部屋の片付けができない…うつ病と整理整頓の悩みを解決する方法

私は掃除や片付けが元々苦手です。うつを患ってから、余計にひどくなり、部屋がかなり荒れています。正直どうしたらいいか途方に暮れてるので、ぜひアドバイスください。ちなみに、会社に勤めていた時は、机はキレイにしていました。人と共有する所と物がおさまる程度なら、掃除や片付けができるようなので、自分でもどうしてかと思ってしまいます。皆様、アドバイスよろしくお願いします。

うつ病と片付けられない状態:その原因と解決への第一歩

うつ病になると、集中力や意欲の低下、疲労感といった症状が現れます。そのため、部屋の掃除や片付けといった、労力と集中力が必要な作業は、非常に困難に感じられるでしょう。以前はきちんと整理整頓できていたのに、今はできないという状況は、決してあなただけではありません。病気の影響で、それが難しくなっていることを理解することが大切です。

会社では、共有スペースや限られたスペースを維持する必要性から、整理整頓ができていたという事実からも、あなたの整理整頓能力が失われたわけではないことが分かります。 問題は「意欲」と「体力」の不足です。 うつ病の症状を克服しながら、少しずつ片付けを進めていく戦略が必要です。

小さな成功体験から始める:具体的なステップ

いきなり全ての部屋を片付けることは、大きな負担となり、かえって挫折感を招きます。まずは、小さな目標を設定し、達成することで自信を取り戻すことが重要です。

ステップ1:5分間の片付け

タイマーを5分にセットし、片付けを始めましょう。例えば、テーブルの上にある不要なものをゴミ箱に捨てる、散らかった書類を束ねる、など、小さなタスクを選びます。5分間という短い時間であれば、無理なく取り組めます。

ステップ2:1つの場所を集中して片付ける

次に、部屋の中の1つの場所(例えば、ベッドサイドテーブル、デスクの上など)に絞って片付けを行います。これも、時間制限を設けるのが効果的です。例えば、15分間だけ、その場所の片付けに集中します。完了したら、その場所を綺麗にしたことを褒めてあげましょう。

ステップ3:捨てる、しまう、整理する

片付けの基本は「捨てる」「しまう」「整理する」の3ステップです。

  • 捨てる:不要なものは迷わず捨てましょう。思い出の品など、どうしても捨てられないものは、写真に撮って残すのも一つの方法です。断捨離の本やウェブサイトなどを参考に、判断基準を設けるのも有効です。
  • しまう:必要なものは、定位置を決めて収納しましょう。収納ボックスやケースなどを活用し、見た目もスッキリとさせましょう。収納場所を決める際は、取り出しやすく、戻しやすい場所を選ぶことが重要です。
  • 整理する:同じ種類のものをまとめて収納することで、探しやすくなります。ラベルを貼るなど、分かりやすく整理しましょう。定期的に見直し、不要になったものは処分しましょう。

ステップ4:達成感を味わう

片付けが終わったら、達成感を味わうことが大切です。写真に撮って記録したり、ご褒美を用意したりするのも良いでしょう。小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持し、継続していくことができます。

専門家のサポートを活用する

状況によっては、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。

整理収納アドバイザー

整理収納アドバイザーは、片付けや収納に関する専門知識を持つプロです。個々の状況に合わせたアドバイスやサポートを受けることができます。

精神科医・心療内科医

うつ病の症状が強く、日常生活に支障をきたしている場合は、精神科医や心療内科医に相談しましょう。薬物療法や精神療法など、適切な治療を受けることで、症状の改善を図り、片付けに取り組むための体力と意欲を取り戻すことができます。

インテリアと片付け:空間デザインの効果

部屋のインテリアも、片付けのモチベーションに影響を与えます。

シンプルで明るい空間

モノトーンやグレーなどの落ち着いた色調で、シンプルでスッキリとした空間を作ることで、視覚的なストレスを軽減し、リラックスできる環境を作ることができます。

収納家具の活用

収納家具を適切に配置することで、散らかりやすいものを隠すことができ、見た目もスッキリとした印象になります。

自然光を取り入れる

自然光は、気分を明るくし、リラックス効果があります。カーテンやブラインドを工夫して、自然光を最大限に取り入れましょう。

グレーインテリアで落ち着きのある空間を

グレーは、落ち着きと清潔感を与え、どんなインテリアにも合わせやすい万能な色です。 グレーの壁や家具、小物を取り入れることで、部屋全体がスッキリと見え、片付けやすくなります。 また、グレーは他の色との組み合わせも容易なので、アクセントカラーとして他の色を取り入れることで、より個性的な空間を演出することも可能です。例えば、グレーのソファに、アクセントとして黄色やオレンジ色のクッションを置くなど、自分らしい空間作りを目指しましょう。

まとめ:少しずつ、確実に

部屋の片付けは、一朝一夕にできるものではありません。特にうつ病を抱えている場合は、焦らず、自分のペースで進めていくことが大切です。小さな成功体験を積み重ね、徐々に片付けられる範囲を広げていきましょう。必要であれば、専門家のサポートも活用し、快適な生活空間を取り戻してください。

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