部屋のフローリングにアリが!放置して大丈夫?白アリとの見分け方と駆除方法

部屋内のフローリング上に蟻がウヨウヨしていますが一見して白蟻ではなく普通?の蟻の様です、このまま放置して置いていいものでしょうか、それとも白蟻に成長していくものでしょうか。

アリの大量発生!まずは冷静に状況を確認

フローリングにアリが大量発生している、というのは確かに不安になりますよね。特に「白アリではないか?」と心配になる気持ちもよく分かります。しかし、まずは落ち着いて、アリの種類と状況を確認しましょう。 白アリと普通のアリは見た目や行動に違いがあります。 見分け方を知っていれば、適切な対処法を選択できます。

普通のアリと白アリの見分け方

  • 体色: 普通のアリは種類によって様々ですが、黒、茶色、赤など様々です。白アリは、全体的に白っぽく、もしくはクリーム色をしています。
  • 体型: 普通のアリは、くびれたウエストが特徴的です。白アリは、ウエストがくびれておらず、全体的にずんぐりとした体型をしています。
  • 羽: 羽アリが出現する時期には注意が必要です。普通の羽アリは、前羽と後羽の大きさが違います。白アリの羽は、前羽と後羽の大きさがほぼ同じです。
  • 行動: 普通のアリは、エサを探して活発に動き回ります。白アリは、木材の中を動き回り、巣から出ているのは比較的少ないです。見かけるのは主に羽アリの時期です。
  • 食性: 普通のアリは、甘いものや食べ残しなどを好みます。白アリは、木材や紙などを食べます。

これらの特徴を参考に、アリの種類を特定しましょう。写真撮影して専門家に確認してもらうのも有効です。もし白アリと判断した場合、すぐに専門業者に相談することが重要です。

普通のアリの場合:放置して大丈夫?

もし、普通のアリだと判断できた場合でも、放置するのは必ずしも良いとは言えません。アリは、エサとなるものが部屋にあることを示しています。 放置すると、アリの数が増え、衛生面の問題や、場合によっては食害を受ける可能性もあります。

アリの侵入経路を断つ

アリは、小さな隙間からでも侵入してきます。まずは、アリの侵入経路を断つことが重要です。

  • 窓やドアの隙間を塞ぐ: パッキンなどで隙間を塞ぎましょう。特に、古い建物の場合は、隙間が多い可能性があります。
  • 排水口の掃除: 排水口は、アリの侵入経路になりやすいです。定期的に掃除し、排水口の網を交換しましょう。
  • 食べこぼしをしない: 食べこぼしは、アリを誘引します。こまめに掃除し、食べ物を放置しないようにしましょう。
  • ゴミ箱を清潔に保つ: ゴミ箱は、アリの格好の餌場です。こまめにゴミを捨て、ゴミ箱自体も清潔に保ちましょう。

アリの駆除方法

侵入経路を断つだけでは不十分な場合、アリの駆除が必要になります。市販のアリ駆除剤を使用するのも有効です。

  • ベイト剤: アリの好むエサに毒を混ぜたものです。アリが巣に持ち帰り、巣全体を駆除できます。
  • スプレー式殺虫剤: アリを直接駆除できますが、巣全体を駆除できない可能性があります。

駆除剤を使用する際は、必ず使用方法をよく読んでから使用しましょう。小さなお子さんやペットがいる家庭では、安全性の高い製品を選び、使用後の注意も徹底しましょう。

白アリの場合:専門業者への相談が必須

もし、白アリだと判断した場合、絶対に自分で駆除しようとせず、すぐに専門業者に相談しましょう。白アリは、家屋を深刻に損傷させる可能性があります。早期発見・早期対応が、被害を最小限に抑えるために非常に重要です。

白アリ駆除業者の選び方

白アリ駆除業者を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 実績: 多くの実績を持つ業者を選びましょう。
  • 資格: 防除作業者などの資格を持つ業者を選びましょう。
  • 料金: 料金体系を事前に確認し、納得できる業者を選びましょう。
  • 保証: 施工後の保証がある業者を選びましょう。

複数の業者に見積もりを取って比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。

インテリアへの影響と予防策

アリの被害は、インテリアにも影響を与えます。フローリングへの被害はもちろん、家具や壁などにも被害が及ぶ可能性があります。

インテリアを守るための予防策

  • 定期的な点検: 定期的に家屋をチェックし、アリの発生や木材の腐食がないかを確認しましょう。
  • 換気: 十分な換気を心がけ、湿気を溜めないようにしましょう。湿気は、アリや白アリの発生を助長します。
  • 木材の保護: 木材には、防蟻剤を塗布するなどの保護策を施しましょう。

まとめ:アリの種類を見極め、適切な対処を

フローリングにアリが大量発生している場合、まずはアリの種類を見極めることが重要です。普通のアリであれば、侵入経路を断ち、駆除剤を使用することで対処できます。しかし、白アリの場合は、すぐに専門業者に相談することが不可欠です。早めの対処で、家屋やインテリアを守りましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)