部屋の照明がつかない!電球色蛍光灯の交換で起こるトラブルと解決策

部屋の照明の電球色(薄暗いオレンジ色)がつかなくなってしまったので、新しく蛍光灯を買ってきたのですが、電球色がやはりつきませんでした。照明の切り替えは100%→80%くらい→電球色→消で、もともとついていた蛍光灯は普通の32形一本、買ってきた蛍光灯も同じ形(メーカーは違う)でした。どうしてつかないのでしょうか?

照明がつかない原因:蛍光灯の不具合だけではない可能性

照明器具の電球色モードが点灯しない原因は、単純に蛍光灯の故障だけとは限りません。 いくつか考えられる原因と、それぞれに対する解決策を詳しく見ていきましょう。 特に、電球色の切り替え機能を持つ照明器具の場合、複数の要素が絡み合っている可能性があります。

1. 蛍光灯自体の不良

まず考えられるのは、購入した蛍光灯自体に不良があることです。 同じ32形蛍光灯でも、メーカーによって規格に微妙な違いがあったり、製造上の不具合で点灯しないケースがあります。

* **解決策:** まずは、購入した蛍光灯を別の照明器具で試してみましょう。 もし別の器具でも点灯しない場合は、蛍光灯の不良が濃厚です。 購入店に交換を依頼するか、新しい蛍光灯を購入しましょう。 この際、同じメーカーのものを選ぶか、もしくは照明器具の取扱説明書に推奨されている蛍光灯の種類を確認することをお勧めします。

2. 照明器具の故障

蛍光灯を交換しても点灯しない場合は、照明器具自体に問題がある可能性があります。 電球色モードの切り替えスイッチや、内部の配線が故障している可能性があります。 特に長年使用している照明器具の場合、経年劣化による故障も考えられます。

* **解決策:** 照明器具の点検が必要です。 もしご自身で修理に自信がない場合は、電気工事士などの専門業者に依頼しましょう。 安易な自己修理は感電などの危険を伴うため、専門家に任せるのが安全です。 修理費用は状況によりますが、数千円から数万円程度かかる場合があります。

3. 適合性の問題

蛍光灯と照明器具の適合性が悪い場合も、点灯しない原因となります。 同じ32形でも、口金の種類(G13など)や、消費電力、色温度などが微妙に異なる場合があります。 特に、省エネタイプの蛍光灯を使用している場合は、照明器具との相性が悪い可能性があります。

* **解決策:** 照明器具の取扱説明書を確認し、推奨されている蛍光灯の種類・規格を必ず確認しましょう。 推奨されている規格と異なる蛍光灯を使用している場合は、適合する蛍光灯に交換する必要があります。 照明器具に記載されている型番や規格を参考に、適切な蛍光灯を選びましょう。 ホームセンターや家電量販店で店員に相談するのも有効です。

4. 配線不良

照明器具への配線が緩んでいたり、断線している可能性も考えられます。 これは、照明器具を取り外して内部を確認する必要があります。

* **解決策:** 照明器具の配線を確認するには、必ず電源をオフにしてから作業を行いましょう。 もし配線が緩んでいる場合は、しっかりと接続し直します。 断線している場合は、専門業者に修理を依頼する必要があります。 電気に関する知識がない場合は、絶対に自分で修理しようとせず、専門家に依頼しましょう。

5. 電源の問題

照明器具に電源が供給されていない可能性もあります。 ブレーカーが落ちていたり、コンセントに問題があったりする場合があります。

* **解決策:** まずは、ブレーカーが落ちていないか確認しましょう。 落ちていたら、ブレーカーを上げてみましょう。 それでも点灯しない場合は、コンセントに問題がないか確認します。 他の電化製品をコンセントに接続して動作を確認し、コンセント自体に問題がないかを確認しましょう。

インテリアに合わせた照明選びのポイント

照明器具の故障や蛍光灯の不具合以外にも、インテリア全体の雰囲気を考慮した照明選びが重要です。電球色は暖色系でリラックスした雰囲気を演出しますが、明るさが足りない場合もあります。

色温度と明るさ

電球色の色温度は2700K~3000K程度です。 明るさはルーメン(lm)で表され、数値が高いほど明るくなります。 部屋の広さや用途に合わせて適切な明るさを選びましょう。 例えば、寝室であればリラックスできる落ち着いた明るさ、リビングであれば明るく開放的な空間を作るために十分な明るさを確保する必要があります。

照明器具のデザイン

照明器具のデザインは、インテリア全体の雰囲気を大きく左右します。 部屋のスタイルに合ったデザインを選びましょう。 例えば、北欧風インテリアにはシンプルなデザインのペンダントライト、モダンなインテリアにはスタイリッシュなシーリングライトなどがおすすめです。 また、間接照明を効果的に使うことで、より落ち着いた雰囲気を作ることができます。

複数種類の照明を組み合わせる

メイン照明に加えて、間接照明やテーブルランプなどを組み合わせることで、より立体感のある空間を演出できます。 例えば、メイン照明としてシーリングライトを使用し、ソファの横にフロアランプ、テーブルにはテーブルランプを置くことで、空間全体に柔らかな光が行き渡り、リラックスできる雰囲気を作ることができます。 また、スポットライトなどを活用することで、絵画や観葉植物などを効果的に照らすことも可能です。

専門家の意見:電気工事士のアドバイス

電気工事士の視点から見ると、照明器具が点灯しない原因として、配線不良や器具自体の故障が考えられます。 素人判断で修理しようとせず、専門家に相談することが重要です。 特に、感電の危険性があるため、安全を確保するために専門業者への依頼をお勧めします。

まとめ:安全第一で、適切な対応を

照明がつかない原因は様々ですが、安全を第一に考え、適切な対応を行うことが重要です。 まずは、蛍光灯の交換、ブレーカーの確認、コンセントの確認など、簡単な点検から始めましょう。 それでも解決しない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。 適切な照明選びは、快適な生活空間を作る上で欠かせない要素です。 インテリア全体の雰囲気を考慮し、最適な照明を選び、心地よい空間を演出しましょう。

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