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既存の扉に傷をつけずに内側から施錠するDIY方法
賃貸物件など、扉に穴を開けたり傷をつけたくない場合でも、手軽に内側から施錠できる方法があります。今回は、既存の扉や壁に大きな改造を加えることなく、比較的簡単に作成できる2つの方法をご紹介します。
方法1:市販のチェーンロックとマグネットキャッチの組み合わせ
最も手軽で、賃貸物件にも適した方法です。
- チェーンロック:ドアノブの高さと、床から約100cmの位置に、チェーンロックを取り付けます。ホームセンターで簡単に購入できます。扉に穴を開ける必要はありません。ドア枠と扉の間にチェーンを挟み込むタイプを選びましょう。
- マグネットキャッチ:チェーンロックだけでは、隙間から侵入される可能性があります。そこで、補助としてマグネットキャッチを使用します。チェーンロックの下部、床に近い位置にマグネットキャッチを取り付けます。強力なマグネットを使用することで、より高い防犯効果が期待できます。これも、扉に穴を開けずに取り付けられるタイプを選びましょう。
ポイント:チェーンロックは、扉を開けた際に邪魔にならない位置に設置することが重要です。また、マグネットキャッチは、扉を閉めた際にしっかりと磁石がくっつくことを確認しましょう。
方法2:自作の簡易ラッチとストッパー
より強固な施錠を望む場合は、自作の簡易ラッチとストッパーを組み合わせる方法があります。
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- 材料:木材(厚さ2cm程度の板)、金属製のL字金具、ネジ、木工用ボンド
- 手順:
- 木材を、扉の厚みと幅に合わせてカットします。これはラッチになります。
- ラッチの裏側にL字金具を取り付け、扉にネジで固定します。この時、扉に穴を開ける必要がありますが、小さな穴で済むように工夫しましょう。
- 扉枠に、ラッチがはまる受け側となるストッパーを作成します。これも木材とL字金具を使用します。扉枠にネジで固定します。
- ラッチとストッパーを組み合わせ、しっかりと固定されていることを確認します。
ポイント:木材の代わりに、厚めのプラスチック板を使用することも可能です。また、L字金具の代わりに、強力なマグネットを使用することもできます。この方法は、多少のDIYスキルが必要となります。
より高度なDIYに挑戦する場合
より高度なDIYに挑戦したい場合は、以下のような方法も考えられますが、専門知識や工具が必要となるため、注意が必要です。
より頑丈な自作ラッチ
金属製の板やパイプなどを利用して、より頑丈なラッチを作成することも可能です。しかし、正確な寸法測定と、金属加工の技術が必要です。専門的な知識がない場合は、失敗する可能性もあるため、慎重に進める必要があります。
市販の簡易鍵を取り付ける
質問には「通販などで取り付けるものではない」とありますが、市販の簡易鍵の中には、扉に穴を開けることなく取り付けられるものもあります。例えば、ドアノブに取り付けるタイプの鍵や、ドア枠に挟み込むタイプの鍵などがあります。これらの製品は、DIYよりも手軽で、高い防犯効果が期待できます。
専門家の意見
DIYで鍵を作成する際には、必ず安全性を考慮する必要があります。不適切な方法で作成された鍵は、かえって危険な場合もあります。もし、DIYに自信がない、または高度な技術が必要な場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。
まとめ
部屋の内側から施錠できる簡易鍵は、DIYでも作成可能です。今回紹介した方法以外にも、様々な方法があります。しかし、DIYを行う際には、安全性を第一に考え、無理のない範囲で行いましょう。もし、不安な点があれば、専門業者に相談することをお勧めします。