部屋を彩る香り高い切花|季節のおすすめと選び方

香りの良い切花は?この時期、部屋に飾ると香り立つ切花はなんでしょうか?どこの花屋でも扱っているような一般的なものを教えてください。カザブランカなど百合以外でお願いします。

香りを楽しむ!おすすめの切花5選

お部屋に飾るだけで、心安らぐ空間を演出してくれる香り高い切花。今回は、カザブランカなどのユリ以外の、どこの花屋でも比較的入手しやすい一般的な品種を5つご紹介します。季節によって入手しやすさが変わる場合があるので、お近くのフラワーショップに問い合わせてみるのも良いでしょう。

  • ローズ(バラ):バラは、その種類によって様々な香りが楽しめます。フルーティーな香り、スパイシーな香り、ダマスクローズのような濃厚な香りなど、好みに合わせて選べるのが魅力です。特に、ダマスクローズは、その強い香りが特徴で、高級感のある空間を演出します。花持ちも比較的良いので、長く香りを楽しむことができます。
    選び方のポイント:花びらがしっかりとしていて、傷や枯れがないものを選びましょう。また、香りが強いものを選ぶ場合は、香りが部屋に広がりすぎるのを避けるため、部屋の広さや配置場所を考慮しましょう。
  • ラベンダー:紫色の小さな花が密集して咲くラベンダーは、リラックス効果のある爽やかな香りが特徴です。乾燥させたラベンダーも人気ですが、生花はよりフレッシュで強い香りが楽しめます。ポプリなどにも利用されるため、花が終わった後も香りを楽しむことができます。
    選び方のポイント:つぼみが多く、花が開ききっていないものを選ぶと、より長く香りを楽しむことができます。また、葉の色が鮮やかで、茎がしっかりとしているものを選びましょう。
  • フリージア:鮮やかな色合いの花と、甘く華やかな香りが魅力のフリージア。春を代表する花の一つで、その甘い香りは、お部屋に明るい雰囲気をもたらします。比較的、花持ちが良いのも嬉しいポイントです。
    選び方のポイント:つぼみが多く、花が開ききっていないものを選びましょう。また、茎がしっかりとしているものを選ぶと、花が長持ちします。
  • ストック:アブラナ科の植物で、小さな花が房状に集まって咲きます。甘く上品な香りが特徴で、種類によって、白、ピンク、紫など様々な色があります。比較的育てやすく、花持ちも良いので、初心者にもおすすめです。
    選び方のポイント:つぼみがたくさんついているものを選びましょう。また、茎がしっかりとしていて、葉に傷がないものを選ぶことが大切です。
  • スイートピー:蝶のような形をした可愛らしい花と、優しい香りが特徴のスイートピー。ピンクや白、赤など、様々な色があり、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。繊細な花なので、優しく扱ってあげましょう。
    選び方のポイント:つぼみがたくさんついているものを選び、花びらが傷んでいないかを確認しましょう。また、茎がしっかりとしているものを選ぶと、花が長持ちします。

切花の選び方と長持ちさせるコツ

せっかくの美しい切花、長く楽しみたいですよね。ここでは、切花の選び方と、より長く楽しむためのコツをご紹介します。

切花の選び方

  • 花びら:傷んでいないか、しっかりとしているかを確認しましょう。しおれているものや、変色しているものは避けましょう。
  • 茎:折れていたり、傷ついていたりしないかを確認しましょう。茎がしっかりとしている方が、花持ちが良いです。
  • 葉:枯れていたり、変色している葉は取り除きましょう。葉が水に浸かると腐敗の原因となります。
  • 香り:実際に香りを確認し、好みの香りかどうかを確認しましょう。強すぎる香りや、苦手な香りは避けましょう。

切花を長持ちさせるコツ

  • 切り口を切る:茎の切り口を斜めにカットすることで、吸水面積を増やし、より多くの水分を吸収することができます。これは、花屋で購入した直後だけでなく、数日おきに繰り返すことが効果的です。
  • 適切な水位:花瓶の水位は、茎の半分程度にしましょう。水が多すぎると、茎が腐敗しやすくなります。
  • 水の交換:毎日、または2日に1回程度、水を交換しましょう。古い水は細菌の繁殖を招き、花を傷めます。水の交換と同時に、茎の切り口を再カットしましょう。
  • 栄養剤:切花用の栄養剤を使用すると、花持ちが良くなります。花屋で購入できます。
  • 直射日光と高温を避ける:直射日光や高温は、花を傷めます。風通しの良い場所に飾りましょう。
  • 他の植物との共存:エチレンガスを発生する果物などとは離して飾りましょう。エチレンガスは、花を早く枯れさせる原因となります。

インテリアとの調和

香り高い切花は、インテリアにも彩りを添えてくれます。お部屋の雰囲気や、家具の色、その他のインテリア小物と調和する色や種類を選ぶことで、より素敵な空間を演出することができます。例えば、白や淡い色の家具が多いお部屋には、パステルカラーのスイートピーやフリージアが、シックな雰囲気のお部屋には、深紅のバラや紫のラベンダーがおすすめです。

専門家のアドバイス

フラワーデザイナーの山田先生に、切花選びについてアドバイスをいただきました。「花を選ぶ際には、自分の好みだけでなく、お部屋の雰囲気や、飾る場所も考慮することが大切です。また、花持ちを良くするためには、適切な手入れが不可欠です。毎日、水を交換し、茎の切り口をカットするなど、ちょっとした工夫で、長く美しい花を楽しむことができます。」

まとめ

今回は、香り高い切花と、その選び方、そして長持ちさせるコツについてご紹介しました。今回ご紹介した以外にも、様々な種類の花がありますので、お好みの香りや色、お部屋の雰囲気に合わせて、色々な花を試してみてくださいね。

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