部屋を彩る小さな観葉植物:サボテンも観葉植物? おすすめの種類と育て方

部屋に小さくて育てやすい観葉植物を飾りたいのですがサボテンも観葉植物なのでしょうか? また、小さくて育てやすいオススメの観葉植物があれば教えてください。

サボテンは観葉植物?

結論から言うと、サボテンは観葉植物に含まれます。観葉植物とは、その葉や茎を観賞する目的で室内で栽培される植物の総称です。サボテンは多肉植物の一種であり、その独特の形状やトゲ、花などを観賞する観葉植物として人気があります。ただし、サボテンは乾燥に強い一方、過湿に弱いという性質を持つため、一般的な観葉植物とは異なる管理が必要です。

小さくて育てやすい観葉植物のおすすめ

お部屋に飾る小さくて育てやすい観葉植物はたくさんあります。ここでは、初心者にもおすすめの種類と、その育て方のポイントをご紹介します。

1. スパイダープランツ(クモラン)

  • 特徴: クモの糸のように伸びるランナーから子株を出し、増殖していく姿が魅力的。耐陰性も高く、初心者でも育てやすい。
  • 育て方のポイント: 明るい日陰で管理。水やりは土が乾いてから行い、過湿を避ける。
  • インテリアとの相性: ハンギングプランターや棚に飾ると、その独特のフォルムが空間にアクセントを与えてくれます。ナチュラル、北欧風、モダンなど、様々なインテリアスタイルにマッチします。

2. エアプランツ(チランジア)

  • 特徴: 土を使わずに育つ、空気中の水分を吸収して生きる植物。種類も豊富で、個性的なフォルムが魅力。
  • 育て方のポイント: 風通しの良い場所に置き、週に1~2回霧吹きで水分を補給。直射日光を避ける。
  • インテリアとの相性: 個性的なフォルムを生かして、ガラス容器や流木などに飾ると、おしゃれな空間を演出できます。特に、シンプルで洗練されたインテリアに合います。

3. ハイドロカルチャー

  • 特徴: 土を使わず、ハイドロボール(人工軽石)と水だけで育てる方法。清潔で管理が簡単。
  • 育て方のポイント: 植物の種類によって水位を調整する必要があるため、事前に確認が必要です。定期的に水換えを行う。
  • インテリアとの相性: 透明なガラス容器を使うことで、根の様子も観察でき、スタイリッシュなインテリアになります。モダン、ミニマルなインテリアに最適です。

4. ポトス

  • 特徴: 非常に育てやすく、初心者にもおすすめ。耐陰性が高く、様々な環境に適応する。
  • 育て方のポイント: 明るい日陰で管理。水やりは土が乾いてから行い、過湿を避ける。つる状に伸びるので、支柱などを立てて誘引すると見栄えが良くなります。
  • インテリアとの相性: ハンギングプランターや棚に飾ると、そのつるが垂れ下がる様子が美しく、どんなインテリアにも合わせやすいです。

5. ミニ観葉植物(フィカス・ウンベラータ、パキラなど)

  • 特徴: 種類によって樹形や葉の形状が異なるため、お好みのものを選べます。コンパクトなサイズで、場所を取らない。
  • 育て方のポイント: 種類によって日照条件や水やりが異なるため、購入時に確認が必要です。一般的には、明るい場所で管理し、土が乾いてから水やりを行う。
  • インテリアとの相性: 様々なインテリアスタイルに合わせやすく、特に、ナチュラル、北欧風、モダンスタイルに合います。

観葉植物を選ぶ上でのポイント

観葉植物を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • お部屋の明るさ: 日当たりの良い場所、明るい日陰、暗い場所など、お部屋の明るさに合った植物を選びましょう。
  • 自分の生活スタイル: 毎日水やりができるか、定期的に肥料を与えられるかなど、自分の生活スタイルに合った植物を選びましょう。
  • インテリアスタイル: お部屋のインテリアスタイルに合った植物を選びましょう。植物の大きさ、形、色などを考慮しましょう。
  • 植物の大きさ: 置く場所の広さに合った大きさの植物を選びましょう。小さすぎる植物は、かえって目立たない場合があります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「観葉植物は、お部屋の空間に緑と潤いを与え、リラックス効果を高めるだけでなく、インテリアのアクセントとしても非常に有効です。しかし、植物の種類や配置によっては、かえって部屋を狭く感じさせたり、全体のバランスを崩したりすることもあります。植物を選ぶ際には、お部屋の広さやインテリアスタイル、そして自分の生活スタイルを考慮し、適切な植物を選び、配置することが重要です。」とのことです。

まとめ

小さくて育てやすい観葉植物は、お部屋の雰囲気を大きく変える力があります。今回ご紹介した植物以外にも、様々な種類がありますので、お好みの植物を見つけて、お部屋をより快適で素敵な空間に演出しましょう。

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