部屋ごとのテイスト違いはアリ?玄関とリビングの異なるインテリアスタイルの調和方法

部屋ごとにテイストが違うのって、変でしょうか?できれば、玄関と玄関続きの部屋はプロヴァンス風、その他は北欧風にしたいです。ですが、玄関ホールとリビングで床の色が違ったり(ドアは開けっ放しの事が多いので境目が常に見える)、入った瞬間にテイストの違いが明確な点が気がかりです。よろしくお願いします。

部屋ごとに異なるインテリアテイストは問題ない!個性を活かした空間づくり

結論から言うと、部屋ごとに異なるインテリアテイストを採用することは全く問題ありません!むしろ、それぞれの部屋の用途や雰囲気に合わせてテイストを変えることで、より個性豊かで魅力的な住空間を演出できます。 ご質問にあるように、玄関とリビングでプロヴァンス風と北欧風を組み合わせたいというご希望は、十分に実現可能です。 ポイントは、それぞれのテイストの特徴を理解し、うまく調和させる工夫をすることです。

プロヴァンス風と北欧風の融合:それぞれのテイストの特徴と調和ポイント

まず、それぞれのインテリアスタイルの特徴を把握しましょう。

プロヴァンス風インテリアの特徴

* 自然素材を活かした温かみのある空間:木や石、天然素材の家具やファブリックを使用します。
* 明るい色使い:ベージュ、アイボリー、ラベンダーなどのパステルカラーが中心です。
* アンティーク調の家具や雑貨:風合いのある家具や、素朴な雑貨が特徴です。
* 南フランスの風景をイメージした装飾:ハーブや花柄のモチーフ、レースなどが用いられます。

北欧風インテリアの特徴

* シンプルで機能的なデザイン:無駄を省いたすっきりとしたデザインが特徴です。
* 自然光を活かした明るい空間:白やベージュ、グレーなどの明るいカラーリングが中心です。
* 天然木を使用した家具:シンプルながらも温かみのある木製家具が好まれます。
* 心地よい空間づくり:快適性と機能性を重視したレイアウトが重要です。

プロヴァンス風と北欧風の調和ポイント

一見異なるように見えるプロヴァンス風と北欧風ですが、共通点も多く、うまく組み合わせれば調和のとれた空間を作ることができます。両スタイルとも自然素材を好む点、明るい色調を基調とする点が共通しています。

* 共通の素材を使用する:木製の家具や、麻やリネンのファブリックなどを両方のスタイルで取り入れることで、統一感を演出できます。
* 色調を合わせる:ベージュやアイボリーなどの共通の色をベースに、プロヴァンス風にはラベンダーなどのパステルカラーを、北欧風にはグレーやホワイトをアクセントとして加えることで、自然な繋がりを作ることができます。
* 間接照明を効果的に使う:柔らかな光で両方のスタイルの温かみを強調し、空間を優しく繋げます。

玄関ホールとリビングの床材の色違いへの対策

玄関ホールとリビングの床の色が違う点が気になるということですが、これは工夫次第で解消できます。

* ラグやマットを活用する:玄関ホールとリビングの境目に、共通の色合いのラグやマットを敷くことで、床の色合いの違いを目立たなくすることができます。例えば、ベージュ系のラグは両方のスタイルに馴染みます。
* ドアの色を調整する:ドアの色を、両方のスタイルに合う色(例えば、白やベージュ)に塗装することで、境目の違和感を軽減できます。
* 統一感のあるベースカラーを作る:壁や天井の色を、両方のスタイルに合うベージュやホワイトなどの共通のベースカラーにすることで、床の色違いが目立ちにくくなります。

具体的なレイアウト例

例えば、玄関ホールは、白を基調とした壁に、ラベンダー色のアクセントクロスを一部使用し、アンティーク調のミラーやアイアンの飾り棚を配置することでプロヴァンス風の雰囲気を演出します。床は、ベージュ系のタイルやテラコッタ風タイルを使用します。リビングは、白とグレーを基調とした壁に、木製の家具を配置し、シンプルな北欧風のスタイルにします。床は、明るい色の無垢材のフローリングを使用します。両方の空間に共通して、麻やリネンのカーテンやクッションなどを配置することで、統一感を演出します。

専門家のアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、異なるスタイルを組み合わせることは、個性を際立たせる素晴らしい機会です。重要なのは、それぞれのスタイルの特徴を理解し、共通点を見つけることです。 例えば、プロヴァンス風と北欧風はどちらも自然素材を重視する点で共通しています。この共通点を活かし、素材の質感や色合いの調和を意識することで、自然で洗練された空間を創り出すことができます。 また、空間全体のバランスを保つために、どちらかのスタイルをメインにし、もう一方をアクセントとして取り入れるという手法も有効です。

まとめ:あなただけの個性あふれる空間を

部屋ごとに異なるインテリアテイストを採用することは、決して変ではありません。むしろ、それぞれの部屋の用途や雰囲気に合わせてテイストを変えることで、より個性豊かで魅力的な住空間を演出できます。 今回のプロヴァンス風と北欧風の組み合わせも、工夫次第で美しく調和させることが可能です。 この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの個性あふれる空間を創造してください。

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