部屋の真ん中にある梁を活用!床にレール不要の仕切り方

部屋を仕切る方法について。部屋のまんなかに20センチほど出た半あらわし梁 があります。ちょうどこの梁で部屋をふたつにわけたいのですが、床にレールなどをつけない、釣り戸のようなもので部屋を仕切るとしたら、梁を彫ったりせねばなりませんか?釘を打つ、ネジをとめるくらいでしたら致し方ないと思っていますが…

梁を利用した間仕切り:メリットとデメリット

既存の梁を間仕切りのレールとして活用するというアイデアは、空間デザインの観点から非常に魅力的です。既存の構造物を生かすことで、コストを抑え、独特の雰囲気を醸し出すことができます。しかし、実現可能性や注意点も理解しておく必要があります。

メリット

* **コスト削減:** 床にレールを設置する必要がないため、工事費用を抑えることができます。
* **デザイン性:** 梁を活かした間仕切りは、独特の空間演出となり、個性的で魅力的なインテリアを創り出せます。
* **省スペース:** 床にレールがない分、床面積を有効活用できます。
* **既存構造の活用:** 既存の梁を再利用することで、リノベーションにおける環境負荷を低減できます。

デメリット

* **梁の強度:** 梁に過剰な負担がかかると、構造上の問題を引き起こす可能性があります。使用する建材や仕切り方法を慎重に検討する必要があります。
* **梁の材質・状態:** 梁の材質や状態によっては、取り付けが困難な場合や、加工によって梁自体が損傷する可能性があります。専門家の判断が不可欠です。
* **デザインの制限:** 梁の形状やサイズによって、選べる仕切り方法やデザインに制限が生じる可能性があります。

梁を利用した間仕切りを実現する具体的な方法

床にレールを設置しない、釣り戸のような間仕切りを実現するには、いくつかの方法があります。

1. 梁に直接レールを取り付ける方法

梁の材質と強度を確認した上で、梁に直接レールを取り付ける方法が考えられます。この場合、梁に穴を開けたり、ネジ止めしたりする必要があります。

* **使用するレール:** 軽量で丈夫なアルミ製レールが適しています。
* **取り付け方法:** 梁の材質に合わせて適切なネジやビスを使用し、しっかりと固定します。専門業者に依頼することで、安全性を確保できます。
* **注意点:** 梁に負担がかかりすぎないように、軽量な建材を使用することが重要です。また、梁の強度を専門家に確認してもらうことが必須です。

2. 梁に吊り下げる方法

梁に直接レールを取り付けることに抵抗がある場合は、梁から吊り下げるタイプの仕切りを採用できます。

* **使用する金具:** 丈夫なフックやチェーン、ワイヤーなどを用いて、梁から仕切りを吊り下げます。
* **仕切り素材:** カーテン、スクリーン、パーテーションなど、軽量な素材を選びましょう。
* **注意点:** 吊り下げ式の仕切りは、風の影響を受けやすいので、カーテンなどの素材選びが重要です。また、落下防止対策も忘れずに行いましょう。

3. 梁と壁を組み合わせた方法

梁と壁を組み合わせることで、より安定した間仕切りを実現できます。

* **壁材:** 軽量の石膏ボードや木材などが適しています。
* **取り付け方法:** 梁に固定したレールに、壁材を組み合わせていきます。
* **注意点:** 壁材の重量に耐えられるよう、梁の強度を確認する必要があります。

専門家への相談が重要

梁を利用した間仕切りは、DIYでも可能ですが、構造上の問題や安全性を考慮すると、専門家への相談が強く推奨されます。

* **建築士または設計士:** 梁の強度や構造上の問題について、専門的なアドバイスを受けることができます。
* **大工または内装業者:** 実際に作業を行う際の技術的なサポートや、適切な材料の選定について助言をもらえます。

専門家の意見を聞き、安全で適切な方法を選択することで、理想の間仕切りを実現し、安心して暮らせる空間を手に入れることができます。

具体的な事例:ブラウンの梁とアイボリーのカーテン

例えば、ブラウンのあらわし梁がある部屋に、アイボリーの透け感のあるカーテンを吊り下げることで、柔らかな光を取り込みながら、空間を自然に仕切ることができます。この場合、梁に小さなフックを取り付け、カーテンレールを吊り下げるシンプルな方法が有効です。ブラウンの梁とアイボリーのカーテンの組み合わせは、落ち着いた雰囲気を演出します。

まとめ

梁を利用した間仕切りは、コストを抑えながら個性的で魅力的な空間を創り出すことができる反面、梁の強度や安全性に配慮する必要があります。専門家のアドバイスを受けながら、適切な方法を選択することが重要です。 様々な素材や方法を検討し、自分らしい空間をデザインしましょう。

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