部屋の片付け、整理収納術|母のものだらけの部屋を快適空間に変える方法

部屋を掃除したいのですが何からしたらいいのか分かりません。綺麗にしたいというか、部屋にあるものはほとんど母のものであり、少し触っただけですごく怒るので捨てるとかもってのほかです。バレると大変なことになるので勝手に捨てることもできません。部屋についているクローゼット、部屋に置いている棚の中身、すべてが母のものなんです。服や雑誌です。しかもそれらは全く手をつけていないものばかりです。私が「いらないから(自分の)服を捨てたい」と言っても「ダメ」というので母が物を捨てるという期待は全くできません。隣に物置部屋がありますが、そこはもういっぱいです。どうしたらいいですか?もし私のものだけなら部屋はほんとにスカスカなくらいです。

現状把握と整理収納計画

まず、現状を把握することが大切です。ご自身の部屋の広さ、クローゼットや棚の収納量、そして母のものとご自身のものの割合を具体的に把握しましょう。写真に撮るのも有効です。

  • クローゼットの中身: 服の種類、量、状態(着用頻度、汚れなど)をリスト化します。写真撮影もおすすめです。
  • 棚の中身: 雑誌の種類、量、状態(読み終えているか、保存状態など)をリスト化します。写真撮影もおすすめです。
  • 物置部屋の状況: 物置部屋の収納状況を写真に撮り、空きスペースの有無を確認します。すでに満杯とのことですが、整理することでスペースを確保できる可能性もあります。
  • ご自身の持ち物: ご自身の持ち物を整理し、本当に必要なものか、不要なものを明確に分類します。不要なものは処分するか、別の場所に収納します。

現状把握が終わったら、整理収納計画を立てましょう。一気に片付けようとせず、小さな目標を立てて、段階的に進めていくことが重要です。例えば、「今週はクローゼットの上段を整理する」といった具体的な目標を設定します。

母とのコミュニケーションと協調

母のものが多いという点が大きな課題です。いきなり処分を提案するのではなく、まずは母とのコミュニケーションを図ることが大切です。

  • 感謝の気持ちを伝える: 母の持ち物を整理する前に、感謝の気持ちを伝えましょう。「いつも綺麗に保ってくれてありがとう」など、感謝の言葉は良好な関係を築く上で重要です。
  • 整理収納の必要性を伝える: 「部屋が狭くて困っている」など、具体的な状況を伝え、整理収納の必要性を理解してもらえるように説明しましょう。写真を見せながら説明すると効果的です。
  • 具体的な提案をする: 「この服は最近着ていないみたいなので、処分しても良いでしょうか?」など、具体的な提案をしましょう。いきなり全てを処分するのではなく、少しずつ提案していくことが重要です。
  • 一緒に整理する: 母と一緒に整理することで、母の気持ちも理解しやすくなり、スムーズに片付けを進められる可能性があります。一緒に作業することで、不要なものを処分する判断基準を共有することもできます。
  • 代替案の提示: 処分することに抵抗がある場合は、写真撮影してデジタル保存したり、思い出の品は専用の箱にまとめて保管するなど、代替案を提示しましょう。

もし、直接話すのが難しい場合は、手紙やメールで気持ちを伝えるのも有効です。

収納方法の見直しと工夫

収納方法を見直すことで、空間を有効活用できます。

  • 収納用品を活用する: 収納ボックス、ハンガーラック、仕切りなど、収納用品を活用することで、整理整頓がしやすくなります。100円均一ショップでも様々な収納用品が手に入ります。ベージュやアイボリーなどの落ち着いた色合いの収納用品を選ぶと、部屋の雰囲気を壊さずに収納できます。
  • 垂直収納を取り入れる: 棚やクローゼットを有効活用するために、垂直収納を取り入れましょう。重ね置きではなく、立てて収納することで、スペースを節約できます。ファイルボックスや仕切り板などを活用すると効果的です。
  • 定期的な見直し: 定期的にクローゼットや棚の中身を点検し、不要なものを処分したり、場所を調整したりすることで、常に整理された状態を保ちましょう。

専門家の力を借りる

どうしても一人で解決できない場合は、整理収納アドバイザーなどの専門家の力を借りるのも一つの方法です。専門家は、個々の状況に合わせた最適な整理収納方法を提案してくれます。

具体的な例:クローゼットの整理

クローゼットの整理を例に、具体的な手順を紹介します。

1. 全ての服を取り出す: クローゼットから全ての服を取り出し、床に広げます。
2. 分類する: 着る服、着ない服、クリーニングが必要な服などに分類します。
3. 着ない服を仕分ける: 着ない服は、処分する、人に譲る、保管するなどに分類します。
4. 収納する: 着る服を、ハンガーにかけたり、畳んで収納したりします。
5. 定期的な見直し: 季節ごとにクローゼットの中身を点検し、不要なものを処分します。

まとめ

母のものが多い部屋の片付けは、時間と根気が必要です。しかし、少しずつ工夫することで、快適な空間を手に入れることができます。母とのコミュニケーションを大切にし、段階的に片付けを進めていきましょう。整理収納アドバイザーなどの専門家の力を借りるのも有効です。焦らず、一つずつ解決していくことで、必ず理想の部屋を実現できます。

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