部屋ごとに鍵をつけたい!ドア交換は必要?費用と方法を徹底解説

鍵について詳しい方のご回答お願い致します。玄関ではなく、個々の部屋に鍵をつけたいのですが、ドアを全て取り替えなければなりませんか?また費用はどのくらいかかるのでしょうか?現在こちらのドアです。 補足 我が家のドアはうち開きです。

部屋ごとの鍵取り付け:ドア交換は本当に必要?

玄関ドアだけでなく、各部屋に鍵を取り付けたいというご要望、増えていますね。プライバシー保護やセキュリティー強化の観点から、非常に有効な方法です。しかし、そのためには必ずしもドアを全て交換する必要はありません。既存のドアに鍵を取り付けることが可能な場合が多いです。

ご質問にある「うち開きドア」であれば、既存のドアに鍵を取り付けるための加工が比較的容易です。ただし、ドアの材質や構造によっては、専門業者に依頼する必要がある場合もあります。

既存のドアに鍵を取り付ける方法

既存のドアに鍵を取り付ける方法は大きく分けて2種類あります。

  • シリンダー交換:既存のドアノブや錠前部分を取り外し、鍵付きの新しいシリンダーに交換する方法です。比較的安価で、工期も短く済みます。既存のドアの穴を利用できる場合が多いので、ドアへの加工は最小限で済みます。
  • 補助錠の取り付け:既存の鍵に加えて、補助錠を取り付ける方法です。防犯性を高める効果があり、ピッキング対策にもなります。シリンダー交換よりも費用は高くなる場合がありますが、より高いセキュリティを求める方にはおすすめです。

どちらの方法が最適かは、ドアの構造やご希望のセキュリティレベルによって異なります。

費用はどのくらい?内訳と節約ポイント

鍵の取り付けにかかる費用は、以下の要素によって大きく変動します。

  • 鍵の種類:シンプルな鍵から、ディンプルキーや電子錠など、鍵の種類によって価格が大きく異なります。電子錠は高価ですが、利便性やセキュリティ面でメリットが大きいです。
  • 取り付け方法:シリンダー交換のみであれば比較的安価ですが、補助錠の追加やドアへの加工が必要な場合は費用が高くなります。既存のドアノブや錠前が古く、交換が必要な場合も費用に加算されます。
  • 業者への依頼:自分で取り付け作業を行う場合は費用を抑えられますが、専門業者に依頼する場合は、出張費や作業費などが加算されます。技術的な知識や経験がない場合は、業者への依頼が安心です。

費用例

  • シリンダー交換(DIY):5,000円~10,000円程度(鍵代込み)
  • シリンダー交換(業者依頼):10,000円~20,000円程度(出張費、作業費込み)
  • 補助錠取り付け(業者依頼):15,000円~30,000円程度(鍵代、取り付け費、出張費込み)
  • 電子錠取り付け(業者依頼):50,000円~100,000円程度(鍵代、取り付け費、出張費込み)

※上記はあくまで目安です。実際の費用は、ドアの状況や使用する鍵の種類、業者の料金設定によって異なります。

費用を抑えるためのポイント

費用を抑えたい場合は、以下の点に注意しましょう。

  • DIYに挑戦する:ある程度のDIY経験があれば、シリンダー交換は自分で行うことができます。インターネットで手順を調べれば、比較的簡単に交換できます。ただし、不適切な作業を行うとドアを傷める可能性があるため、注意が必要です。
  • 複数の業者に見積もりを取る:複数の業者に見積もりを取り、価格を比較することで、最適な業者を選ぶことができます。見積もりには、作業内容、使用する材料、費用などが明確に記載されていることを確認しましょう。
  • 時期を選ぶ:繁忙期を避けて依頼することで、費用を抑えることができる場合があります。特に年末年始やゴールデンウィークなどは、料金が高くなる傾向があります。

専門家の視点:安全性とデザインの両立

インテリアコーディネーターの視点から見ると、部屋ごとの鍵の取り付けは、単なるセキュリティ対策だけでなく、インテリアデザインにも影響を与えます。

例えば、既存のドアノブや錠前と調和するデザインの鍵を選ぶことで、インテリア全体の統一感を保つことができます。また、電子錠など、スマートなデザインの鍵を選ぶことで、モダンな雰囲気を演出することも可能です。

ただし、安全性とデザインの両立は重要です。安価な鍵は、防犯性能が低い可能性があります。信頼できるメーカーの製品を選び、専門業者に依頼することで、安全でデザイン性の高い鍵を取り付けることができます。

まとめ:安心と快適な住まいを実現するために

部屋ごとに鍵を取り付けることは、プライバシー保護やセキュリティ強化に有効な手段です。必ずしもドアの交換は必要なく、既存のドアに鍵を取り付けることが可能です。費用は鍵の種類や取り付け方法、業者への依頼の有無によって大きく変動しますが、DIYに挑戦したり、複数の業者に見積もりを取ったりすることで、費用を抑えることができます。安全性とデザイン性を両立させ、安心で快適な住まいを実現しましょう。

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