部屋の臭いをみかんの香りで解消する方法|天然アロマで快適空間を演出

自分の部屋が、ストーブとかの匂い?みたいな感じで、入るとすごくこもっているかんじがします。そこで、部屋をみかんの皮のいいにおいにしようと思い、大量のみかんの皮を集めました。細かくちぎって置いてあるのですが、あまり、みかんの匂いはしません。なにかいい方法は、ないでしょうか?※ファブリーズなどの匂いは、好きでないのでいやです。回答よろしくお願いします。

部屋の臭いの原因と解決策

お部屋にこもった臭い、それはもしかしたら生活臭や湿気、ペットの臭いなど様々な原因が考えられます。ストーブのような匂いは、燃焼時に発生するガスや、埃などが原因かもしれません。みかんの皮で香り付けをしようと試みられたとのことですが、単に細かくちぎって置くだけでは、香りが十分に揮発せず、効果が薄いのは当然です。

みかんの皮の香りを効果的に部屋に広げるには、いくつかの方法があります。ここでは、ファブリーズなどの化学的な芳香剤を使わず、天然のみかんの香りを楽しむための具体的な方法をご紹介します。

みかんの皮を使った消臭・芳香方法

1. みかんの皮の乾燥と保存

みかんの皮を効果的に使うためには、まず適切な乾燥と保存が重要です。

  • 天日干し:清潔な場所で、皮を薄く広げて天日干しします。直射日光に当てすぎると香りが飛んでしまうため、半日陰がおすすめです。完全に乾燥させることで、カビの発生を防ぎ、より長く香りを楽しむことができます。
  • 乾燥機使用:50℃程度の低温で乾燥機を使うと効率的に乾燥できます。高温で乾燥させると香りが損なわれるため注意が必要です。
  • 保存:完全に乾燥させたみかんの皮は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。こうすることで、香りが長持ちします。

2. みかんの皮を使った芳香剤の作り方

乾燥させたみかんの皮を使って、様々な芳香剤を作ることができます。

(1) シンプルなポプリ

乾燥させたみかんの皮をそのまま、小さなガラス瓶や可愛い容器に入れて飾るだけで、自然な香りが楽しめます。お好みで、シナモンなどのスパイスやドライフラワーなどを加えてアレンジしても良いでしょう。

(2) みかんの皮のオイル

みかんの皮からオイルを抽出することも可能です。オリーブオイルなどの植物油に乾燥させたみかんの皮を漬け込み、数週間置いておくことで、みかんの香りのオイルが作れます。このオイルを、コットンなどに染み込ませて、クローゼットや引き出しの中に置くことで、衣類を優しく香り付けできます。

(3) みかんの皮を使ったアロマポット

アロマポットに乾燥させたみかんの皮を入れ、お好みのキャンドルやアロマランプの熱で香りを拡散させる方法です。より強く香りを広げたい場合は、少量の水を加えても良いでしょう。

(4) みかんの皮と重曹を使った消臭剤

みかんの皮の香りと重曹の消臭効果を組み合わせた消臭剤もおすすめです。乾燥させたみかんの皮と重曹を混ぜ合わせ、布袋などに入れて、お部屋の気になる場所に置いておきましょう。重曹は湿気を吸収し、みかんの皮は良い香りを放ちます。

3. その他の消臭方法

みかんの皮以外にも、お部屋の臭いを解消する方法はたくさんあります。

  • 換気:こもった空気を外に出すため、定期的に窓を開けて換気しましょう。特に朝と夜、15分程度の換気を心がけましょう。
  • 掃除:床や家具の埃をこまめに掃除することで、臭いの原因となる汚れを取り除くことができます。掃除機だけでなく、雑巾がけも効果的です。
  • 空気清浄機:空気清浄機は、お部屋の空気を浄化し、臭いを除去するのに役立ちます。花粉やハウスダスト対策にも効果的です。
  • 植物:観葉植物は、空気の浄化作用があり、お部屋の雰囲気も明るくしてくれます。特に、アロマ効果のある植物を選ぶと、より効果的です。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、香りの活用についてアドバイスします。みかんの香りは、明るく爽やかな印象を与え、リラックス効果も期待できます。しかし、香りが強すぎると逆効果になる場合もあります。最初は少量から始め、徐々に量を増やすことをおすすめします。また、香りの好みは人それぞれですので、ご自身の感覚を大切にして、心地よい香りの空間を作り上げてください。

まとめ

みかんの皮を使った消臭・芳香方法は、自然な香りでリラックスできる空間作りに役立ちます。ただし、効果を高めるためには、適切な乾燥と保存、そして適切な方法を選ぶことが重要です。今回ご紹介した方法を参考に、あなたにとって最適な方法を見つけて、快適な空間を実現してください。

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