを見つけてください。

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