部屋にクモが出た!種類の見分け方と駆除・予防策|インテリアとの調和も考えて

部屋にクモが出ました。二日連続で部屋にクモが出ました。一日目は5mmくらいのクモで捕まえようとしてもピョンピョン飛び跳ねて糸を上手に使って高いところから降りたりと中々捕まえられませんでした。二日目は2mmくらいの小さいクモ(幼虫?)で見た目は透明に近く、かなり速く走っていました。前者はハエトリグモかなと思っていますが、後者はアシダカグモの幼虫かなと警戒しています。情報が致命的に少ないですが、特徴からどのようなクモが考えられますか?また、アシダカグモの幼虫はこの様に素早く動きますか?ハエトリグモは可愛いですが、アシダカグモの成虫は大きすぎて恐怖でしかありません。なので後者がアシダカグモじゃないとだけでも判れば有難いです。

家に出るクモの種類と特徴

ご自宅に現れたクモについて、ご心配されていることと思います。まず、落ち着いてクモの種類を特定し、適切な対処法を選びましょう。写真がないため断定はできませんが、ご記載の情報から考えられるクモと、その特徴を説明します。

1. 5mm程度のクモ:ハエトリグモの可能性

5mm程度の大きさで、ピョンピョン跳びはね、糸を使って移動するクモは、ハエトリグモの可能性が高いです。ハエトリグモは、他のクモと異なり、網を張らずに狩りをするクモです。視力が良く、素早く動き、小さな昆虫を捕食します。種類も豊富で、体色や模様も様々です。一般的に害はなく、むしろ益虫として害虫を食べてくれるため、駆除する必要はありません。

  • 特徴:小型、跳躍力が高い、網を張らない、視力が良い
  • 行動:活発に動き回り、獲物を追いかける
  • 危険性:ほぼ無害

2. 2mm程度のクモ:アシダカグモの幼虫の可能性、または他の小型クモ

2mm程度の小さなクモで、透明感があり、素早く動くクモは、アシダカグモの幼虫の可能性があります。しかし、他の小型のクモである可能性も十分あります。アシダカグモの幼虫は、成虫ほど大きくありませんが、それでも他の小型クモに比べて比較的大きいです。また、アシダカグモの幼虫は、成虫と同様に素早く動くことが知られています。しかし、透明感があるという点から、他の小型クモの可能性も考えられます。

  • アシダカグモ幼虫の特徴:小型、素早い動き、成虫と同様に茶褐色っぽい体色をしている場合が多い
  • 他の小型クモの特徴:様々な種類があり、体色や模様は様々
  • 危険性:アシダカグモは毒を持ちますが、人間に危害を加えることはほとんどありません。他の小型クモも、ほとんど無害です。

クモの種類の特定方法

クモの種類を特定するには、写真撮影が最も有効です。可能であれば、クモを安全に捕獲し、スマートフォンなどで写真を撮りましょう。その写真を、クモの図鑑やインターネット上のクモ検索サイトなどで検索することで、種類を特定できます。

もし、撮影が難しい場合は、以下の情報をメモしておくと、種類特定に役立ちます。

  • 大きさ(体長):mm単位で正確に測る
  • 体色:黒、茶色、灰色など、具体的な色を記述する
  • 模様:縞模様、斑点など、具体的な模様を記述する
  • 脚の数:クモは8本足です。足の長さや太さなども記述する
  • 生息場所:家の中のどこで見つけたか(部屋、壁、床など)
  • 行動:どのように動いたか(跳ねる、走るなど)

これらの情報を元に、専門家やインターネット上のクモに関するサイトで確認することをお勧めします。

アシダカグモについて

アシダカグモは、ゴキブリなどの害虫を捕食する益虫として知られています。大きさは3~4cmと大きく、見た目は恐ろしいですが、人間を積極的に襲うことはありません。噛まれることは稀ですが、噛まれたとしても、痛みはハチに刺された程度で、通常は数時間で治まります。

アシダカグモの幼虫は、成虫と同様に素早く動きます。しかし、幼虫は小さく、透明感がある場合もあります。

クモの駆除と予防

クモの駆除は、必要に応じて行いましょう。ハエトリグモのように無害なクモは、そのままにしておいても問題ありません。しかし、アシダカグモなど、どうしても気になる場合は、殺虫剤を使用するか、優しく捕獲して屋外に放しましょう。

クモの予防策としては、以下の点が重要です。

  • 掃除:こまめな掃除で、クモの餌となる昆虫を減らす
  • 換気:窓を開けて換気をし、湿気をなくす
  • 隙間を塞ぐ:壁の隙間や窓の隙間などを塞ぎ、クモの侵入を防ぐ
  • 殺虫剤:クモの侵入経路に殺虫剤を散布する
  • 忌避剤:クモが嫌がる香り(柑橘系の香りなど)の忌避剤を使用する

インテリアとの調和

クモの侵入を防ぎ、快適なインテリアを保つためには、部屋の清潔さを保つことが大切です。ブラウン系の落ち着いたインテリアは、クモが隠れにくく、掃除もしやすいのでおすすめです。例えば、ブラウン系の家具やカーテン、ラグなどを活用することで、清潔感を保ちつつ、落ち着いた雰囲気を演出できます。

また、植物を置く場合は、クモが隠れやすい場所にならないよう注意しましょう。定期的なお手入れも忘れずに行いましょう。

まとめ

今回は、家の中に現れたクモについて、その種類の見分け方や駆除・予防策、そしてインテリアとの調和について解説しました。クモの種類を特定することができれば、適切な対処法を選択できます。もし、どうしても不安な場合は、専門家にご相談ください。快適なインテリア空間を保ちながら、クモとの共存も考えていきましょう。

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