部屋の色選びに迷ったら?和室リフォームで洋室風にする際の配色アドバイス

部屋の色を悩んでいます。アドバイスをお願いします。今住んでいる部屋をリフォームすることになり、和室からちょっと洋室に変えたいと思っています。元が和室だっただけに、柱がとても目立ちます。柱はリフォームするつもりがないので、このままなのですが、柱の色が結構暗めな茶色なので困っています。フローリングや扉の色は柱の色に合わせて暗めにした方が統一感が出るでしょうか??それとも部屋が同じ色だとおかしいでしょうか??正直な気持ちはナチュラルな明るい茶色の色も使ってみたいのですが…。ちなみに、壁は薄い茶色に、小さく白や銀などの模様?が入っている砂壁です。こちらもこのままの予定です。

和室リフォームにおける配色計画:暗めの柱と調和させる方法

和室から洋室へのリフォーム、楽しみですね!しかし、既存の柱の色が配色計画の大きなポイントになりますね。暗めの茶色の柱を活かしつつ、明るい雰囲気も取り入れたいというご希望、よく分かります。全てを同じ色で統一する必要はありませんし、むしろ、単調になりがちです。重要なのは、色の「調和」と「コントラスト」を効果的に使うことです。

柱の色を活かす配色戦略

暗めの茶色の柱は、お部屋の重厚感を演出する存在です。これを活かすためには、他の要素とのバランスが重要になります。

  • ベースカラーの選択:壁は薄い茶色の砂壁とのこと。これは、ベースカラーとして良い選択です。暗めの茶色の柱と、薄い茶色の壁は、トーンの差によって自然なグラデーションを作り、空間全体に落ち着きを与えます。
  • アクセントカラーの導入:明るい茶色を取り入れたいというご希望は、まさにアクセントカラーとして最適です。フローリングや扉を明るい茶色にすることで、空間全体に明るさと温かみをプラスできます。ただし、柱の色とのバランスを考慮し、明るすぎない、やや落ち着いたトーンの明るい茶色を選ぶのがポイントです。例えば、ミルクチョコレートのような色合いなどがおすすめです。
  • 白や銀色の効果的な活用:壁の白や銀色の模様は、空間を広く見せる効果があります。この模様を活かすように、家具やインテリア小物に白や銀色を取り入れることで、全体のバランスが良くなります。例えば、白いソファや銀色の照明器具などが効果的です。

フローリングと扉の色選び

フローリングと扉の色は、全体の印象を大きく左右します。

  • 柱の色に合わせる必要はない:柱の色と完全に合わせる必要はありません。統一感よりも、全体の調和を重視しましょう。暗めの茶色の柱に対して、フローリングと扉を同じ暗めの茶色にすると、部屋が暗く重苦しく感じてしまう可能性があります。
  • 明るめの茶色でバランスをとる:明るい茶色のフローリングと扉は、暗めの柱とのコントラストを生み出し、空間全体にメリハリを与えます。ただし、明るすぎる色を選ぶと、柱との調和が崩れてしまうため、注意が必要です。ナチュラルな明るい茶色、もしくは、少し落ち着いたトーンの明るい茶色を選ぶことをおすすめします。
  • 素材感も考慮する:色だけでなく、素材感も重要です。例えば、木目の美しいフローリングを選ぶことで、より自然で温かみのある空間を演出できます。扉についても、木製のものを選ぶと、柱との調和が自然と取れます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、今回のリフォームでは「色の階調」と「素材感」を意識することが重要です。

暗めの茶色の柱は、空間のベースカラーとして捉え、そこから明るめの茶色、白、銀色といった色を階層的に配置することで、奥行きと立体感を演出できます。例えば、壁の薄い茶色をベースに、フローリングを少し明るい茶色、家具を白や銀色にすることで、視覚的なバランスがとれます。

また、素材感も重要です。木製のフローリングや扉は、和室の雰囲気を残しつつ、洋室風のデザインにも合わせやすいです。さらに、カーテンやクッションなどのファブリックにも、自然素材を取り入れることで、より温かみのある空間を演出できます。

具体的な配色例

例えば、以下のような配色を検討してみてはいかがでしょうか。

* **柱:** ダークブラウン
* **壁:** 薄い茶色(砂壁)
* **フローリング:** ミディアムブラウン(やや明るめの茶色)
* **扉:** ミディアムブラウン(フローリングと統一感を持たせる)
* **家具:** 白、またはライトグレー
* **カーテン:** ベージュ、またはオフホワイト
* **アクセントカラー:** グリーンやブルーなどの自然な色を小物で取り入れる

まとめ:調和とコントラストで理想の空間を

和室リフォームにおいて、既存の柱の色を活かしつつ、明るい雰囲気を取り入れることは可能です。重要なのは、色の「調和」と「コントラスト」を意識することです。ベースカラー、アクセントカラー、そして素材感を効果的に組み合わせることで、あなただけの理想的な空間を創造できます。 様々な色の組み合わせを試してみて、あなたにとって一番心地よい空間を見つけてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)