部屋のリフォーム、楽しみですね!クロスは確かに汚れやすく、小さなお子さんやペットがいるご家庭では特に悩ましい問題です。そこで今回は、コストを抑えつつ、見た目も良く、汚れにくい壁材のおすすめをご紹介いたします。リフォームで後悔しないためにも、素材選びは慎重に行いたいもの。この記事では、具体的な素材の特徴やメリット・デメリット、施工方法のポイントまで詳しく解説していきます。
Contents
汚れにくい壁材を選ぶポイント
まず、汚れにくい壁材を選ぶ上で重要なポイントを整理しましょう。大きく分けて以下の3点が挙げられます。
- 耐水性・耐擦傷性:水や汚れに強く、擦っても傷つきにくい素材を選びましょう。特にキッチンや洗面所など水回りでは必須です。
- メンテナンス性:汚れが落ちやすく、お手入れが簡単な素材が理想です。拭き掃除だけで済むものがベストです。
- デザイン性:コストを抑えつつ、お部屋の雰囲気に合うデザインを選ぶことが大切です。色や質感、柄など、様々な選択肢があります。
おすすめ壁材:コストパフォーマンスに優れた選択肢
上記のポイントを踏まえ、コストパフォーマンスに優れたおすすめ壁材を3つご紹介します。
1. 塗り壁(漆喰、珪藻土など)
天然素材である漆喰や珪藻土は、通気性・調湿性に優れ、カビやダニの発生を抑える効果があります。また、独特の風合いが魅力的で、ナチュラルな雰囲気のお部屋にぴったりです。クロスと比べて施工費用は高めですが、耐久性が高いため、長期的なコストパフォーマンスは優れています。汚れが付着しても、比較的簡単に拭き取れるのもメリットです。ただし、施工には専門業者が必要な場合があり、DIYは難しい点に注意が必要です。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
専門家の視点:建築士の山田先生によると、「塗り壁は、呼吸する壁として知られ、室内の湿度調整に役立ちます。小さなお子さんやペットがいる家庭では、健康面にも配慮できる優れた選択肢です。」とのことです。
2. 塩ビクロス(特殊加工品)
一般的なクロスよりも高価ですが、耐水性・耐擦傷性に優れた特殊加工が施された塩ビクロスもおすすめです。汚れがつきにくく、拭き掃除も容易です。デザインも豊富で、様々なインテリアに合わせることができます。価格帯も幅広く、予算に合わせて選ぶことができます。施工は比較的簡単で、DIYでも可能です。
具体的なアドバイス:「抗菌・防カビ加工」や「撥水加工」が施されたものを選びましょう。また、表面がエンボス加工されているものは、汚れが目立ちにくく、傷つきにくいというメリットがあります。
3. リリカラの「エコカラットプラス」
LIXILが製造する調湿建材「エコカラットプラス」は、優れた調湿機能に加え、汚れにも強い素材です。様々な色や柄が用意されているため、インテリアに合わせて選ぶことができます。価格はやや高めですが、健康面や快適性、デザイン性を重視する方にはおすすめです。施工は専門業者に依頼する必要があります。
事例紹介:あるご家庭では、キッチンにエコカラットプラスを使用することで、油汚れによる壁の黄ばみを防ぎ、清潔な空間を維持することに成功しました。また、リビングにエコカラットプラスを使用することで、湿度の調整を行い、快適な空間を実現しています。
コストを抑えるための工夫
リフォーム費用を抑えるためには、以下の工夫が有効です。
- 施工範囲を限定する:汚れやすい部分だけをリフォーム対象にすることで、費用を抑えることができます。例えば、キッチンや洗面所など水回りの壁だけを交換するなどです。
- DIYに挑戦する:塩ビクロスなど、比較的簡単に施工できる素材を選ぶことで、DIYに挑戦できます。ただし、事前に十分な知識と技術を習得することが重要です。
- 複数の業者から見積もりを取る:複数の業者から見積もりを取り、価格を比較することで、最適な業者を選ぶことができます。
まとめ
部屋のリフォームで壁材を選ぶ際には、耐水性・耐擦傷性、メンテナンス性、デザイン性を考慮することが重要です。今回ご紹介した塗り壁、特殊加工塩ビクロス、エコカラットプラスは、それぞれ特徴が異なるため、ご自身のライフスタイルや予算に合わせて最適な素材を選びましょう。この記事が、皆様のリフォーム計画のお役に立てれば幸いです。