部屋を暖かく見せるインテリア術|手軽に買えるアイテムで温もり溢れる空間を演出

部屋を暖かいイメージにするには、どんなアイテムを置きますか?コタツとか、でっかいものじゃなくて、手軽に買ってきて置けるようなものを教えてください。

暖色系の色使いで温もりを演出

部屋を暖かく見せるためには、まず色の効果を最大限に活用しましょう。寒色系の色は空間を広く見せる効果がありますが、一方で冷たい印象を与えがちです。一方、暖色系の色は、心理的に温かさや安心感を与えてくれます。特に、オレンジ、赤、黄色などの暖色系は、太陽の光を連想させ、部屋全体を明るく、温かい雰囲気にしてくれます。

具体的には、以下の様なアイテムを取り入れることをおすすめします。

  • オレンジ色のクッションやブランケット: ソファやベッドに置くだけで、手軽に温かみのある空間を演出できます。様々な素材(ニット、フリースなど)やデザインがあるので、お部屋のスタイルに合わせて選べます。 オレンジは食欲を増進させる効果もあるため、ダイニングにもおすすめです。
  • 赤色のテーブルランナーやコースター: ダイニングテーブルに赤色のランナーを敷いたり、コースターを使うことで、食事の時間がより温かく、賑やかな雰囲気になります。深みのある赤は、落ち着いた高級感を演出することも可能です。
  • 黄色の花瓶や照明: 黄色は明るさと活気を与え、部屋全体を明るく照らしてくれます。小さな花瓶に黄色い花を飾ったり、間接照明として黄色系の電球を使用するのも効果的です。太陽の光を思わせる暖かさで、心も安らぎます。
  • ベージュやブラウンのファブリック: カーテンやラグなどにベージュやブラウンといったアースカラーを取り入れると、自然な温かみを演出できます。特に、肌触りの良い素材を選ぶことで、よりリラックスできる空間を作ることができます。

これらのアイテムは、比較的安価で手軽に購入できるため、気軽に模様替えを楽しむことができます。 色だけでなく、素材感にも注目しましょう。例えば、ふわふわとした毛足の長いラグや、柔らかな肌触りのブランケットは、視覚だけでなく触覚からも温かさを感じさせてくれます。

自然素材を取り入れて、ぬくもり感をプラス

暖色系の色使いに加えて、自然素材を取り入れることで、より一層温かみのある空間を演出できます。自然素材は、独特の風合いと温もりがあり、リラックス効果も期待できます。

  • 木製家具: 木製の家具は、天然木の温もりを感じさせてくれるだけでなく、部屋に落ち着いた雰囲気を与えてくれます。テーブル、チェア、棚など、様々なアイテムがありますので、お部屋のスタイルに合わせて選んでください。特に無垢材は、経年変化による風合いも楽しめます。
  • ラタンや竹製品: ラタンや竹製品は、軽やかで自然な素材感があり、部屋に爽やかさと温かさを同時に与えてくれます。バスケットや照明、小物入れなど、様々なアイテムがあります。
  • ウールやコットン製のラグ: ウールやコットンなどの天然素材のラグは、足触りが良く、温かみのある空間を演出します。冬は暖かく、夏は通気性が良いので、一年を通して快適に使用できます。
  • 観葉植物: 観葉植物は、部屋に緑をプラスするだけでなく、空気を浄化し、リラックス効果も期待できます。特に、葉の大きい植物は、より温かみのある印象を与えます。ただし、植物の種類によっては、日光の量や水やりに注意が必要です。

自然素材は、単体で使用するだけでなく、暖色系のアイテムと組み合わせることで、より効果的な演出が可能です。例えば、オレンジ色のクッションを木製ソファに置く、といった組み合わせは、温かさと自然の調和が感じられる空間を作り出します。

間接照明で、柔らかな光と温もりを

照明も、部屋の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。直接照明だけでなく、間接照明を効果的に使うことで、より温かみのある空間を演出できます。

  • フロアランプ: フロアランプは、柔らかな光で部屋全体を優しく照らしてくれます。オレンジやイエロー系のシェードを選ぶと、より温かみのある雰囲気になります。
  • テーブルランプ: テーブルランプは、読書灯としてだけでなく、雰囲気作りにも役立ちます。暖色系の電球を使用することで、より温かい光を演出できます。
  • キャンドル: キャンドルは、柔らかな光と温かい香りで、リラックスできる空間を演出します。ただし、火災予防のため、使用時は十分に注意が必要です。
  • LED電球の活用: 最近は調光機能付きのLED電球が手軽に手に入ります。明るさや色温度を調整することで、時間帯や気分に合わせて、最適な温かみを演出できます。

間接照明は、直接照明と組み合わせることで、より奥行きのある空間を演出できます。例えば、天井照明で全体を明るく照らし、フロアランプやテーブルランプで部分的に柔らかな光をプラスすることで、温かみのある、落ち着いた雰囲気を作り出すことができます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、部屋を暖かく見せるためには、単に暖色系の色を使うだけでなく、全体のバランスが重要です。例えば、暖色系の色ばかり使うと、圧迫感を感じてしまう可能性があります。そのため、暖色系と寒色系をバランスよく組み合わせたり、白やベージュなどのニュートラルカラーを効果的に使うことで、より洗練された温かみのある空間を演出できます。また、素材感や質感にも注目し、様々な素材を組み合わせることで、奥行きのある空間を作り出すことができます。

まとめ:手軽なアイテムで、温もり溢れる空間を

部屋を暖かく見せるためには、暖色系のアイテム、自然素材、そして間接照明を効果的に活用することが重要です。 今回ご紹介したアイテムは、比較的安価で手軽に購入できるものばかりです。まずは、お気に入りのアイテムから取り入れて、少しずつ理想の温かい空間を創り上げていきましょう。 自分の好きな色や素材を取り入れることで、より一層愛着のある空間になります。

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