部屋にドアがない!鍵付きドアの設置費用は?安価なドア選びと設置方法

部屋のドアの値段、ある部屋にドアがありませんでした。鍵つきのドアをつけたいと思います。鍵がついていればドアは安価でも構いません。そういった場合、どれくらいの値段になりますか?補足:ドア自体がないんです…

ドアがない部屋への鍵付きドア設置:費用と手順

ドアがない状態からの鍵付きドア設置は、ドア本体の購入費用だけでなく、枠の設置や工事費用も必要になります。そのため、単純なドアの価格だけでは予算を算出できません。費用は、ドアの種類、サイズ、材質、そして工事の難易度によって大きく変動します。

費用内訳:ドア本体、枠、工事費

費用は大きく分けて以下の3つになります。

  • ドア本体: これは最も分かりやすい費用です。安価なものであれば1万円台から購入できますが、デザインや材質、防犯性能によって価格は大きく異なります。木製、鋼製、複合材など様々な種類があり、それぞれ価格帯が違います。鍵付きのドアを選ぶ場合、鍵のグレードによっても価格が変わってきます。
  • ドア枠: ドア本体と同様に、材質やデザインによって価格が変動します。既存の開口部に合わせて枠を作る必要がある場合は、追加費用が発生します。特に、開口部のサイズが規格外の場合は、特注枠が必要となり、高額になる可能性があります。
  • 工事費: これは、ドア枠の取り付け、ドア本体の設置、鍵の取り付けなど、すべての作業にかかる費用です。工事費は、業者によって大きく異なりますので、複数の業者に見積もりを取ることが重要です。作業内容によっては、大工さんや建具屋さんに依頼する必要があり、その場合、人件費も加算されます。既存の壁の補修が必要な場合も、追加費用が発生します。

安価なドア選びのポイント

予算を抑えたい場合は、以下の点を考慮してドアを選びましょう。

  • 材質:合板やMDFなどの安価な素材を選ぶことで、費用を抑えることができます。ただし、耐久性や防犯性能は、木製や鋼製に比べて劣る可能性があります。
  • デザイン:シンプルなデザインのドアは、装飾が少ない分、価格が安価です。複雑なデザインや特殊な加工が施されたドアは、高価になる傾向があります。
  • サイズ:標準的なサイズであれば、既製品が安く手に入ります。特殊なサイズが必要な場合は、特注品となり、高額になります。
  • 鍵の種類:シンプルなシリンダー錠であれば、電子錠などに比べて安価です。防犯性を重視する場合は、高性能な鍵を選ぶ必要がありますが、費用も高くなります。

具体的な費用例

仮に、一般的なサイズの室内ドア(幅75cm×高さ195cm)で、安価な合板製のドアを選び、既存の開口部に合う枠がある場合、以下の様な費用感が考えられます。

  • ドア本体:15,000円~25,000円
  • ドア枠:5,000円~15,000円
  • 工事費:20,000円~40,000円

合計:40,000円~80,000円

ただし、これはあくまで目安です。開口部の状況や、使用する材料、工事の難易度によって、費用は大きく変動します。

専門家への相談と複数業者への見積もり

正確な費用を知るためには、複数のドア販売業者や工事業者に見積もりを依頼することが重要です。見積もりを比較することで、価格やサービス内容の違いを把握し、最適な業者を選ぶことができます。また、専門家(建具屋やリフォーム業者)に相談することで、適切なドア選びや工事方法についてアドバイスを受けることができます。

DIYによる設置の可能性と注意点

ある程度のDIYスキルがあれば、自分でドアを設置することも可能です。ただし、ドアの設置は専門的な知識と技術が必要な作業です。不適切な設置は、ドアの不具合や建物の損傷につながる可能性があります。DIYに挑戦する場合は、事前に十分な知識と準備を行い、無理な場合は専門業者に依頼することをお勧めします。

DIYに必要なもの

  • ドア本体
  • ドア枠
  • 各種工具(電動ドリル、ドライバー、レベル、のこぎりなど)
  • ネジ、ビス、接着剤など

DIYの注意点

  • 正確な寸法測定:ドア枠と開口部の寸法を正確に測ることが重要です。誤差があると、ドアがうまく取り付けられません。
  • 水平・垂直の確認:ドア枠は水平・垂直に設置する必要があります。レベルを使って正確に確認しましょう。
  • 安全対策:作業中は、安全に配慮し、保護メガネや手袋を着用しましょう。
  • 専門家のアドバイス:不安な点があれば、専門家に相談しましょう。

まとめ:費用と工期を明確にして、理想のドアを実現しよう

ドアがない部屋に鍵付きドアを設置する費用は、ドア本体、枠、工事費を合計した金額になります。安価なドアを選ぶためには、材質、デザイン、サイズ、鍵の種類などを考慮する必要があります。正確な費用を知るためには、複数の業者に見積もりを依頼し、専門家のアドバイスを受けることが重要です。DIYも可能ですが、技術と知識が求められるため、慎重な判断が必要です。予算と工期を明確にした上で、理想のドアを実現しましょう。

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