部屋の片付けができない…うつ・不眠症のあなたへ贈る、簡単片付け術

部屋を片すのが苦手です。当方うつ、不眠症を患っている独り暮らしです。仕事にはなんとか行けていますが、なんとか、というレベルなので仕事の出来はよくなく、家で何もする気が起きない ので部屋は散らかり放題です。この部屋をみるだけで自分のダメさ加減がわかり、落ち込みます。たまに片したりはしますが、いい加減な性格で使ったものをポイポイおきっぱなしにするので、一週間かからず元通りです。部屋を片付ける気力はなく、ゴミはごみ袋丸出しで指定日まで放置です。サッカーの長谷部誠選手の本に、「部屋を片付けることは心を片付けること」とありました。私の症状に関係ありそうで、部屋を片付けることができれば病気にもいいような気がします。ズボラでガサツでいい加減なわたしでも実践できる簡単な片付け術、コツはあるでしょうか?

片付けられない原因と、うつ・不眠症との関連性

まず、部屋が片付かないこと、そしてそれがうつや不眠症に影響している可能性について考えてみましょう。散らかった部屋は視覚的なストレスとなり、精神的な負担を増大させます。 長谷部誠選手のおっしゃる通り、「部屋を片付けることは心を片付けること」に繋がることが多いです。散らかった空間は、心の乱れを反映している可能性があります。 整理整頓できないことは、自己肯定感を下げ、さらにうつや不眠を悪化させる悪循環に陥る可能性も否定できません。

しかし、ご自分を責めないでください。うつや不眠症を抱えている状態では、集中力や意欲の低下はよくある症状です。完璧を求めず、小さな一歩から始めることが大切です。

ズボラさんでもできる!簡単な片付け術5ステップ

完璧主義を捨て、無理なく続けられる方法を重視しましょう。

ステップ1:まずは「捨てる」ことから始める

いきなり全部片付けるのは大変です。まずは「捨てる」ことから始めましょう。

  • ゴミ袋を2つ用意する:一つは燃えるゴミ、もう一つは燃えないゴミ用です。部屋を一周し、明らかにゴミだと分かるものだけを捨てましょう。5分だけを目安に。
  • 不要なものを分別する:次に、不要なものを分別します。すぐに使わないもの、壊れているもの、着なくなった服などです。これも10分を目安に。
  • 「いつか使うかも…」は危険信号:「いつか使うかも…」と思うものは、本当に使う可能性があるか真剣に考えてみましょう。1年以上使っていないものは、ほとんどの場合、もう使いません。
  • 捨てる基準を作る:例えば、「1年以上使っていないもの」「同じようなものが複数あるもの」など、明確な基準を作ることで判断が容易になります。

ステップ2:見えるところに収納する

片付けられない原因の一つに、収納場所が分かりにくい、もしくは収納場所がないことが挙げられます。

  • すぐに手が届く場所に収納:よく使うものは、手の届く範囲に収納しましょう。例えば、リモコンはテレビ台の近くに、眼鏡はベッドサイドに置くなどです。
  • 収納ボックスを活用:収納ボックスを使うことで、散らかりがちな小物をまとめて収納できます。ラベルを貼るとさらに整理しやすくなります。100円ショップでも様々な種類が手に入ります。
  • 「見える化」を意識する:収納ボックスの中身が見えるように、透明なボックスを使うのも効果的です。中身が一目で分かることで、探す手間が省けます。

ステップ3:1日5分間の片付けタイムを作る

一気に片付けようとせず、毎日5分だけ時間を決めて片付けましょう。

  • タイマーを使う:5分のタイマーをセットして、その時間内にできる範囲で片付けます。5分経ったら、必ず片付けをやめましょう。無理なく続けられることが重要です。
  • 場所を限定する:毎日同じ場所を片付けるのではなく、今日はテーブルの上、明日はベッドの上など、場所を限定して片付けると、負担が軽減されます。
  • 達成感を味わう:5分でも片付けたら、自分を褒めてあげましょう。小さな達成感を積み重ねることが、モチベーションを維持する秘訣です。

ステップ4:専門家の力を借りる

どうしても片付けられない場合は、整理収納アドバイザーなどの専門家の力を借りるのも一つの方法です。

  • プロの視点を取り入れる:専門家は、あなたの状況に合わせて最適な片付け方法を提案してくれます。客観的な視点からアドバイスをもらえることは、大きな助けになります。
  • 費用対効果を考える:専門家の費用は、状況やサービスによって異なります。費用対効果を考慮して、依頼するかどうかを検討しましょう。

ステップ5:部屋の色味でリラックス効果を高める

部屋の色は、精神状態に大きな影響を与えます。

  • グレーの活用:グレーは落ち着きと安定感を与えてくれる色です。壁や家具、カーテンなどにグレーを取り入れることで、リラックス効果を高めることができます。ただし、グレーが多すぎると圧迫感を感じるので、他の色とバランスよく組み合わせることが大切です。
  • 自然光を取り入れる:自然光は、部屋を明るくし、気分を明るくしてくれます。カーテンやブラインドを調整して、できるだけ自然光を取り入れましょう。
  • アロマの活用:ラベンダーやカモミールなどのアロマは、リラックス効果があります。アロマディフューザーを使って、心地よい香りを部屋に漂わせるのもおすすめです。

継続が大切!小さな成功体験を積み重ねよう

重要なのは、継続することです。完璧を求めず、できる範囲で少しずつ片付けていきましょう。 小さな成功体験を積み重ねることで、自信を取り戻し、心も少しずつ軽くなっていくはずです。 部屋が片付くことで、精神的な負担が減り、うつや不眠の症状が改善される可能性もあります。 焦らず、ゆっくりと自分のペースで取り組んでみてください。

インテリアの選び方:グレーを基調とした落ち着く空間づくり

グレーは、落ち着きと安らぎを与えてくれる色です。 部屋のインテリアにグレーを取り入れることで、リラックスできる空間を作ることができます。

  • 壁の色:淡いグレーの壁紙は、部屋を広く見せる効果があります。濃いグレーの壁紙は、シックで落ち着いた雰囲気になります。
  • 家具の色:グレーのソファやベッドは、どんなインテリアにも合わせやすく、上品な印象を与えます。木製の家具と組み合わせることで、温かみのある空間を作ることができます。
  • 小物:グレーのクッションやブランケットは、部屋にアクセントを加え、リラックス効果を高めます。シルバーのアクセサリーや照明器具も、グレーとの相性が抜群です。

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