部屋の湿度が高い!原因と対策|快適な室内環境を作るためのガイド

部屋の湿度が下がりません・・・(/_・、) 湿度計を初めて買って気づいたのですが、基本70パーセントから下がってくれません。本日は雨ですが、夜、帰ってからエアコンのドライ(弱めの冷房と停止で湿気をとるとエアコンの説明書に書いてます)をかけてますが、現在80あります(温度は25度)・・・ 頭が重いです(=_=;) 私の部屋は南と西に窓があり、下はお風呂場です。湿気もたまりやすいのかな?と思います。知らない間はよかったものの、こんなに湿度が高いと知ってしまっては何とかしたいのですが、除湿器など買うほかないでしょうか? エアコンも買い換えたばかりでいまいち踏み切れないんですが・・・ どうすれば湿度を下げられるでしょうか? アドバイスよろしくお願いいたしますm(_ _)m

高い湿度がもたらす不快感と健康への影響

湿度が高いと、じめじめとした不快感を感じ、カビの発生やダニの繁殖にも繋がります。 さらに、頭痛や倦怠感、呼吸器系の不調といった健康被害も懸念されます。 快適な室内環境を保つためには、適切な湿度管理が不可欠です。 湿度計で数値を確認し、状況を把握することが第一歩です。 今回のケースのように、常に70%以上の高湿度状態は、健康面からも改善が必要です。

部屋の湿度が高い原因を探る

湿度が高い原因は様々です。質問者様の状況を踏まえ、考えられる原因をいくつか挙げてみましょう。

1. 南と西向きの窓と浴室の影響

南と西向きの窓は、日射量が多く、特に夏場は室温と湿度の上昇に大きく影響します。 さらに、浴室が部屋の下にあることも、湿気がこもりやすい要因となります。 浴室からの湿気が、部屋に流れ込みやすい構造になっている可能性が高いです。

2. エアコンのドライ機能の限界

エアコンのドライ機能は、冷房機能と比べて除湿能力が低い場合があります。特に、弱めの冷房運転では、除湿効果が限定的となる可能性があります。 また、エアコン単体では、構造上の問題や、外気の影響を受けやすく、湿度を完全にコントロールできないケースもあります。

3. 雨による影響

雨の日には、外気の湿度が高くなり、窓や壁から湿気が侵入しやすくなります。 特に、古い建物や、窓の気密性が低い場合は、この影響が大きくなります。

湿度対策:具体的なステップバイステップガイド

では、具体的な湿度対策をステップごとに見ていきましょう。

ステップ1:原因の特定と改善

まずは、湿度が高い原因を特定することが重要です。 窓からの湿気侵入を防ぐために、以下の対策を検討してみましょう。

  • 窓の結露対策:窓に結露が発生している場合は、窓の断熱性を高める必要があります。 窓ガラスの交換、内窓の設置、断熱カーテンの利用などを検討しましょう。 結露防止シートも効果的です。
  • 換気:浴室の換気扇をこまめにかけることで、浴室からの湿気を排出しましょう。 部屋の換気も重要です。 窓を開けて自然換気を行うか、換気扇を使用しましょう。 特に、朝晩の気温差が大きい時間帯に換気を行うと効果的です。
  • 浴室乾燥機の活用:浴室乾燥機があれば、浴室乾燥後に換気扇を回して、部屋全体の湿気を軽減できます。

ステップ2:除湿方法の選択

原因を特定し、改善策を講じた上で、それでも湿度が高い場合は、除湿器の導入を検討しましょう。

  • 除湿器の種類:除湿器には、コンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式などがあります。 コンプレッサー式は、比較的安価で除湿能力が高いですが、消費電力が大きいです。 デシカント式は、消費電力が低く、低温でも除湿効果が高いのが特徴です。 ハイブリッド式は、両方のメリットを兼ね備えています。 部屋の広さや予算、使用環境に合わせて最適なタイプを選びましょう。
  • 除湿器の選び方:除湿能力(1日あたりの除湿量)、消費電力、騒音レベル、サイズなどを考慮して選びましょう。 部屋の広さに合った適切な能力の除湿器を選びましょう。
  • 除湿器の設置場所:除湿器は、部屋の中央に設置するのが理想的です。 壁際に設置する場合は、空気の流れを妨げないように注意しましょう。

ステップ3:その他の湿度対策

除湿器以外にも、湿度を下げるための工夫があります。

  • 吸湿材の活用:除湿効果のある吸湿材(除湿剤、乾燥剤など)を部屋に置くことで、湿気を吸収することができます。 クローゼットや押入れなどに置くのも効果的です。
  • エアコンの適切な使用:エアコンのドライ機能だけでなく、冷房機能を併用することで、より効果的に除湿できます。 ただし、冷房機能を長時間使用すると、室温が下がりすぎてしまうため、温度と湿度を調整しながら使用しましょう。
  • 湿度を調整できる家具の活用:通気性の良い家具を選ぶことで、湿気をため込みにくくなります。 例えば、天然木の家具は、調湿効果があります。
  • 植物の活用:一部の植物には、空気中の水分を吸収する効果があります。 観葉植物を置くことで、湿度を調整する効果が期待できます。ただし、植物自体が蒸散によって湿度を上げる可能性もあるため、適切な管理が必要です。

専門家への相談

それでも湿度が高い状態が改善しない場合は、建築士やインテリアコーディネーター、または専門業者に相談することをお勧めします。 建物の構造的な問題や、隠れた原因を特定し、適切な解決策を提案してもらえます。

まとめ

部屋の湿度対策は、快適な生活を送る上で非常に重要です。 まずは、湿度計で湿度を確認し、原因を特定することから始めましょう。 その後、適切な対策を講じることで、健康的な室内環境を実現できます。 今回ご紹介した方法を参考に、快適な空間づくりを目指してください。

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