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照明器具グローブが外れない!その原因と解決策
照明器具のグローブが外れない、というお悩み、大変お困りのことと思います。特に「クイックターン方式」と記載されているのに回らないとなると、戸惑いますよね。妹さんのケースのように、無理に外そうとして故障させてしまうと、新しい照明器具を購入せざるを得ない状況にもなりかねません。まずは、落ち着いて原因を探っていきましょう。
グローブが外れない原因
グローブが外れない原因として考えられるのは、以下の3点です。
- ねじ込みが固着している:経年劣化や汚れによって、ねじ込み部分が固着し、回らなくなっている可能性があります。特に、湿気の多い場所や油汚れの付着しやすい場所では起こりやすいです。
- 何かが引っかかっている:グローブと天井の間に、配線やその他の部品が挟まっている可能性があります。無理に回すと、これらの部品を破損させてしまう危険性があります。
- 取り付け方法が間違っている:クイックターン方式であっても、取り付け時にきちんと固定されていない場合、回りにくくなることがあります。説明書をよく確認しましょう。
グローブを外すための具体的な手順
では、安全にグローブを外すための具体的な手順を説明します。
1. 準備
まず、安全のため、必ずブレーカーを落として電源をオフにしてください。これは、感電事故を防ぐために非常に重要です。次に、作業しやすいように、照明器具の周囲を広く確保しましょう。軍手などを着用して、手を保護することもおすすめです。
2. グローブの確認
グローブをよく観察し、ねじ込み部分に汚れや異物がないか確認します。汚れがあれば、乾いた布で丁寧に拭き取ります。固着が酷い場合は、潤滑剤(シリコンスプレーなど)を少量吹き付け、数分置いてから再度試してみましょう。ただし、スプレーは少量ずつ使用し、照明器具に直接吹き付けないよう注意してください。
3. 回転を試みる
潤滑剤を塗布した後、反時計回りにゆっくりと回転させます。無理に力を入れると破損する可能性があるので、少しずつ丁寧に回すことが重要です。途中で抵抗を感じたら、一旦止めて方向を確認し、再度試みましょう。
4. 引っかかりがある場合
もし、何かが引っかかっていると感じたら、無理に回そうとせず、グローブを軽く持ち上げて、引っかかっている部分を調べます。配線などが挟まっている場合は、慎重に外しましょう。どうしても分からない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
5.それでも外れない場合
上記の方法を試してもグローブが外れない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。無理に外そうとして照明器具を破損させたり、感電事故を起こしたりするリスクを避けるためです。電気工事士に依頼すれば、安全かつ確実にグローブを取り外してくれます。
妹さんのケースから学ぶ教訓
妹さんのケースでは、電気屋さんに頼んだ結果、気に入っていた照明器具が交換されてしまったとのこと。これは、専門家への依頼の際に、自分の希望を明確に伝えることの重要性を示しています。
例えば、事前に「この照明器具のグローブだけ交換したい」と伝えたり、「同じデザインのグローブを探してほしい」と依頼したりすることで、このような事態を防げた可能性があります。専門家とのコミュニケーションをしっかり取ることで、より良い結果を得られるでしょう。
照明器具選びのポイント
今回の経験を踏まえ、照明器具を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
- グローブの取り外しやすさ:グローブの取り外しやすさは、電球交換の頻度を考えると重要なポイントです。クイックターン方式だけでなく、ネジ式やバネ式など、様々な方式がありますので、自分に合ったものを選びましょう。
- デザインと素材:お部屋のインテリアに合ったデザインと素材の照明器具を選びましょう。素材によっては、お手入れのしやすさにも違いがあります。
- 耐久性:長持ちする照明器具を選ぶことで、交換頻度を減らし、コスト削減にも繋がります。
- 保証期間:万が一の故障に備えて、保証期間がしっかりしている製品を選ぶことも大切です。
まとめ
照明器具のグローブを外す際には、安全を第一に考え、無理な力を加えないことが重要です。もし、自力で外せない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。また、照明器具を選ぶ際には、グローブの取り外しやすさなども考慮し、長く使えるものを選びましょう。