部屋干しでも大丈夫!洗濯物が早く乾くコツとインテリアに合わせた工夫

ベランダがないので服は洗濯したら部屋で干してるんですが、二日だっても乾かない時があります。早く乾くコツはありませんか?

部屋干しで洗濯物が乾かない原因

ベランダがないマンションやアパートにお住まいの方にとって、部屋干しは日常のこと。しかし、湿気や気温、風の流れなど、様々な要因が絡み合って、洗濯物がなかなか乾かないという悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか? 二日もかかってしまうのは、いくつかの原因が重なっている可能性があります。

1. 湿度の高さ

日本の気候は、特に梅雨時期や冬場など、湿度が高い時期があります。高湿度の状態では、洗濯物から水分が蒸発しにくいため、乾くのに時間がかかります。

2. 室内温度の低さ

気温が低いと、洗濯物の乾燥速度は著しく低下します。暖房器具を使用していない場合、特に冬場は乾燥に時間がかかります。

3. 風通しの悪さ

部屋の換気が不十分だと、湿った空気がこもり、乾燥が遅くなります。窓を開けて換気をすることは、部屋干しにおいて非常に重要です。

4. 洗濯物の量が多い

一度に干す洗濯物の量が多すぎると、空気の循環が悪くなり、乾く時間が長くなります。

5. 洗濯機の脱水不足

洗濯機の脱水時間が短かったり、脱水能力が低いと、洗濯物に水分が多く残ったままになり、乾燥時間が長くなります。

部屋干しを劇的に改善!早く乾かすための10個のコツ

では、これらの原因を踏まえた上で、部屋干しでも洗濯物を早く乾かすための具体的なコツをご紹介しましょう。

1. 扇風機やサーキュレーターを活用する

扇風機やサーキュレーターを洗濯物に向けて風を当てることで、乾燥時間を大幅に短縮できます。 弱風で長時間当てるよりも、強風で短時間当てる方が効果的です。 特に、湿気がこもりやすい浴室乾燥機を使用しない場合は必須です。

2. 除湿機を使う

除湿機は、空気中の水分を積極的に取り除くため、部屋干しに非常に効果的です。 特に梅雨時期や、湿度の高い日は除湿機を使うことで、乾燥時間を大幅に短縮できます。 コンパクトな除湿機も販売されているので、場所を選ばず使用できます。

3. 乾燥機能付き洗濯機を使う

乾燥機能付き洗濯機は、部屋干しにおける強い味方です。ヒートポンプ乾燥や、送風乾燥など、様々な乾燥方法があるので、自分のライフスタイルや予算に合わせて選ぶことができます。 乾燥機能を使うことで、天候に左右されることなく、いつでも洗濯物を乾かすことができます。

4. 室内に干す場所を工夫する

風通しの良い場所に洗濯物を干すことが重要です。 窓際や、ドア付近など、空気が流れやすい場所を選びましょう。 また、洗濯物を重ねずに、一枚一枚隙間をあけて干すことも重要です。

5. 吸湿性の高い素材のハンガーを使う

木製ハンガーや、ステンレス製のハンガーなど、吸湿性の高い素材のハンガーを使うと、乾燥が促進されます。 プラスチック製のハンガーは、吸湿性が低いため、乾燥が遅くなる可能性があります。

6. 洗濯物をこまめに動かす

洗濯物を干した後は、こまめに動かすことで、空気の循環を促進し、乾燥を早めます。 特に、厚手の衣類などは、途中で裏返したり、位置を変えたりすると効果的です。

7. 脱水時間を長くする

洗濯機の脱水時間を長くすることで、洗濯物に残る水分量を減らし、乾燥時間を短縮できます。洗濯機の取扱説明書を確認し、適切な脱水時間の設定を行いましょう。

8. 陰干しする

直射日光に当てると、衣類の色褪せの原因となるため、部屋干しをする際は、直射日光の当たらない場所に干すことが重要です。 ただし、風通しの良い場所を選びましょう。

9. 乾燥剤を使う

乾燥剤は、空気中の水分を吸収するため、部屋干しに効果的です。 市販の乾燥剤や、自作の乾燥剤なども活用できます。 ただし、衣類に直接触れないように注意しましょう。

10. 空気清浄機を使う

空気清浄機は、空気中のホコリや花粉などを除去するだけでなく、空気の循環を促進する効果もあります。 そのため、部屋干しの際に空気清浄機を使うことで、乾燥を促進することができます。

インテリアに合わせた部屋干しスタイル

部屋干しは、洗濯物を乾かすだけでなく、インテリアの一部として楽しむこともできます。

おしゃれな室内物干し

最近は、デザイン性の高い室内物干しが多く販売されています。折りたたみ式のものや、天井から吊り下げるタイプなど、様々な種類があるので、お部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。 物干しをインテリアの一部として捉えることで、部屋干しのストレスを軽減できます。

収納と干す場所の両立

クローゼットの中に物干し竿を設置したり、ハンガーラックを活用したりすることで、洗濯物を干すスペースと収納スペースを両立させることができます。 限られたスペースを有効活用することで、部屋干しの負担を軽減できます。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「部屋干しは、生活感が出やすいので、物干し竿や洗濯バサミの色、デザインを統一することで、インテリアに溶け込むように工夫することが大切です。また、洗濯物を干す場所をあらかじめ決めておくことで、部屋が散らからないようにしましょう。」とのことです。

まとめ

部屋干しは、ベランダがない住まいでは避けられない現実ですが、工夫次第で快適に、そしてインテリアにも配慮した空間を実現できます。今回ご紹介したコツを参考に、快適な部屋干しライフを実現してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)