部屋干しでも洗濯物を早く乾かす方法|ベランダがないお家のための徹底ガイド

洗濯物を早く乾かす方法を教えて下さい。ベランダがないため1年中、部屋干しです。これからの時期は洗濯物がなかなか乾かないので悩んでいます。 いい知恵があればアドバイスしてください。近くにコインランドリー、洗濯機も乾燥機能はありません。

部屋干しで洗濯物が乾かない原因と解決策

ベランダがないため、一年中部屋干しをしていると、洗濯物がなかなか乾かずお困りのことと思います。特に梅雨や冬場など、湿気が多い時期は、生乾きの臭いやカビの発生も心配ですよね。 洗濯物が乾きにくい原因を理解することで、効果的な対策を立てることができます。主な原因として以下の点が挙げられます。

  • 湿度の高さ:梅雨時や冬場の湿度は、洗濯物の乾燥を著しく妨げます。部屋の湿度を下げることが重要です。
  • 気温の低さ:気温が低いと、洗濯物の乾燥速度は遅くなります。暖房器具などを活用して室温を上げる工夫が必要です。
  • 風の流れの悪さ:空気の循環が悪いと、湿った空気が洗濯物に留まり、乾燥が遅くなります。扇風機やサーキュレーターを活用しましょう。
  • 洗濯物の量が多い:一度に洗濯する量が多すぎると、乾くまでに時間がかかります。洗濯物の量を調整するか、複数回に分けて洗濯しましょう。
  • 洗濯機の脱水性能:洗濯機の脱水性能が低いと、洗濯物に水分が多く残ったままになり、乾燥時間が長くなります。できる限りしっかり脱水しましょう。

部屋干しを効率化する具体的な方法

では、これらの原因を踏まえた上で、部屋干しでも洗濯物を早く乾かすための具体的な方法を見ていきましょう。

1. 湿気を逃がす工夫

  • 除湿機を使う:最も効果的な方法は除湿機を使用することです。コンパクトな除湿機から大容量のものまで、様々なタイプがありますので、お部屋の広さや予算に合わせて選びましょう。特に梅雨時期や冬場は必須アイテムと言えるでしょう。
  • 窓を開ける:天気の良い日は、窓を開けて換気を行い、湿気を外に逃がしましょう。風通しの良い時間帯を選んで換気することで、効果的に湿度を下げることができます。ただし、花粉やPM2.5が気になる場合は、空気清浄機と併用することをおすすめします。
  • 浴室乾燥機を使う:浴室乾燥機があれば、洗濯物を浴室に吊るして乾燥させることができます。浴室乾燥機は、高い除湿効果と暖房効果で、洗濯物を素早く乾かすことができます。
  • エアコンの除湿機能を使う:エアコンの除湿機能も有効です。冷房と併用することで、部屋の温度と湿度を同時に調整できます。ただし、電気代が気になる場合は、時間帯を限定して使用しましょう。

2. 洗濯物の干し方

  • 風通しの良い場所に干す:洗濯物を干す場所は、風通しの良い場所を選びましょう。カーテンを開けて太陽光を当て、空気の流れを作ることで乾燥を促進できます。
  • 洗濯物を広げて干す:洗濯物をハンガーなどに広げて干すことで、表面積が増え、乾燥速度が向上します。重ねて干すと、内側の衣類が乾きにくくなるため注意が必要です。バスタオルなどの大きいものは、半分に折りたたんで干すのも効果的です。
  • ハンガーや物干し竿を活用する:洗濯物を効率的に干せるように、適切なハンガーや物干し竿を用意しましょう。伸縮式の物干し竿や、コンパクトに収納できるハンガーなど、スペースに合わせて最適なものを選びましょう。
  • 扇風機やサーキュレーターを使う:扇風機やサーキュレーターで風を当てると、洗濯物の乾燥が早まります。弱風で長時間当てるのがおすすめです。直接風を当てるとシワになりやすいので、間接的に風を当てるように工夫しましょう。

3. 洗濯方法の工夫

  • しっかり脱水する:洗濯機の設定で、脱水時間を長く設定しましょう。脱水時間が長いほど、洗濯物に残る水分量が減り、乾燥時間が短縮されます。ただし、衣類を傷めないように、適切な脱水時間を守りましょう。
  • 乾燥しやすい素材を選ぶ:速乾性のある素材の衣類を選ぶことで、乾燥時間を短縮できます。綿や麻などの天然素材は乾燥に時間がかかるため、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維を混ぜた素材を選ぶと良いでしょう。
  • 洗濯物を小分けにする:一度にたくさんの洗濯物を洗うと、乾くのに時間がかかります。洗濯物を小分けにして、複数回に分けて洗濯することで、乾燥時間を短縮できます。

4. 生乾き臭対策

部屋干しでは、生乾き臭が気になる方も多いと思います。以下の対策を心がけましょう。

  • 柔軟剤の使用を控えめに:柔軟剤は、臭いの原因となる菌の繁殖を助ける可能性があります。必要最小限の使用にとどめましょう。
  • 洗剤を適切に使う:洗剤の量が多すぎると、すすぎ残しが発生し、臭いの原因となることがあります。洗剤の量は、パッケージの指示に従って使用しましょう。
  • 乾燥前に軽く振る:洗濯物を干す前に、軽く振ってから干すと、空気が通りやすくなり、乾燥が促進されます。
  • 除菌効果のある洗剤を使う:除菌効果のある洗剤を使用することで、臭いの原因となる菌の繁殖を抑えることができます。
  • 乾燥剤を使う:乾燥剤を洗濯物と一緒に干すと、湿気を吸収し、生乾き臭を防ぐ効果があります。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターである山田花子氏によると、「部屋干しの際には、インテリアの素材にも配慮が必要です。木製の家具が多い場合は、湿気によるカビや変形を防ぐため、除湿対策をしっかり行いましょう。また、通気性の良いカーテンや家具を選ぶことも有効です。」とのことです。

まとめ

部屋干しでも、適切な方法を用いれば、洗濯物を効率的に乾かすことができます。今回ご紹介した方法を参考に、快適な室内環境を実現してください。

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