部屋の壁のカビ取りと予防:日陰の部屋でも安心な方法

部屋の壁のカビの取り方を教えて下さい。日があまり当たらない部屋に住んでいるからか、四隅はもちろん、以前家具を置いていた時に、カビが跡になって付いていました。何かいい方法はありませんか?カビキラー使ってもいいんですが、変色やゴーグル装着が難しいので(眼鏡かけてて、外すとすぐくらくらするから)、出来れば使いたくないです。なお、隣は玄関、廊下、弟の部屋になっています。またカビが生えているのは、玄関と弟の部屋側です(こちらもカビが酷い)。

カビの発生原因と対策:湿気と通風の悪さがポイント

まず、カビが発生した原因を特定することが重要です。質問者様のお部屋は日当たりが悪く、湿気がこもりやすい環境のようです。さらに、隣接する玄関や弟のお部屋からも湿気が侵入している可能性があります。カビの発生には、湿度、温度、栄養源の3要素が揃う必要があります。お部屋の四隅や家具跡にカビが発生しやすいのは、これらの条件が満たされやすい場所だからです。

カビの発生しやすい場所と原因

* 四隅:空気の循環が悪く、湿気が滞留しやすい。
* 家具跡:家具が置いてあったことで通気が悪く、湿気がこもりやすかった。
* 玄関・廊下側:外気の影響を受けやすく、湿気が侵入しやすい。

これらの場所では、特に換気を心がける必要があります。

カビ取り方法:安全で効果的な方法

カビキラーなどの薬品を使用せずにカビを除去する方法をご紹介します。眼鏡着用でゴーグルが難しいという状況も考慮し、安全で手軽な方法を優先します。

1. 換気と乾燥

カビの繁殖には湿気が不可欠です。まずは、窓を開けて十分な換気を実施し、部屋全体を乾燥させましょう。特に、カビの発生している場所周辺は念入りに乾燥させます。除湿機を使用するのも効果的です。サーキュレーターと併用すれば、より効果的に部屋の空気を循環させることができます。

2. 拭き取り

カビの程度が軽い場合は、以下の手順で拭き取ることができます。

  • 用意するもの:マイクロファイバークロス、ぬるま湯、重曹、ゴム手袋
  • 手順:
    1. ゴム手袋を着用します。
    2. ぬるま湯に重曹を溶かして、マイクロファイバークロスを浸します。
    3. カビの部分を優しく拭き取ります。強くこすりすぎると壁を傷める可能性があるので注意が必要です。
    4. 拭き取った後は、乾いたマイクロファイバークロスで水分を完全に拭き取ります。
    5. 十分に乾燥させます。

重曹は研磨効果と殺菌効果があり、安全なカビ取り剤として利用できます。ただし、ひどいカビには効果が薄い場合があります。

3. アルコール

重曹で効果がない場合は、アルコール(エタノール)を使用してみましょう。70%以上の濃度のアルコールをスプレーボトルに入れ、カビに吹きかけ、マイクロファイバークロスで拭き取ります。アルコールは殺菌効果が高く、カビの繁殖を抑える効果があります。ただし、壁材によっては変色する可能性があるので、目立たない場所で試してから使用しましょう。

4. 専門業者への依頼

カビの範囲が広く、自分で対処できない場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。専門業者は適切な薬剤と技術を用いて、安全かつ効果的にカビを除去してくれます。費用はかかりますが、健康被害や二次被害を防ぐためには有効な手段です。

カビ予防:再発防止策

カビを取り除いた後も、再発防止策を講じる必要があります。

1. 換気

毎日、窓を開けて換気をしましょう。特に、朝と晩は必ず換気することを心がけましょう。梅雨時期や雨の日は、除湿機を使用するのも効果的です。

2. 湿度管理

室内の湿度を50%以下に保つことが重要です。除湿機やエアコンを使用したり、湿気を吸着するグッズを活用したりしましょう。

3. 清潔保持

定期的に掃除を行い、ホコリや汚れを落としましょう。特に、カビが発生しやすい場所は念入りに掃除します。

4. 日当たり改善

可能であれば、日当たりの良い場所に観葉植物を置くなどして、室内の明るさを確保しましょう。

5. 壁の塗装

カビの発生が頻繁な場合は、防カビ効果のある塗料で壁を塗り直すことを検討しましょう。防カビ塗料は、カビの発生を防ぐ効果があります。

まとめ

カビの除去と予防には、換気と乾燥が最も重要です。今回紹介した方法を試してみて、それでも改善が見られない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。健康被害を防ぎ、快適な住空間を保つために、適切な対策を講じましょう。

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