部屋の電気がチカチカ!蛍光灯の交換方法と選び方

先日から部屋の電気がチカチカとなってます。円形の30Wと40Wの二本つけるタイプの電灯なのですが、片方だけチカチカしてます。二本セットになっているものを買ってきたのですが、交換するときは両方一気に交換した方がいいですか?それともチカチカしてる方だけ交換した方がいいですか?片方だけ使うということはせずに、いつも二本一緒につけてるんですが。

チカチカする蛍光灯の原因と対処法

部屋の照明がチカチカする原因はいくつか考えられます。まず、蛍光灯自体が寿命を迎えている可能性が高いです。蛍光灯は、内部の電極が劣化することで点灯しにくくなったり、チカチカしたりします。 また、電球の口金部分の接触不良や、安定器(蛍光灯の点灯に必要な部品)の故障も考えられます。30Wと40Wの2灯式の照明器具の場合、片方だけチカチカするということは、その電球自体、もしくは、その電球に関連する配線部分に問題がある可能性が高いです。

寿命によるチカチカ

蛍光灯の寿命は、使用時間や使用環境によって異なりますが、一般的には約10,000時間と言われています。毎日数時間使用していれば、1年~2年で寿命を迎えることも珍しくありません。もし、蛍光灯を長期間交換していない場合は、寿命が原因でチカチカしている可能性が高いです。

接触不良によるチカチカ

蛍光灯の口金部分(電球をソケットに差し込む部分)に汚れやサビが付着していると、接触不良を起こし、チカチカしたり、点灯しなかったりする原因となります。特に、湿気の多い場所や、埃っぽい場所では、接触不良が起こりやすくなります。

安定器の故障によるチカチカ

安定器は、蛍光灯に適切な電圧を供給する役割を担っています。安定器が故障すると、蛍光灯がチカチカしたり、点灯しなかったりします。安定器は蛍光灯器具の中に組み込まれているため、交換するには専門知識が必要な場合もあります。

チカチカする蛍光灯の交換方法

チカチカする蛍光灯は、交換することで解決する可能性が高いです。交換する際には、以下の手順に従ってください。

1. 電気を切る

まず、ブレーカーを落として、照明器具への電源を完全に切断します。これは、感電事故を防ぐために非常に重要です。

2. 蛍光灯を取り外す

電源を切ったことを確認したら、蛍光灯を取り外します。蛍光灯の種類によって取り外し方法は異なりますが、一般的には、ソケットを軽く回して取り外すことができます。無理に力ずくで外そうとせず、優しく回してください。

3. 新しい蛍光灯を取り付ける

新しい蛍光灯を取り付ける際は、口金部分をソケットにしっかり差し込み、軽く回して固定します。しっかりと固定されていないと、接触不良を起こす可能性があります。

4. 電気を付ける

新しい蛍光灯を取り付けたら、ブレーカーを上げて電源を入れ、点灯を確認します。

蛍光灯の選び方:インテリアとの調和と省エネ

蛍光灯を選ぶ際には、明るさ(ワット数)、色温度(光の色)、デザインなどを考慮する必要があります。

明るさ(ワット数)

ワット数は明るさを示す指標です。部屋の広さや用途に合わせて適切なワット数を選びましょう。30Wと40Wの2灯式であれば、部屋の広さや明るさの好みによって適切なワット数の組み合わせを選択できます。例えば、落ち着いた雰囲気を好む場合は、ワット数を少し下げるのも良いでしょう。

色温度

色温度は、光の色の表現です。ケルビン(K)で表され、数値が低いほど暖色系、数値が高いほど寒色系になります。

* 昼白色(5000K):オフィスや作業スペースに適しています。
* 電球色(2700K):暖かく、リラックスできる雰囲気を作り出します。リビングや寝室におすすめです。
* 温白色(3000K):昼白色と電球色の間で、自然な光に近いです。

インテリアの色や雰囲気に合わせて色温度を選ぶことが重要です。例えば、オレンジ色の家具が多い部屋には、電球色の蛍光灯が相性が良いでしょう。

デザイン

蛍光灯のデザインも豊富です。部屋のインテリアに合わせて、デザインを選ぶことも可能です。例えば、シンプルなデザインの蛍光灯は、どんなインテリアにも合わせやすいです。

両方交換すべきか、片方だけ交換すべきか?

質問にあるように、30Wと40Wの2灯式の照明器具で片方だけチカチカする場合、チカチカしている方だけ交換するのが基本です。 しかし、2つの蛍光灯が同じ時期に製造されたものであれば、もう片方も寿命が近い可能性があります。そのため、両方同時に交換することで、より長く安定した照明環境を確保できるというメリットがあります。

もし、予算に余裕があり、同じ種類の蛍光灯を2本購入できるなら、両方交換することをおすすめします。 そうすることで、明るさのバランスが保たれ、チカチカするというトラブルを予防できます。

しかし、予算が限られている場合、チカチカしている方だけ交換しても問題ありません。

専門家の意見

電気工事士の意見を参考にすると、蛍光灯がチカチカする原因は、電球そのものの寿命以外に、安定器の劣化や配線の問題も考えられます。 もし、蛍光灯を交換してもチカチカが改善しない場合は、電気工事士に点検を依頼することをおすすめします。

まとめ

部屋の電気がチカチカする原因は、蛍光灯の寿命、接触不良、安定器の故障などが考えられます。まずは、チカチカしている蛍光灯を交換してみましょう。それでも改善しない場合は、安定器の点検や、配線の問題がないか確認する必要があります。 専門家の助けが必要な場合もありますので、状況に応じて適切な対応をしましょう。 インテリアの雰囲気に合わせた適切な蛍光灯を選ぶことで、より快適な空間を演出できます。

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