部屋の掃除ができない…気分障害と家事の両立に悩むあなたへ

部屋の掃除、他の事(仕事、自動車の運転、地域のボランティア活動)は出来ても、何故か部屋の掃除や料理、洗濯物を干す事(洗濯は乾燥機無しの全自動です)が手につかず悩んでいます。医師から気分障害と診断され、抗うつ剤を飲んでいます。責任感が強いので、仕事ならキッチリやると思いますが、家事だからか全然ダメです。出来れば業者に頼りたくないんですが、何か良いアドバイスを頂けませんか?どうぞ宜しくお願い申し上げます。

気分障害と家事の両立:掃除、料理、洗濯ができない理由

お気持ち、よく分かります。仕事やボランティアはきちんとこなせるのに、家事が全く手につかない…これは決して怠けているわけではなく、気分障害の影響が大きく出ている可能性が高いです。責任感の強さが、仕事では良い方向に働く一方で、家事に対してはプレッシャーとなり、やる気を削いでしまっているのかもしれません。

家事は「やらなければならない」という義務感や、完璧にこなさなければならないという強迫観念が働きやすい領域です。仕事と違い、明確な評価基準がなく、終わりが見えにくいことも、やる気を失わせる原因となります。さらに、気分障害の症状として、意欲低下や集中力低下、疲労感などが挙げられますが、これらが家事の遂行を困難にしている可能性も高いです。

抗うつ剤を服用されているとのことですが、効果が現れるまでには個人差があり、すぐに改善するとは限りません。医師と相談しながら、治療を継続していくことが大切です。

気分障害と家事の両立:具体的な解決策

業者に頼らず、家事を少しずつでも進めていくための具体的なアドバイスをいくつかご紹介します。

1. タスクの細分化と優先順位付け

大きなタスク「部屋の掃除」は、非常に負担が大きいです。まずは、タスクを細分化してみましょう。

* 例:「部屋の掃除」→「リビングの床掃除」「キッチンの食器洗い」「トイレ掃除」→「リビングの床掃除:掃く」「リビングの床掃除:拭く」「キッチンの食器洗い:食器をためる」「キッチンの食器洗い:洗う」「キッチンの食器洗い:拭く」…

さらに、それぞれのタスクに優先順位をつけ、今日中に必ずやること、明日以降に回せることを明確にしましょう。最初は、小さなタスクから始めることが重要です。例えば、「1日1つだけ、小さなタスクを終わらせる」という目標から始めると良いでしょう。

2. タイマーを活用した短時間作業

気分障害の方は、集中力が持続しにくい傾向があります。そこで、タイマーを活用して、短時間(例えば15分)だけ作業に集中し、その後は休憩を取るという方法を試してみましょう。15分間集中して掃除したら、15分休憩する。これを繰り返すことで、無理なく家事を進めることができます。

3. 家事代行サービスの利用を検討する(部分的に)

業者に頼りたくないとのことですが、全てを頼むのではなく、どうしてもできない部分だけを依頼するという選択肢もあります。例えば、月に一度の大掃除だけを専門業者に依頼する、あるいは、定期的にハウスクリーニングを依頼するなど、自分に合った方法を見つけることが重要です。これは、精神的な負担を軽減する効果も期待できます。

4. 部屋のレイアウトを見直す

部屋のレイアウトが散らかりやすい原因になっているかもしれません。収納スペースを確保したり、物を置く場所を決めたりすることで、掃除がしやすくなり、心理的な負担も軽減できます。

例えば、モノトーンで統一されたシンプルなインテリアにすることで、視覚的なストレスを減らし、掃除のモチベーションを高める効果も期待できます。グレーを基調としたインテリアは、落ち着きがあり、清潔感も与えてくれます。

5. ご褒美を設定する

家事を終えた後には、自分にご褒美を与えましょう。好きな映画を観る、美味しいものを食べる、好きな本を読むなど、自分がリラックスできることをすることで、達成感を感じ、次の家事に取り組むモチベーションを高めることができます。

6. 専門家への相談

医師や精神科医、臨床心理士などに相談することも重要です。抗うつ剤の効果や、家事を行う上での具体的なアドバイスをもらえるかもしれません。また、必要に応じて、作業療法士などの専門家のサポートを受けることも検討してみましょう。作業療法士は、日常生活における動作の改善をサポートする専門家です。

インテリアと心の状態:グレーのインテリアの効果

グレーは、落ち着きと清潔感を与え、精神的な安定をもたらす効果があるとされています。部屋のインテリアをグレーを基調としたものにすることで、視覚的なストレスを軽減し、リラックス効果を高めることができます。

グレーのインテリアは、様々なスタイルに合わせやすく、モダン、シンプル、北欧など、様々なテイストの部屋に導入できます。例えば、グレーのソファやカーテン、ラグなどを配置することで、落ち着いた空間を演出できます。また、グレーの壁に白い家具を合わせることで、清潔感あふれる空間を作ることができます。

まとめ

気分障害を抱えながら家事をこなすのは、非常に困難です。しかし、焦らず、少しずつできることから始め、自分に合った方法を見つけることが大切です。タスクの細分化、タイマーの使用、ご褒美の設定、そして専門家への相談などを活用し、無理なく家事を進めていきましょう。グレーのインテリアを取り入れることで、精神的な負担を軽減し、より快適な生活空間を作ることも検討してみてください。

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