部屋干しによる洗濯物の臭い対策:北海道の雨季でも安心な方法

ずっと雨の日が続いていますが、洗濯物を部屋干ししたら、必ず何枚か臭いがして洗い直しになります。ここ数日同じことの繰り返しで、同じ衣類を3日くらい連続で洗っています。北海道で梅雨もない為、部屋干しをすることがまずありません(冬でも天気が良ければ外です)。なので、この臭いの原因が何かわかりません。今現在の洗濯と干す方法は下記のとおりです。どこが間違っているでしょうか?

・洗濯は漂白剤・柔軟剤を併用
・その後、乾燥機で軽く乾燥
・干している部屋は窓を開けっぱなし(外は雨・中には入ってこない) ※換気扇はない部屋

乾燥機で徹底的に乾燥させた方がよい?窓を閉めて除湿機を使う方がよい?風呂場に干して換気扇?
まだまだ雨の日が続く予定です。どなたかベストな方法を教えてください。

部屋干し臭の原因と解決策

北海道では経験が少ない部屋干しですが、雨の続く時期には洗濯物の生乾き臭に悩まされる方も多いです。 原因を特定し、適切な対策を行うことで、嫌な臭いを防ぎ、清潔な衣類を保ちましょう。

1. 漂白剤と柔軟剤の併用

質問にあるように、漂白剤と柔軟剤を併用している点が問題です。漂白剤は殺菌効果がありますが、柔軟剤は油分を含んでおり、この油分が雑菌の繁殖を助ける場合があります。特に、乾燥が不十分な部屋干しでは、この油分が臭いの原因となります。漂白剤と柔軟剤は同時使用を避け、どちらか一方を使用するか、もしくは、低刺激性の洗剤を使用することをおすすめします。

2. 乾燥機の使用

乾燥機で軽く乾燥させているとのことですが、完全に乾燥させることが重要です。軽く乾燥させただけでは、衣類内部の湿気が残っており、雑菌が繁殖しやすい環境となります。乾燥機を使用する場合は、完全に乾燥させるまで回し、その後、風通しの良い場所で完全に乾かすまで放置しましょう。

3. 部屋の換気

窓を開け放しているとのことですが、外気が雨で湿っている場合、効果的な換気とは言えません。窓を開ける場合は、風の流れを作るように工夫しましょう。例えば、対角線上に窓を開ける、換気扇がある場合は併用するなどです。また、除湿機を使用するのも有効です。除湿機は室内の湿気を除去し、乾燥を促進することで、臭いの発生を抑えます。

4. 干す場所

換気扇のない部屋で干しているとのことですが、浴室乾燥機付きの浴室や、換気扇のある部屋を利用することをおすすめします。浴室乾燥機は強力な乾燥効果があり、生乾き臭を防ぐのに非常に効果的です。換気扇のある部屋では、換気扇を回し続けることで、湿気を排出できます。

5. 洗濯方法の見直し

洗濯方法自体を見直すことも重要です。

  • 洗濯物の量を減らす:洗濯機が満杯にならないようにしましょう。洗濯物が少ない方が、洗剤と水が十分に作用し、汚れを落とせます。
  • すすぎを十分に行う:洗剤が残っていると、臭いの原因になります。すすぎは十分に行い、洗剤を完全に洗い流しましょう。
  • 洗濯槽の掃除:洗濯槽に汚れやカビが残っていると、洗濯物に臭いが移る可能性があります。定期的に洗濯槽を掃除しましょう。
  • 衣類の素材に合わせた洗濯方法:素材によっては、特別な洗濯方法が必要な場合があります。衣類の取扱表示を確認しましょう。

専門家のアドバイス

クリーニング業界の専門家によると、部屋干し臭の主な原因は、洗濯物が十分に乾燥しないことによる菌の繁殖です。そのため、徹底的な乾燥と、湿気対策が最も重要になります。また、柔軟剤の使用量を減らす、もしくは無香料の柔軟剤を使用する、といった工夫も効果的です。

具体的な対策と実践例

北海道の雨季でも、部屋干しによる臭いを防ぐための具体的な対策と実践例を紹介します。

例1:浴室乾燥機を活用

浴室乾燥機を使用することで、短時間で洗濯物を乾燥させることができます。乾燥後、浴室の窓を開けて換気を十分に行いましょう。

例2:除湿機と扇風機を併用

除湿機で室内の湿気を除去し、扇風機で風を送り込むことで、より効果的に乾燥させることができます。衣類をハンガーに吊るして風通しの良い場所に干すことも重要です。

例3:乾燥剤の使用

クローゼットなどに乾燥剤を置くことで、湿気を吸収し、臭いの発生を抑えることができます。シリカゲルなどの乾燥剤がおすすめです。

まとめ

部屋干しによる臭いは、適切な洗濯方法と乾燥方法、そして換気によって防ぐことができます。漂白剤と柔軟剤の併用を避け、乾燥機で完全に乾燥させる、除湿機や浴室乾燥機を活用する、といった対策を講じることで、清潔な衣類を保ちましょう。 雨の日が続く北海道でも、これらの方法を実践することで、洗濯物の臭い問題を解決できるはずです。

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